最終更新日:2020/9/24
筆者(ひょしおんぬ)が全世界株式・先進国株式への投資をメインとしている理由を語っていきます。
このブログを通じて、最近では
- アメリカのハイテク銘柄がかなりの高パフォーマンス
- 実は中国もアメリカに迫るほどの高成長
- 仮想通貨の時代は遠くない
などなど 、集中投資をしたくなるような情報を発信していますが、それらに投資するようなことはよっぽどありません。
というわけで、その理由を詳しく解説していきます。
<目次>
全世界株式への投資をメインとしている理由
繰り返しますが、ひょしおんぬは
- 全世界の株式へ分散投資している投資信託
- 先進国の株式へ分散投資している投資信託
への投資を中心に行っています。
しかし、実際の感情では、
- 最近不調なアメリカ高配当株へ投資したいなぁ…
- 最近好調なアメリカハイテク株もいい
- 絶好調ながらも、あまり好調が報道されていない中国株も良いな
- 近いうちに時代がくるであろう仮想通貨への投資もしたい
などなど、『集中投資したい欲』がうずまいているのが本音です。
(詳しくは上記リンク先の記事からご参照ください)
が、しません。
その理由は、
- 予想が当たると保証はないから
- 予想できたとしても儲かるとは限らないから
の2点が主な理由です。
予想が当たる保証はない
このブログでの考察は、過去情報を集めて、数字をいじくって、比較して、分析しているケースが多いです。
著名人のコメントなども参考にしている場合もありますが、そのコメントの真逆の発言をしている著名人がいたりと、あまり当てにはしていません(というか、出来ません)
つまり、過去の実績と傾向から予想をしていくスタイルなわけですが、それが当たり保証は一切ありません。
基本的には経済学も同じような考え方で、
- ○○が起きた時に、○○な対策を実施したら、景気が良くなった
- ○○が起きた時に、何もしなかったら、インフレが加速した
などなど、過去の『施策と結果』を参考に、
「きっと○○をしたら、○○になるんじゃない!?やっちゃう!?」
というスタイルです。
実際にリーマンショックの際にも、
「リーマンブラザーズが倒産しそうなのはみんな知ってるから、別に助けなくっても大した影響ないんじゃない?」
と、(当時の)FRBのバーナンキ議長たちによる考えは完全なる間違いでしたし、
『ノーベル経済学賞の受賞者が高度な金融工学を使って運用するファンド』でさえも、1998年にあったロシアの債務不履行を読むことができず、破綻しています。
つまり、
- FRB長官やノーベル経済学賞の受賞者ですら、将来を予想するのは簡単ではない
とういうことになります。
よって、『将来を予想した集中投資』ではなく、『何が起きても対応できる分散投資』を選んでいるわけです。
そして、さらに重要なのが『将来を予想できたとしても、儲かるとは限らない』という問題が待ち構えています。
将来を正確に予想できたとしても儲かるとは限らない
将来の予想は世界中にいる投資家達がしています。
情報が一瞬で世界中に公開される今では、みなが同じ情報を使って将来を予想しています。
つまり、公開されている情報を元に「これからはアメリカ株への投資が正解かも」との『正しい予想』を出せたとすると、すでに世界中の投資家が『アメリカへ投資しよう』と考えているわけです。
ということは『アメリカ株はすでに割高になっている』可能性が高く、投資をしてもリターンが得られないどころか、バブルに巻き込まれる危険性すらあります。
よって、投資で高いリターンを得るためには『世界中の投資家を出し抜いた投資』をする必要があるわけですが、株式市場の90%以上のお金はプロ投資家が動かしていると言われており、個人投資家がプロ投資家を出し抜くのには、かなりの労力が必要です。
さらに、そのライバルである『プロ投資家』は高い報酬が得られるため、世界中から優秀な頭脳をもった人々が集まっているわけです。
というわけで、筆者(ひょしおんぬ)は『プロ投資家を出し抜く』ことを諦め、『プロ投資家達の平均リターン』を得られるインデックス投資で、全世界に分散投資する道を選んだわけです。
まとめ:プロ投資家以上の能力がない人には全世界株式がお勧め
ここまで記事にさせてもらった通り、
- 予想が当たると保証はないから
- 予想できたとしても儲かるとは限らないから
の2点から、筆者(ひょしおんぬ)は全世界株式への分散投資を続けています。
言い方を変えると『”自分の能力”も”他人の予想”も信じていないから』とも言えます。
ただし、一つだけ信じていることがあります。
それが、『世界経済は発展し続ける』ということです。
ただし、これについても(根拠はあれど)保証されるものではないため、ある意味で『宗教的』に信じているだけなのかもしれません。
しかし、株式への投資(株主になること)は、
- 企業のオーナーになり、上げた利益を受けとる権利を持つ
ことに変わりはないので、世界経済の先行きに関係なく株式投資を続けていくだけです。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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