先日、Xで以下のような投稿をしました。
個別株投資をメインとしている方に聞きたい
— スパコンSE@セミリタイアブロガー (@hyoshionnu) 2026年6月29日
個別株投資に資産の何%を投じていますか?
結果は『個別株は資産の25%以下』が最多の39.4%となりました。
きっかけは、
「株式に全力投資(資産のほとんどを投資)してきたおかげで大きな資産を手に入れられたが、インデックスファンドが存在しなくても全力投資できただろうか?」
と疑問に思ったことです。
株式投資はハイリスク・ハイリターン
忘れている方も多いかと思いますが、株式投資はハイリスク・ハイリターンな投資法です。
場合によっては株式の価値が消滅するの可能性すらあるため、特定のイチ銘柄にだけ全財産を集中投資できないのは言わずもがなですが、頑張って20-30銘柄ほどに分散させたところで、大きなリスクを負っていることに変わりはありません。(株式100%インデックスでもリスク大きいですけど)
分散投資しているつもりが『自分の趣味にあった銘柄』ばかりを無意識に集めてしまっていたせいで『一つのアクシデントで全滅』なんていう可能性もあるわけですから、自力で行う分散投資のハードルは低くないと言えるでしょう。
よって、個別株投資に資産の多くの割合を賭けることは難しいのだろうと想像します。
個別株投資の場合は『ある程度の余剰資金』を戦略的に持っておくことを重要視している人も多いかと思いますが、それにしても先のアンケート結果である『資産の25%以下が最多』からは、それ以上の余剰資金を持っているように見えます。
事実、信用取引に手を出せるほどにアグレッシブだった若かりし私でさえ、ある程度の貯金を残していました(追証でゼロになったことはあるけど)
また実際に、仲良くして頂いている個別株投資をしている方の中には、
「手の届く範囲で個別株投資をし、それ以上の金額はインデックスに賭けている」
という人が多いですし、『個別株ばかりに大きの資産を割り当てる行為は難しい』ということが先に紹介したアンケート結果である

からも、確かであろうことが分かりました。
株式100%のインデックス投資の場合においても大きなリスクを負っていることに違いはないものの、それでもタイミング投資を仕掛けない限りは『自分の選択ミスによって資産が消滅するリスク』は極めて小さいです。
また、『市場全体を長期的に見れば株価が上昇していく可能性が高い』ことさえ信じることができれば、下落への耐性を強くすることができ、資産の多くをインデックスにあてやすくなります。
インデックス投資のメリット
インデックス投資の大きなメリットの一つは、
- 投資家の能力に関わらず、時間を必要とせず、低コストで、市場全体のリターンを享受することができる
であると考えています。
そして今回、これに加えて
- 資産の多くを投資にあてやすい(心的な負担が小さい)
ということが改めて分かりました。
極端な話をしてしまうと、
- 素晴らしい投資家が資産の50%を個別株投資に投じ(残りは現金)、年間10%の利回りを出した
- 凡庸な投資家が資産の100%をインデックス投資に投じ、年間5%の利回りだった
の両方のリターン(金額)は等しくなるわけですから『多くのお金を投じる』ことによる影響はとても大きいです。
もちろん、『個別株投資に50%、インデックス投資に50%』としていれば、素晴らしい個別投資家のほうが優れたリターンを手にすることになります。
ただ、凡庸な投資家が『自分の腕に資産の50%がかかっている状況で、残り50%のすべてをインデックスに投じる』ことの心的プレッシャーは大きいと想像しますので、この『個別&インデックスに全力投資』という選択は『投資能力が優れている人間』でなければ選ぶことが難しいでしょう。
反対に、株式の審美眼を持っている方であれば、
- 全貌が見えない市場全体よりも、自力で確認した株式の方が信頼できる
- 異常発生を見抜き、素早く撤退することができる
と、インデックス投資以上に自信を持って投資できるのでしょうが、そこに至るまでの道のりは険しいように思います。
この『インデックス投資の方が資産の多くを投じやすい』を視覚化すると、

といったグラフになり、
- インデックスも個別株も、知識レベルの上昇に応じてリスク資産の割合を増やせる
- インデックス投資の場合は少ない知識でもリスク資産を増やしやすい
- 個別株投資では知識レベルに応じてしかリスク資産を増やすことができない
といった形になるのではないでしょうか。
最後に
ここでは『個別株投資』『インデックス投資』とひとくくりにして論じてきましたが、どちらにも様々あり、例えば『流行のテーマ型インデックスファンド』と『成熟したディフェンシブな個別銘柄』を比べれば、
「どちらにより安心してお金を投じられるか?」
の答えは変わってくるかもしれません。
しかし、オルカンのような『広域に分散したファンド』であれば、多くケースにおいて比較的にリスク資産の割合を増やしやすく、結果として大きなリターンを手に入れやすいと考えます。
というわけで、
「やっぱりインデックスファンドって便利だねぇ…」
と思ったのでした。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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