このブログではインデックス投資をおススメしており、個別に投資先(企業であれ国であれ)を選ぶことは避けるべきだと発信しています。
しかし、全ての人がそうである必要はないとも思っています。
どんなモノにおいても、優秀な人は勝者となり、そうでない人は敗者となります。
プロのアクティブ投資家の多くが市場平均(インデックス)に負けているという事実はありますが、それでも勝ち続けている人がいるのもまた事実です。
そして、これはプロの投資家に限らず、個人投資家に関しても同じことです。
というわけで、この記事では、
- どれだけの能力があれば『市場平均を超えられる人』になれるのか?
について考えていこうと思います。
とはいえ、一言に『能力』といっても様々あるわけなので、ここでは『収入』を例にして考察していきます。
なお、タイトルで結論を出していますが、
- 市場に勝つためには年収4500万円を超える能力が必要
という結論に至りました。
この『4500万円』とは、フォーブスが発表した『ウォール街のビジネスマンの平均年収(2015年)』から取っています。
(この時点で「あぁ、そういうことね」となった方は、立派なインデックス投資家です)
市場に勝つためにウォール街の平均以上の能力が必要な理由
投資の名著『敗者のゲーム』では、
- アメリカの市場において、プロの投資家による取引は、全体の95%を占めている。
と報告されています。
すなわち、
- 『市場の平均リターン』とは『プロ投資家の平均リターン』とほぼ一致している
と言えます。
つまり、
- 『市場に勝つ』ためには、『平均的なプロ投資家』を超える能力が必要である
となり、そこから色々とこねくり回すと
- 『市場に勝つ』ためには、『プロ投資家の平均年収4500万円』を超える能力が必要である
なんてことも言えるのではないでしょうか?
(…え?言えない?)
(まぁ…、でも、話を進めていきます…)
とはいえ、投資能力が低かったとしても、プロ投資家以上の時間を投資に注ぎ込むことができれば、市場の勝つことも可能でしょう。
例えば、『年収1000万円を稼げる能力』を持った人であれば、
- 収入ベースで計算した能力値はプロ投資家の9分の2
- つまり、プロ投資家の4.5倍の時間を投資にかければプロ投資家と対等に戦える
- プロ投資家は(平日は)毎日8時間を投資に使っていると仮定できる
- よって、(平日は)毎日36時間を投資に使うことで、平均的なプロ投資家と戦うことができる
と言えます。
また、年収2000万年レベルの方であれば毎日18時間を、
年収500万円レベルの方であれば毎日72時間を投資にかければ、平均的なプロ投資家に並ぶことができ、ひいては市場平均に勝つことが『期待』できるようになります。
個別株投資に手をだす前には、これを基準に
「私は個別株投資で市場平均に勝つことができるのであろうか?」
と考えてもらえれば幸いです。
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なんてことを書いておいてなんですが、色々とムリのある内容となってしまいました。
ちょっとした妄想ということでご理解頂ければと思います。
さて、ここでは『投資で市場に勝つ』をテーマに『投資と収入』について語ってきましたが、
- 投資とは、能力のない人の収入を上げるためのツールにもなりうる
という点も重要です。
具体的には、
- 人並以下の能力しかなかったとしても、
- コツコツと労働を続けて、
- ムダ遣いをせず、
- タンタンと投資元本を積み上げ、
- インデックス投資だけをする
を続けているだけで収入はどんどん上昇していき、そこら辺の一流サラリーマンの収入を軽く超えられるようになります。
これほど低能に優しいツールは存在しないですよね。
素晴らしきかな、インデックス投資!!
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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