最終更新日:2020/11/25
筆者(ひょしおんぬ)は、「基本的にはド素人が”投資のプロ”に勝つのは無理」と考えていますが、あくまで『基本的には』です。
しっかりと戦略を持って戦えば『投資でプロに勝つ』のは、人によっては不可能ではないと考えています。
その為のコツは、『能力の輪から出ないこと』です。
(世界一の投資家バフェットの言葉より)
というわけで、そんな主旨に合った、ど素人が「投資でプロに勝つ」のに必要な条件 という記事を見つけたので、紹介&考察していきたいと思います。
<目次>
身近な『推し』の企業を見つけて投資する
『投資でプロに勝つ」ためには、『プロよりも早く情報を仕入れること』が必要ですが、多くの場合では、プロよりも早く情報収集することは不可能です。
しかし、一つだけ例外があります。
それが『あなたの身近な企業の情報』です。
紹介している記事では、
応援していていつも行っていたお店なんだけど、最近なんだか味がよくない方向に変わった気がする。
いつもいたあのベテランのすてきな店員さんがいなくなってしまって、あまり好ましくない感じの店員さんがやってきた。
そういえば、最近なんとなくお客さんが入っていないような気がするなあ。
こういったあなたの直感は、投資の玄人が決算短信を見るより早く企業の変化を察知します。
これこそがあなたが「投資の玄人よりも詳しい分野」です。いくらすごいAIや歴戦の金融マンでも、あなたがいつも使っている店から感じる、なんとはない違和感までは察知できないのです。
と、説明しています。
『「最近○○社から、面白い商品が出てるんだよなー」と、思っていたら、数か月後にその商品がブレイクして株価が暴騰した』
といった経験は、投資歴の長い人であれば何度も経験しているかと思います。
売り上げや財務状況といった数字を使って、素人がプロに勝つことは『ほぼ不可能』だと言えますが、プロが知りえない末端の情報を元に勝負すれば『(低くても)勝算はある』とは言えそうです。
しかし、この投資法はハイリスク・ハイリターンであることを理解しておく必要があります。
『推し』への投資はハイリスク・ハイリターン
確かに、推しの企業に目を向けることによって、『プロには知りえない情報』を素早く入手することは可能ですが、その情報は『企業の中のごく一部の情報』であることを忘れてはいけません。
よって、企業の内部でしか知りえない情報や、『CEOがレバノンに逃走した』といったスキャンダルも人より早く入手することはできません。
つまり、『ド素人が推しの企業に投資する』ということは『企業のごく一部の情報だけに賭けて投資する』ということです。
よって、当たれば大きなリターンが期待できるものの、外れて大きな損失を出す可能性もありますので、多くの資金を集中投資するのは避けておいた方が無難と言えそうです。
また、例えその投資で成功したとしても、「よっしゃ!私は投資の才能ある!次の投資先を探そう!」と手を広げるのは止めた方がいいかもしれません。
能力の輪の外に出ない
世界一の投資家と言えるウォーレン・バフェットは、
「自分の”能力の輪”を知り、その中にとどまることが大切」
と言っています。
『能力の輪』とは、『自分の能力が生かせる世界』のことを指しており、バフェットほどの賢人であっても、『その輪から出ないことが大切』だと説いています。
ひとは、成功を体験すると気が大きくなってしまい、たとえ運よく成功していただけだとしても「俺って才能あるかも」と勘違いしてしまいがちです。
その勘違いによって、『次はもっと大きな金額』を『もっとリスキーな投資先に』投入してしまうことが多々あります(私にもあります…)
その結果、運よく次の投資でも成功するかもしれませんが、それがいつまでも続く保証はありませんし、失敗が先に延びれば延びるほど失敗時のダメージは大きくなります。
よって、例え『推しの企業』への投資で成功したとしても、
- ハイリスクであることを理解する
- 自分の『能力の輪』を超えた投資をしないこと
を心がける必要がありそうです。
まとめ:『推しの企業への投資』がプロに勝てる数少ない手段
ここまで記事にさせてもらった通り、『推しの企業への投資』が『ど素人が投資でプロに勝つ方法』の一つと言えそうです。
とはいえ、この投資法は勝率が高いとは決して言えません。
よって、よほどの自信を持っていたとしても『少額での投資』にすることをお勧めします。
なお、筆者(ひょしおんぬ)もこの投資法を採用したことはありますが、いまいちなリターンしか得られず諦めました。
よほど敏感な人でない限りおなじ結果となる可能性が高いので、過度に期待しないことをお勧めします。
<余談>
なお、筆者(ひょしおんぬ)が最も推している企業はオリエンタルランドです。
毎日株価を見てはいるものの、少々割高なので手が出ない状態です。
いま株価が18,000円くらいなので、2,000円くらいにまで安くなったら買おうかなーと思っています。
(誤記じゃないよ)
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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