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投資信託あるある【投資信託で失敗する方法4選】

最終更新日:2020/10/16

 

今では『わりと安全』というイメージが広がりつつある投資信託も、適当に買っていたら大きく損をする危険があります。

 

今では偉そうにブログを書いている筆者(ひょしおんぬ)も、投資で色々な失敗をしてきました。

この記事では投資信託の失敗あるある!これだけは避けたい7つのポイントという記事も参考にしながら、『投資信託での失敗あるある』を確認し、投資で成功するためのヒントを学んでいきたいと思います。

 

この記事では、以下4点をピックアップして考察していきたいと思います。


ランキング、おすすめを購入

分かる。分かるよ。

 

投資初心者にありがちですが

「どの投資信託がいいのか分からないから、人気ランキング上位のものを選ぼう」

というのは実は危険です。

 

以下記事にも書いた通り、ネット証券のランキングを見ると『高リスクな投資信託』もランキング上位に入っています。

(数年前と比べると少なくなってきましたが)

参考記事:買付金額ランキング3位、5位の『日本株4.3倍ブル&3.8倍ベア』についての考察

 

というのも、投資でリターンを上げる為の鉄則は、

  • 安い時に買って、高くなったら売る

わけですが、人気の集中している商品とは『多くの人が買っている商品』=『高値になっている商品』というわけなので、人気になってから買っていては遅いケースが多いです。

 

とはいえ、これは『テーマ型投資信託(後述)』に代表される、『集中的投資している投資信託』に限った話で、

  • 全世界分散株式
  • 全米株式
  • 先進国株式

など、広域に分散投資している投資信託に関しては、『人気があっても問題ない』と言えます。

 

が、テーマ型投資信託に魅力があるのも確かで、手を出したくなるの気持ちも分かります。

 

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今が旬のテーマ型投資信託を購入

テーマ型の投資信託とは、特定の分野に集中して投資するファンドのことです。

例えば、

  • 5G銘柄に投資するファンド
  • AI銘柄に投資するファンド
  • 再生可能エネルギー銘柄に投資するファンド

といった『これから盛り上がりそうなテーマ』を対象とした投資信託があります。

 

「今後5GやAIは”必ず”発展していくので、今のうちに投資するべきです!」と言われると、「確かにそうか」となりやすいので、証券会社にとって非常に売りやすい商品です。

 

しかし、これら『テーマ型投資信託』は『人気が出た後に販売されるもの』であることが多く、前述した通り『人気がある商品は既に高値』となっていると考えられます。

よって『テーマ型投資信託』を購入したタイミングがピークだった、という事態となりやすく、失敗する危険性が高いです。 

 

さらに、既に高値となっている可能性の高い『人気がある商品』には、『過去に良いパフォーマンスを上げていたファンド』も入ります。

 

過去のパフォーマンスが良いというだけで購入する

過去のパフォーマンスが良いというだけで購入する

これも良く分かる…。

 

筆者(ひょしおんぬ)も初心者のころは、『(個別株、投資信託に限らず)過去のパフォーマンスを見て投資先を選ぶ』というスタイルになりかけたことがあります。

「今まで優秀な成績をとってきたのだから、今後にも期待できるだろう」という考えによるものです。

 

しかし、この考えは非常に危険です。

 

『敗者のゲーム』の著者チャールズ・エリスの分析によると

  • 過去の成績と、未来の成績に相関性はない

と結論付けており、

  • 過去の成績を投資先の判断として使うべきではない

としています。

 

「それでも優秀な人達が運用しているファンドなら大丈夫だろ!」

と、思うかもしれませんが、『ノーベル経済学賞を受賞した人たちが運用するファンド』で『一時期は大きなリターンを上げていたファンド』ですら、破綻することがある(実際にあった)、と覚えておきましょう。

参考記事:投資はノーベル経済学賞受賞者でも失敗(破綻)する

 

レバレッジ型投信を長期保有している

 最後に、意外と(勘違いのまま)保有している人の多い『レバレッジ型投信を長期保有している』です。

 

株価は長期的には右肩上がりの推移を続けていくと予想されるため、

「じゃー、2倍のレバレッジかけた投資信託に投資すれば、2倍資産が増えるってことか」

と考えがちですが、実際はそうではありません。

 

以下記事でも考察した通り、

  • レバレッジファンドは、保有期間が長引けばリターンが悪くなりやすい性質のもの

です。

参考記事:買付金額ランキング3位、5位の『日本株4.3倍ブル&3.8倍ベア』についての考察

 

具体的には、楽天・日本株4.3倍ブルの目論見書では、

レバレッジファンドのわな

と説明しており、レバレッジファンドへの投資の難しさがよく分かります。

 

よって、

  • レバレッジファンドは上昇が続く相場”のみ”で有効

であり、『上昇が続く相場』は長期に渡って続くものではないため

  • レバレッジファンドは長期投資する為のものではない

と言えるわけです。

 

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まとめ:『多くの人が失敗する方法』を学ぶことで損失を回避しよう

ここまで記事にさせてもらった通り、

  • ランキング、おすすめを購入
  • 今が旬のテーマ型投資信託を購入 
  • 過去のパフォーマンスが良いというだけで購入する
  • レバレッジ型投信を長期保有している

 が、投資信託への投資で失敗する定番といえます。

 

筆者(ひょしおんぬ)も投資信託について、しっかりと勉強する前にはこれら失敗をしかけたことがあります。

『投資で成功する方法』を学ぶことは容易ではない(再現性がないケースが多い)ため、こういった『投資の失敗談』を学んでおくことで、自分のリターンを向上することに役立ちます。

 

というわけで、筆者(ひょしおんぬ)の失敗談も参考にしてもらえれば幸いです。

【失敗談まとめ】株式投資の初心者に伝えたいこと【同じ過ちを犯すな】

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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