Morningstarから『何も安くないときにどこに投資すべきか(Where to Invest When Nothing Looks Cheap)』という記事が出ておりました。
『何も安くない』という、とても恐ろしいタイトルですこと…。
これは、
- アメリカ株式はすでに高値となっている
- ハイリスクな債券も価格上昇が著しい
- ゴールドや暗号資産もかなり値上がりしてきた
などを根拠に、「何も安くない」と言っているわけです。
この記事に限らず、近ごろでは著名な投資家・経営者だけでも
- OpenAIのサム・アルトマン「AI投資はバブルにある」(The Verge)
- ジェレミー・グランサム「米国株はスーパーバブル」(SeekingAlpha)
- ハワード・マークス「米国株式はバブルの初期段階にある」(Business Insider)
- バークシャーは11四半期連続で株式を売り越し(Business Insider)
といった、「そろそろ暴落か…?」と思いたくなるような発言・行動が目立ちます。
他にも、『まだ上昇する余地のある銘柄・セクター』といった記事を多く見るようになってきたことを実感しています。
これは、裏返すと『上昇する余地のある銘柄が減ってきている』と言っていることになります。
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とはいえ、Morningstarは『何も安くないときにどこに投資すべきか(Where to Invest When Nothing Looks Cheap)』なんていう記事を出しながらも、アメリカ市場は『ほぼ適正価格』と判断していますw

そのうえで、
- バリュー銘柄
- 国債銘柄
- 小型銘柄
- 高利回り債券
には、まだ『うま味』があるとしています。
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昨今では、株式も、債券も、ゴールドも、暗号資産も値上がりを続けており、これはいわゆる『金あまり』の状況にあるように見え、この傾向が継続すると大きなバブルとなるかもしれません。
ただ、高値になってきたからといって暴落が待ち構えているとはいえず、さらなる上昇をするケースも珍しくありませんし、株価がゆるやかに推移しているうちに経済成長が追い付くことになるかもしれません。
また、利下げによってさらなるバブルが到来し、株価がもっと上がっていくかもしれません。
そうなれば、現時点での『投資資産の売却(現金化)』は不正解ということになります。
よって、『バブルである』だとか『市場が不調である』といった言葉は無視して、
- 常に、自分のリスク許容度にあったポートフォリオを保つべし
と言えるでしょう。
色々な意見が散見される今日この頃ですが、
- ○○なタイトルの記事が出てきたから天井。
- 著名投資家が「バブルだ」と発言しだしたら天井。
なんて簡単に判断できるのだったら、誰も苦労しません。
投資で大きなリターンを手にするためには、他の投資家よりも早い一手を打つ必要があります。
そのために、先を読み、先の先を読み、先の先の先を読み合っているわけなので、
- 分かりやすい『暴落のしるし』が世間に出回ることはない
と考えておいた方がいいでしょう。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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