本ブログの筆者であるスパコンSEの、
2024年5月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。
※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。
「4月の暴落によって、投資から引退する人が続出！」
的な報道を聞いて期待していたのに、資産がほとんど減ってなくてワロスｗ
＜目次＞
セミリタイアに向けての資産・評価損益推移
というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。
■グラフの説明・総金融資産：オレンジ色棒グラフ：投資信託・株の合計金額：左目盛（住宅ローン・不動産を除く）
・目標（105%複利）：黒色直線：毎年440万円を投資に充て、年利105%を達成できたと仮定したライン。：左目盛
・投資損益：青色線グラフ：投資によって得られた損益：右目盛
目標のラインは「2024年末（筆者41歳）に約4500万円を保有」が到着点として設定しており、それだけの資産（と、ちょっとした収入）があれば夫婦＋子一人は生きていけると考えています。
（セミリタイア後にも投資を継続し、年利5%程度のリターンを期待しています）
参考記事：子持ち夫婦のセミリタイア後の生活費をシミュレーション【微収入有り版】
2024年末に夫婦ともに退職した場合、年間270万円の資産を取り崩しながら生活（462万円支出・192万円の収入）すると、65歳時点で2300万円の資産が残っている予定です。
なお、セミリタイア後には『自分の好きなことで稼ぐ』予定なので、それによる収入額に応じて支出額を臨機応変に変更することになります。
参考記事：筆者が41歳4500万円でセミリタイアした後の生活について
とはいえ、しょせん『目標』ですし『机上の空論』でしかないので、場合によっては「仕事を継続する」など、その時の状況に合わせて計画を変更する必要性が出てくる可能性は十分あると考えています。
現在の資産状況
（セミリタイア後の私）
現在の総資産は7100万円となりました。
状況を簡単に整理すると
- 目標金額（3932万円）を3168万円ほど上回っている
- トータルの投資損益はプラス3268万円
- 総資産は先月よりプラス70万円
となりました。
4月には
「株価が下落して、新NISAにつられた投資を始めた方々の中に、投資を引退する人が続出」
といった言葉を聞く機会がけっこうあったので「私の資産も大きく減ってるかも…」と考えていましたが、そんなことはありませんでした。
投資損益の先月比はマイナス7万円であったので、減ったことは減ったのですが、（瞬間的にはもう少し下げていたとは思いますが）先月にくらべてたった0.1%減っただけです。
投資から引退された方々に対して色々と思うところはありますが、
「自分のリスク許容度、投資に対する信頼が分かる良い機会だったのだろう。」
とも思います。
株式投資とは、
- 短期的には分からないが、長期的にはリターンが期待できる仕組み
です。
これをしっかりと理解さえできていれば、短期的に株価が下落したところで「株式投資ってそういうものよね」と、引退につながることはありません。
今回引退してしまった方々は、ここが抜けていたのかもしれません。
また、株式投資のことを理解できていたとて『暴落の恐怖』が完全になくなることはなく、『どれくらいのダメージまで耐えられるか？』というリスク許容度は人によって異なります。
今回のようなちょっとした下落で「怖い」と感じてしまったのであれば、『自分のリスク許容度はかなり低い』と学ぶことができたことでしょう。
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わたしは、投資とは一生涯付き合っていくものだと考えています。
よって、投資を始めたたった数か月で、これら『自分の知識不足・特性』を理解できたのであればよい経験であったのだろうと思います。
また、『引退したまま帰ってこない』なんてことになったら残念ではありますが、そんなことはないだろうとも考えています。
金融庁の調査によると投資家人口は着実に増え続けています。
（グラフ左の数が切れていますが、金融庁の資料がそうなんですわ…）
よって、今回引退したとて
「みんなが投資で儲けているし、もう一回チャレンジしようかな…？」
と考える時がくる可能性が高いのではないかと想像しています。
その時には、今回の経験を活かし、
- リスクの低いポートフォリオを構築する
- そもそも「なぜ、株式投資は儲かるのか？」を深く理解する
などといった対策を打ったうえで、再び投資の世界に入られることに期待します。
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とはいえ、どんなポートフォリオを組んでいたとて、持っている資産が大きく減少する事態を避けることは難しいです。
資産のすべてを現金にしていたとて、インフレが大きく進めば現金の価値は減少していきます。
インフレに強いとされる株式であっても、リターンが期待できる反面、『暴落』という大きなリスクを負わなければなりません。
というわけで、
「（過去最高値は）7100万円を保有していたので、暴落時には資産額が3550万円（半分）になるかもしれないが恐れる必要はない。
予想通りだ。むしろ買い増しするチャンスだ。」
と、いつも通りに唱えておきます。
セミリタイア予定日まで残り9か月（残り239日、2501日経過）
資産が順調に増えているからといって油断することがないよう、これからもコツコツと労働、節約、投資を続けていくこととします。
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