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人員削減をしてAI投資をする時代

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メタが従業員の10%を解雇し、マーク・ザッカーバーグCEOによる「浮いた資金はAI投資に回す」と書かれた社内メールが話題になっています(メタ、人員削減の理由を率直に説明…浮いた資金はAI投資に回す)

 

『大企業の解雇』はここ数年で注目されており、定番どころだと

  • Microsoft
  • Oracle
  • Google
  • Salesforce
  • Shopify

なんかも人員削減をしていますが、その理由としては

「会社が肥大化しすぎた」

「意思決定を早くするため」

「重複部署の排除のため」

といったことを前面に出していたので、マーク・ザッカーバーグによる「人員削減によって浮いた資金を投資に回す」という発言は、

「分かってはいたけども、ついにきたか~」

との感想を持つ内容でした。

 

もはやAIを使わない人は少数であるかもしれませんが、ダイレクトに『解雇』につながる時代がきたようです。

 

AIの解雇

とはいえ、反対にスターバックスは北米全域の1万1000以上の店舗利用されていたAIによる『自動カウントシステム』を静かに廃止したとの報道もあります(スタバは「AIを解雇」、メタは「社員を解雇」 分かれ始めた経営判断)

 

これは、タブレットのカメラやレーザーで在庫数を管理するシステムで、これによる在庫数の誤認識が多発したために、2026年5月に廃止しました(2025年9月に本格展開したばかり)

現時点では、こういった『現場で物理的な認識を必要とする作業』はAIにとって苦手分野となっているようです。あたり前ではありますが『AIはすべてを代替する』という状況には程遠く、『わりとAIを活用できそうな分野』においても期待外れとなるケースも多いようです。

 

とはいえ、これもあくまでも『現時点で』しかないので、近い将来には改良されていくのはほぼ間違いないでしょう。

スターバックスによる失敗は画像認識レベルの向上で解消されるでしょうし、急ピッチで開発されているフィジカルAI(ロボット x AI)が普及すれば、驚くようなペースで解雇が進んでいってもおかしくありません。

 

よって、まずは一部産業での人員削減が起こり、その後時間をかけて他産業に波及していくのではないかと想像できます。

AIの進化は著しく、私の現役時代には「AIが言っていた」を根拠とする人の言うことは信じないようにしていましたが、「AIが言っているのだから、人間が横から口をはさむべきではない」と言われる時代はそう遠くはないのだろうと想像します。

 

AIに仕事が奪われる

「AIに仕事が奪われる」という言葉を現実味を持って聞くようになったのは2022年にChatGPTが公開されてからですが、『アメリカのテック企業による解雇』はそれが目に見える形として表れてきたモノと言えるでしょう。

 

とはいえ、『テクノロジーに仕事が奪われる』は、いまに始まった話ではなく、

  • 第一次産業革命では機械が広く使われるようになり、職人の大量解雇があった
  • 第二次産業革命でも電気などの技術革新が進み、多くの熟練工が解雇された
  • インターネット革命によって、新聞社や雑誌、TVが衰退していった

などなど、繰り返し起きています。

 

が、これらによって長期的に見てひどく失業率が上昇するようなことはありませんでした。技術革新によって、新たな職も生まれてきたからです。

 

実際に、世界経済フォーラムの報告では、

「今後10年、技術革新によって9200万件の雇用が失われることになるが、1億7000万人の新規雇用が生まれる見込みである」

としています。

 

もちろん、この通りにいく保証はなく、多くの失業者が生まれる世界がやってくるかもしれません。また、一部の富裕層が富を独占する世界がやってくるかもしれません。

反対に、予想よりもAIの進化が遅く、ほとんどの仕事がAIに代替されずに残るかもしません。

 

分かりませんが、

「AIが世界を変えるんじゃあああああ!」

と、AIに全振りするべきタイミングではないでしょうし、反対に

「AIが職を奪うようなことはない!絶対に新しい仕事が生まれる!」

と、過去と同様の方向に行くと盲信するもの危険であると言えるでしょう。

 

とはいえ、時と共にAIが『職を奪える能力』を身に着けていくことは間違いないです。

 

よって、

  • 世界中で大量の解雇が起こる中、解雇規制の厳しい日本が羨ましがられる
  • しかし、非効率な人間が残り続けるがゆえに、日本だけが生産性が上昇しない
  • これまで以上に『安定しているが、じわじわと世界から取り残されていく日本』が明確になっていく

なんて時代を想像してしまいます。

 

そんな時代において、個人レベルとしては

  • 驚くほどに便利なテクノロジー(AI)を活用しつつ
  • AIによる生産性向上の恩恵を受けられる株主でありつつ
  • 世界の変化に対応できるよう自己投資を行いつつ
  • 現在の仕事にも精を出していおく

とバランスを取っておくことが良いんじゃーないかと思います。

 

これは、いつの時代も変わらぬことなんですけどね。

 

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なお、高収入な人材こそAIに代替させたいモチベーションが強いため、低収入な仕事はまだまだ安泰とも言えるかもしれませんね。

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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