この債券の強さを見てくれ。
青色:SBI・iシェアーズ・全世界債券インデックス・ファンド
茶色:eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)

(楽天証券)
これは直近1か月のチャートで、株式(オルカン)がボチボチ下落しているここ1週間ほども債券はしっかりと上昇しておる。
すごいよ債券。
逆相関な債券
債券と言えば、
- 昔は「株式と逆相関にあるからリスクヘッジにいいよ」と言われていたけど、「ここ数年は株式と同じタイミングで下がってるから役立たずじゃん」と言われている資産
というイメージをお持ちの方も多いでしょう。
実際に適当な期間を切り取ってみると、

全世界債券(青色)の方が値動きがマイルドではあるものの、オルカン(青色)と値動きの方向は同期しているように見えます。(為替の影響で似た動きをしやすいのもありますが)
逆相関を期待している(株価下落時に債券が上昇することで、資産減少を小さくする)方にとっては物足りない値動きに見えてしまいます。
しかし、2025年4月ごろにあったオルカンが20%ほど下落した際にも全世界債券は7%ほどの下落しかしておらず、

- 株式と同期した値動きをしていても債券の魅力は大いにある
ということを強く感じます。
そのうえで、今回の下落時においては『株式と逆相関』という値動きとなりました。
ウハハハ。
標準的選択肢としての債券
オルカンの認知度が上がり、実際にこれまで投資してこなかった多くの人がオルカンに賭けていると思いますが、債券投資を検討・実践している人は少ないでしょう。
かくいう私も「安定した労働収入がある方であればオルカン一本で問題ない」と考えています。
しかし、リスク許容度は人それぞれであり、過去に何度も起きている『株式の50%超の暴落』を耐えられる絶対的な自信がない人にとって債券を有効な資産となるでしょうし、
投資大国と言われることもあるアメリカでは『株式60%、債券40%』が伝統的ポートフォリオと言われていますし、
4%ルールの元となったトリニティスタディでも
- 『株式75%、債券25%』であれば、毎年4%ずつ取り崩しても98%の確率で30年間資産を維持できる(株式100%だと5%の確率で破綻する)
と、債券の有用性を語っています。

もちろん、長期的に見たときに債券のリターンはとても小さいです。
2018年(オルカン登場時)の全世界債券(青色)とオルカン(青色)を比較すると以下のようになりますし、

先に紹介したオルカンが20%下落した期間を含む短期間(1年3か月)においても、以下のような状況にありました。

よって、投資対象として魅力的に見えないのも当然です。
特に、市場が絶好調であったここ数年を経験したばかりの私達からしたらなおのことでしょう。
スポンサーリンク
心強い債券
しかし、少なくともここ1か月の債券は力強い推移を見せていますし、資産の15%ほどを債券に投資している私は、債券のことをとても心強く感じています。
どう心強いのかを言語化することが難しいので、単に繰り返すことで強調しますが、すごく心強いです。
リスク低減には「オルカン➕現金」という定番のポートフォリオもありますが、私のように「現金は機会損失感が強いからヤダ!でも株式だけの高リスクもヤダ!」と強欲な方には、債券はとてもお勧めできます。
そんなわけで、まったく注目されていない債券に少しでも光が当たったらいいなと思いながら、記事を書かせてもらいました。
株式がほとんど下落していない現在においてすら「この先は大丈夫だろうか…?」といった不安を感じている方は、債券の組み入れを検討してみてもいいかもしれませんよ。
とても心強いですから。
なお、ここでは全世界債券を取り上げましたが、『変動金利型の個人向け国債』なんていう『定期預金代わりに使える国債』とも言える商品もありますから、興味がある方は調べてみてくださいませ。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
------
「いいね!」の代わりに下のバナークリックで応援していただけたら嬉しいです!
ツイッターでは記事の公開を通知したり、投資に関係するニュースを取り上げたりしています。よろしければフォローをお願いします!

