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近ごろ、アメリカ株式への弱気な発言がチラホラ聞こえるようになってきたのですけど、
「そんなことなさそうだよ~」
みたいな話をしようかと。
(なお、参考にしたのはBRAVOSの記事などです。)
むちゃくちゃ高い企業の利益率
まず、アメリカ株式への弱気な発言の根拠となっているものの一つが『トランプ関税』です。
トランプ関税が課せられるのはアメリカ企業に対してであり、この課税に対して
- 商品の価格をあげて、消費者の負担を増やす
- 商品の価格をあげずに、アメリカ企業が負担する
のどちらか(または両方)で対応することになり、どちらをとってもアメリカ企業にとってはダメージがあります。
現状、Consumer Confidence Survey(消費者信頼感調査)は1950年以来で最低水準ですし、消費者ローンの延滞率も上昇してきています。

(Why Tariffs Won't Trigger an Immediate Recession)
よって、『商品の価格をあげて、消費者の負担を増やす』はかなり厳しい選択であると言えるでしょう。
しかし、現在のアメリカ企業の利益率は過去最高水準にあります。

(Why Tariffs Won't Trigger an Immediate Recession)
よって、『商品の価格をあげずに、アメリカ企業が負担する』を選択したことで利益率を大きく下げることになったとて、『過去に比べて比較的に高い利益率』をキープできると期待できます。
まだまだ高い有効求人倍率
また、「今後、失業率が高くなっていく」と広く考えられていますが、現時点では焦るような状況にありません。
下のグラフは『Job Openings per Unemployed Level』で、日本でいう『有効求人倍率』に近しいものです。

(「ほとんどの期間で1.0を下回ってるけど本当かいな?」と思って、調べてみたら本当でした)
コロナ禍からの回復期に2倍にまで上昇してから,現在に向けて急降下を続けていますが、いまだ1倍を超える数値となっています。
これをリセッションと重ねると以下グラフのようになり、
- 有効求人倍率が1を下回ったのちに、リセッション入りしている
ことが分かります。

大方の予想通り、この先も失業率が上昇していくことになるかもしれませんが、それでもしばらく(BRAVOSでは半年)は猶予があるように見えます。
続く利益率の上方修正
また、トランプ関税の発表後に下方修正されてきていたアメリカ企業の利益予想が、ここ数週間で大幅に上方修正されてています。
これら状況から、BRAVOSは
「2025年12月までにS&P500は7000ポイントに達する可能性がある」
と予想しています。

(V-Shaped Recovery Points to 7000 Target)
まとめ
といった感じで、「まだまだアメリカは強いぞ!」みたいな記事をお送りさせてもらいました。
もちろん、これを書いた目的は「アメリカ株式一択でOK!」と言うためではなく、
「世の中の意見は極端な方向に振れがちであるから、みずから進んで逆の意見を調べにいこうぜ!」
と言うためです。
これは投資に限らず選挙に関しても同じことで、『流れてくる情報』だけを頼りにしていると誤った・偏った結論を導くことになりかねません。
よって、「答えは○○である!!」と自信を持って言えるようになった時こそ、○○を否定する情報を集め、その確からしさを考えるようにしなければなりませんね。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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