「格差をなくさねば!」
って言葉、あたり前のように感じるんですけども、
「格差が広がったところで、貧困層であっても豊かに暮らせるようになったならいいんじゃない?」
と思ったのでツラツラと。
なんでそんなことを書きだしたのかといいますと、
- ほとんどお金を払わずに、暇な時間を楽しんでいることに気付いた
からです。
また、私に限らず、多くの人が無料コンテンツ(や少額課金)を満喫しているはずです。
そのコンテンツは、
- Youtube
- Netflix
- Prime Video
などで、いまでは『これらを楽しんでいない人』が少数になっているのではないでしょうか。
これら安価なコンテンツが生まれたことは、人類にとってとてつもないメリットをもたらしていると思います。(使い方によっては時間を奪われるだけにもなりますが)
というわけで、これらコンテンツを生んでくれた人たちに大感謝です!!
が!!
これらコンテンツの生みの親たちは、驚くような高報酬を得て、大資産家となり、超格差社会アメリカでの格差の象徴となりました。
そして、彼らは「格差をなくせ!」という声によって批判されています。
しかし、私は思うのです。
確かにハイテク企業の台頭によって、格差は広がってきたのかもしれないけど、ハイテク企業の台頭によって、お金がなくても楽しく暮らせるようになったんだから、別にいいんじゃない?
と。
よくよく考えると、
- 格差によって、富裕層以外の人の暮らしが貧しくなる
のであれば、大問題ですが、
- 格差が生まれても、富裕層以外の人の暮らしも豊かになる
- 格差が生まれても、貧困層の数が減っている
のであれば問題はなく、むしろ『社会が大きく改善している』と言えるでしょう。
つまり、問題は『格差』そのものにあるわけではなく、『富裕層以外の人の生活の質』や『貧困層の数が減っているか?』にあると言えます。
そして、最近のハイテク企業の台頭によって格差が生まれていますが、社会は改善しているのではないかと私は思います。
実際に、世界の貧困層の人(1日の生活費が1.9ドル以下)の割合は、
と、激減し続けています。
しかし、「豊かに暮らせるようになったか」とは関係なく、
- 単純に「格差がイヤだ」という人がいる
というのも事実です
これは、「○○は贅沢しているのに、俺は貧乏だ!」といった他人と比較する考え方によるもので、誰でもそんなことを考えたことがあるでしょう。
冷静に考えれば、
「格差が広がったところで、自分の人生が豊かになるなら別にいいわ~。」
と言えそうですが、心情的には、
「周りの人よりも収入が少ないのはイヤだ!」
となってしまうのが人間です。
この、いわゆる『嫉妬』のような感情があるせいで「格差はいかん!」という意見が広がっているのかもしれません。
「嫉妬ってよくないよね~」という考えは多くの人に通じる考え方かと思いますが、それでも嫉妬してしまう人が大半です(もちろん私も)
ここで大切なのが、著書『幸せとお金の経済学 平均以上でも落ちる人、平均以下でも生き残る人』の紹介記事でも書いた、社会的な地位に影響しない『非地位財』に重きをおくことなんでしょうね。
というわけで、
- 他人と比較するのではなく、過去の自分と比較して幸せを感じよう
- そのうえで、『幸せかどうか』を、『収入の大小』ではなく『生活の質』で測ろう
と思うのでありました。
「格差は広がっているけども、貧しかった人々が豊かにくらせるようになったからいいじゃない」
「格差とかどうでもいいわ~」
と言える世の中になって欲しいものです。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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