本ブログの筆者であるスパコンSEの、
2022年4月時点のセミリタイアに向けた予定と実績です。
※最新の資産状況はリンク先よりご確認ください。
少し前まで
「暴落した！」
「もう引退します」
といったネガティブな言葉があふれえていましたが、4月初旬時点で私の資産は過去最高値となりました。
わからんもんですねー。
＜目次＞
セミリタイアに向けての資産・評価損益推移
というわけで、セミリタイアの計画と実績のグラフを記載します。
■グラフの説明
・総金融資産：オレンジ色棒グラフ：投資信託や株の合計金額：左目盛（住宅ローン・不動産を除く）
・目標（105%複利）：黒色直線：毎年440万円を投資に充て、年利105%を達成できたと仮定したライン。：左目盛
・投資損益：青色線グラフ：投資によって得られた損益：右目盛
目標のラインは「2024年末（筆者41歳）に約4500万円を保有」が到着点として設定しており、それだけの資産（と、ちょっとした収入）があれば夫婦＋子一人は生きていけると考えています。
（セミリタイア後にも投資を継続し、年利5%程度のリターンを期待しています）
参考記事：子持ち夫婦のセミリタイア後の生活費をシミュレーション【微収入有り版】
2024年末に夫婦ともに退職した場合、年間270万円の資産を取り崩しながら生活（462万円支出・192万円の収入）すると、65歳時点で2300万円の資産が残っている予定です。
なお、セミリタイア後には『自分の好きなことで稼ぐ』予定なので、それによる収入額に応じて支出額を臨機応変に変更することになります。
参考記事：筆者が41歳4500万円でセミリタイアした後の生活について
とはいえ、しょせん『目標』なので、場合によっては「仕事を継続する」など、その時の状況に合わせて計画を変更する必要性が出てくる可能性は十分あると考えています（逆にもっと早く引退できる可能性もありますが）
現在の資産状況
2022年4月初旬時点での総資産は3958万円となりました。
状況を簡単に整理すると
- 目標金額（2701万円）を1257万円ほど上回っている
- トータルの投資損益はプラス1258万円
- 総資産は先月よりプラス370万円
となりました。
目標金額との乖離がヤバいですね…。
とはいえ、これは円安が急激に進んだことによる結果であるため、こちらの記事にも書いた通り喜んではいられません。
ただ『目標金額との乖離』＝『投資損益』となっている点は評価できます。
これはすなわち、
- 投資損益がゼロだったとしても目標金額を達成できているほど、元本の確保ができている
ということであり、言い方を変えると
- 労働収入を十分に確保し、しっかりと節約できている
となり、『ただ運よく株価が上がっただけ』でなく『努力によって資産形成ができている』と言えるためです。
我が家はよくやっている！
セミリタイア達成に向けた今後の戦略
さて、そんな状況にあるわけですが、
- 円安になっている
- 投資リターンがすごいことになっている
の2点には注意が必要だと思っています。
『円安になっている』とは、すなわち『海外の資産を買うためには、いままで以上に円が必要となる』ことを意味します。
ここ1か月の間に7%ほど円安になりました。
これを『受け取った給料すべてを海外資産を買うために使う』と仮定した場合、『給料が7%減った』に等しいことになります。
これは、
- 年収500万円の人であれば、月給が3万円増えれば相殺できる
ほどのインパクトがあります。
現実的には、給料すべてを海外資産を買うために使う人はいないでしょうが、私のように給料の多くを海外の資産購入に当てている人にとっては大ダメージです。
これだけ急激に円安が進むと本音では、
「海外へ投資したくないなぁ…」
と、思ってしまいます。
しかし、そんな思いは完全にムシして今まで通りに投資を続けていきます。
というのも『これから円高になっていくという保証はない』ためです。
為替は、現在だけでなく未来を見込んだ値となっていますので、『円の価格は常に適正値にある』とも言えます。
つまり、
- 円安になる → 予想外の円安要因が発生した
- 円高になる → 予想外の円高要因が発生した
と、日々発生する『予想外の事態』によって通貨の価格が動くわけです。
これは、今後の値動きを予想するには『”予想外”を予想する』というムリゲーに挑まなければならないことを意味します。
そんなわけで、これからもムリゲーに挑むことはなく、タンタンと投資を続けていくこととします。
まとめ ：セミリタイアに向けて資産は順調に推移している
といった感じで、現状を報告させてもらいました。
とにかく順調に資産が増え続けていますが、
「いつか大きな暴落があるかもしれない」
と思ってはいます。
よって、その時に、あせって資産を売ることがないよう、以下のように心構えだけはしておきます。
「（過去最高値は）3958万円を保有していたので、暴落時には資産額が1979万円（半分）になるかもしれないが恐れる必要はない。
予想通りだ。むしろ買い増しするチャンスだ。」
これは、今まさに必要な心構えとなってきています。
何度でも、繰り返し自分に言い聞かせていきたいと思います。
セミリタイア予定日まで残り2年11か月！（残り1004日、1736日経過）
筆者は、この調子でたんたんと投資&節約を続けていくことで、同世代の人たちよりも『20年以上は先にセミリタイア』させてもらいます。
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