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お金持ちになれる習慣を身に付けるには…

最終更新日:2020/11/27

 

あなたは、

  • 毎日400円のコーヒーを買う
  • 年に2回ほど贅沢な旅行に行く

のどちらを選択しますか?

 

最近、あるネット記事に、

ときどき上質な体験をすることで、「こういった日常を送れる自分になりたい!」という欲求がモチベーションになる。

 といった言葉を見て、筆者(ひょしおんぬ)の考えとは全く相いれないものの、

「確かに、それがモチベーションになることもありうるのか…」

と、少々考えさせられました。

 

というわけで、本記事では『「貧乏サラリーマン」から脱出する!お金持ちになれる習慣を続けるには…』について、紹介&考察していきたいと思います。

(紹介のつもりが、ほとんどが筆者(ひょしおんぬ)の考えを書いた記事になりましたが…)

 

※11/27 9:00から、Amazonのブラックフライデー&サイバーマンデーが開始です!

余計なものを買わないよう注意しながら、お得に買い物しましょう。

 

<目次>

 

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貧乏サラリーマンを脱出する! 「やる気」維持方法とは

紹介記事では、やる気を維持する方法として、

  1. 本を読むこと
  2. 同じ目標を持った仲間を作ること
  3. ときどき上質な体験をすること

の3つについて解説しています。

 

1,2については、多くの人もそう思っているでしょうし、特に反論もない(こともないけど…)のでスルーして、3つ目の『ときどき上質な体験をすること』

 

について取り上げたいと思います。

 

紹介記事では、

たとえば一流ホテルに泊まる、高級ラウンジでお茶をする、ラグジュアリーな旅行をしてみる。

すると、日常的にこういう経験ができる自分になりたいという欲求が呼び起され、それが努力へのモチベーションになります。

と解説しています。

 

これはまさに、「周りよりも良い生活をしたい。優位でいたい。」という欲求を満たすためのモチベーションです。

 

以下記事でもまとめさせてもらった通り、「周りよりも優位でいたい!」という欲求は、石器時代から続く『人間の本能』であるため、強いモチベーションを引き出せることは間違いないでしょう。

(『比較的優位』が子孫を残すための条件であったため)

参考記事:【要約】幸せとお金の経済学

 

実際に、こういった要求を糧にしているからこそ、本気で仕事に取り組めている人も多くいるでしょう。

 

しかし、こういった欲求には際限がないので注意が必要です。

 

『贅沢したい』をモチベーションにすることの罠

『贅沢したい』をモチベーションにすることの罠

例えば、『年収400万円』だったとすると、『高級ラウンジで1杯2000円のお茶をする』といった行為では、(無理な出費とはなるものの)自分の周りにいる『年収400万円の人々』よりも優位に立つことができ、満足感が得られるでしょう。

 

しかし、努力して『年収1000万円』になった後には、『高級ラウンジで1杯2000円のお茶をする』といった行為は、自分の周りにいる『年収1000万円の人々』にとっては『当たり前の行為』であるため、優位に立つことは出来なくなります。

よって、優位に立つためには『超高級ラウンジで1杯1万円のお茶をする』に、グレードアップする必要があります。

 

つまり『比較的有利を手に入れるために年収をアップさせた』のにも関わらず、『比較的有利は手に入らない』ということになり、『比較的有利』を手に入れるためには『常に無理した出費が必要』ということになります。

 

まさに『終わりなき戦い』と言えそうです。

 

中には、この『終わりなき戦いを続ける続けることが幸せ』という人もいるかもしれませんが、そうでない人の場合は『贅沢したい』という欲求をモチベーションにしない方が幸せかもしれません。

 

ただし、『贅沢を知る』ということがお金持ちになれる役に立つ場合もあります。

 

贅沢を知ることでお金の価値を知る

30歳でセミリタイアを達成した三菱サラリーマンこと穂高唯希氏は、著書『本気でFIREを目指す人の為の資産形成入門』で以下のように述べています。

自身にとってストレスフリーな支出水準を測るには、高消費生活と節約生活の両方を体験した上で、心地よい塩梅を探る形がおすすめです。

高給な住宅、レストラン、ブランド物も、「こんな感じか」と一度経験することで、過度なあこがれを頂かなくなると思います。

自分の価値観に沿って支出を最適化すれば自然と続きますが、無理してストレスになるような節約は本末転倒です。

 

結局は、

  • (自分にとっての)物の価値をしっかりと理解し、必要な箇所に適切な出費をしよう

ということですね。

 

筆者(ひょしおんぬ)も、社会人なりたての頃は、収入増に合わせて無駄にブランド物を買っていたりしましたが、ふと「このブランド物にそれだけの価値はあるのか?」「これを買わずに投資すれば、将来の大金になるぞ」と気付きました。

 

また、ディズニーにかけている費用は、人によっては『無駄使い』と思われるような金額になっていますが、それが趣味の筆者(ひょしおんぬ)にとっては『人生を充実させるうえで必要な出費』だと考えています。

 

ここら辺をしっかり見定めることが、お金持ちになる為に必要な要素だと考えています。

 

そこを見定める上で大切となってくるのが『長期間でかかる費用を考えること』です。

 

1回○○円でなく年間○○円で考える

多くの人が「なんとなく」で支払い続けているラテマネーは、『1回、1日当たり』で考えると大したことはありませんが、長期目線で見るとかなりの額となります。

 

具体的には、『平日は毎日お店で400円のコーヒーを飲んでいる』ケースで考えると、

  • 1日      400円
  • 月間  8,000円(20日×400円)
  • 年間97,600円(244日×400円)

の費用がかかっていることになります。

これを、『家で淹れたコーヒーを持っていく(1杯20円)』に置きかえれば、

  • 月間   400円(20日×20円)
  • 年間4,880円(244日×20円)

となり、『年間9万円以上の節約』に成功できます。

9万円あれば、そこそこ贅沢な旅行に2回は行けそうです。

 

つまり、この場合

  • 案A:毎日ショップで400円のコーヒーを買う
  • 案B:自前コーヒーにして、年間2回の贅沢な旅行に行く

のどちらか取るか、で考えるわけです。

(旅行は一例です。自分の趣味に置き換えてください)

 

こういった考えを普段からするようになれば、無理なくムダな出費をカットできるでしょう。

 

なお、セミリタイアを目指している筆者(ひょしおんぬ)は、

「ここで○○を買うと、セミリタイアの達成日が○○日遅くなる(労働日数が○○日増える)ぞ」

がお金の価値観のベースです。

 

結構強烈な節約効果がありますw

 

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まとめ:お金の価値を知れば自然と必要なお金が貯まる

ここまで記事にさせてもらった通り、お金の価値を知れば『貯蓄しよう!』と思わなくても、自然と『適切なお金使い』が身に付き、結果として節約に成功することが分かります。

 

「贅沢な生活を目指す!」というモチベーションを使い、収入をアップさせるのも人によっては良い選択と言えそうですが、『一生戦い続ける覚悟』が必要となります。

 

『ゆとりを持った人生』を歩みたいのであれば、他人との比較をするのではなく、自分の価値観をしっかりと持って、その価値観にあったお金を使い方を身に付ける必要がありそうです。

 

<おまけ>

それにしても、こういったちょっとした記事でも、

たとえば今後も経済成長が期待される米国株のインデックスファンドを選んでおけば、難しいことは何も考えずにお金が増やせます(その可能性が高い)。

と書かれているのを見ると、アメリカ株ブームを感じずにはいられないです。

ちょっと怖いw

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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