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インデックスファンドの生みの親、ジョン・ボーグルとインデックスファンドの功績、について考察

最終更新日:2020/12/9

 

 モトリー・フールに

インデックスファンドの生みの親、ジョン・ボーグルとインデックスファンドの功績

という素晴らしい記事があったので紹介させてもらいます。

 

ジョン・ボーグル氏は、

  • VTI(全米株式インデックス)
  • VT(全世界株式インデックス)

といったETFが(日本の投資家目線では)有名なヴァンガード社を立ち上げた人物です。

 

いま気軽にインデックスファンドへの投資ができているのは、ジョン・ボーグル氏の貢献によるものが大きいと言え、筆者(ひょしおんぬ)のようなインデックス投資家からすると、拝みたくなるような存在です。

(残念ながら2019年に亡くなってしまいましたが…)

 

ジョン・ボーグル氏がインデックスファンドを立ち上げたのは1976年で、当時は

「市場平均を超えるのがプロ投資家の仕事なのに、市場平均と狙うだなんてバカげている」

と批判され、大変苦労したそうです。

 

しかし、ジョン・ボーグル氏は自らの哲学を信じ、インデックスファンドが広く普及するよう努めました。

 

本日は2020年最後の楽天スーパーセール中ですが、5の倍数の日ではないのでポイントバック率が悪いです。

買い物するとしても、本日は買い物かごに入れるまでにとどめておき、12月10日に購入するようにしましょう。

 

ジョン・ボーグル氏の哲学

ジョン・ボーグル氏の哲学

 紹介元の記事では、

ボーグルは、「普通の平均的な投資家が、長期にわたって市場平均を上回る成績を残すことは非常に難しい、もしくは不可能である」と考えており、そうした平均的な投資家が市場平均に近い投資成果を得られる手段が必要であるとの信念を持っていました。

シンプルかつ低コストのインデックスファンドは、彼の理想には最適でした。

そこで、徹底的にファンドにかかる経費を削減し、ノー・ロード(販売手数料なし)で、銘柄の売買コストを抑制することで、信念を実践していったのでした。

 と、ジョン・ボーグル氏の考えを紹介しています。

 

実際に、ヴァンガード社の以下ETFは、

  • VTI:経費率 年0.04%
  • VT :経費率 年0.08%

と、「本当にそれだけでいいんですか?」と言いたくなるほど、低い経費率を誇っています。

 

ジョン・ボーグル氏が個人投資家にとって、いかに『ありがたい存在』か よく分かりますね。

 

数年前まで日本では「投資信託は手数料が高い」というイメージを持たれていました(というか実際に高い)が、昨今ではノーロードや、低い信託報酬は当たり前となりつつあります。

 

そうなったのには、(2017年頃から金融庁による「顧客本位で運用しろ!」という提言活動の影響おおきいですが)ジョン・ボーグル氏の哲学が世に広がっていったことも一因としてあるのは間違いないです。

 

また、インデックスファンドは『コストの低減』だけでなく、『容易に投資ができる環境づくり』にも大いに貢献しました。

 

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インデックスファンドの功績

紹介している記事では、

市場参加者の増加もあり、市場の歪みがあったとしても、すぐにその歪みは修正されてしまうなど、市場平均を出し抜くことが更に困難になった上に、市場全体の上昇が大きかったことなどもあり、無理せず、市場平均であるインデックスファンドで十分という考え方が広がったものと思われます。

このインデックスファンドは、投資に対するハードルを大きく下げ、投資の民主化に大きく貢献したことは間違いないかと思います。

と、ジョン・ボーグル氏が生み出したインデックスファンドの功績を評価しています。

 

ここで言う『市場のゆがみが修正される』とは、

  • 極端に株価の高い(or 低い)銘柄があったとしても、適切な株価に戻る

と言う意味で、

  • 市場のお金のほとんどをプロ投資家が動かすようになった
  • 株価を左右する情報が公平に広がるようになった

といった時代的変化によって、『全ての銘柄は適切な株価となっている』という『効率的市場仮説』のことを指しています。

 

これによって『割安な銘柄を探して投資する』という旧来の勝ち方が通用しづらくなり、結果として「インデックス投資で十分だな」という考えが広がりました。

 

そして、インデックス投資が一般的になったことで、

  • 投資先を選ぶことに自信のない投資家
  • 投資によるリスクを極力へらしたい投資家

を株式市場へ呼び込むことに成功したわけです。

 

筆者(ひょしおんぬ)も2000万円を超える資産を投資信託で運用しているわけですが、これは『インデックス投資』を選んでいるからこそ、実現できていると考えています。

 

というのも、筆者(ひょしおんぬ)は『投資先を選ぶ能力』が秀でているとは思っていにため、『2000万円を自分で選んだ銘柄に投資する』という行為は、ギャンブルに等しく、恐ろしすぎてとてもできないからです。

 

しかし、いまではは気軽に、インデックスファンドを通じて全世界の株式へ投資することが可能となっており、『どの企業が成長するかは分からないが、世界経済は成長し続けるだろう』と信じている筆者(ひょしおんぬ)は、恐れることなく投資ができています。

 

まさに、ジョン・ボーグルさまさまです。

 

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まとめ:ジョン・ボーグル氏、ありがとう!

ここまで記事にさせてもらった通り、『ジョン・ボーグル氏のおかげで昨今のインデックス投資家たちがいる』といっても過言ではないほど、ジョン・ボーグル氏の功績はすばらしいものです。

 

彼がいなければ、筆者(ひょしおんぬ)のセミリタイア計画がもっと厳しいものとなっていたのは確実です。

 

しかし、広がりつつあるインデックス投資ですが、まだまだ多くの人は存在すら知らないというのが実状です。

 

このブログを通じて、少しでも多くの人に『インデックス投資のすばらしさ』を伝えていければな、と思うしだいです。

 

以下は、ジョン・ボーグル氏の著書です。よければご参照ください。

参考記事:「インデックス投資は勝者のゲーム」から学ぶ個人投資家の道

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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