The Motley Foolに『私が(まだ)ビットコインを買わない理由(Why I'm (Still) Not Buying Bitcoin in 2024)』なる記事があったのでご紹介。
ざっと理由を並べると、
- 分からん
- お金を生まない
- 投資理論を信じていない
- 置いて行かれる恐怖を気にしない
- 過去最高値を更新していくとは限らない
となります。
1.分からん
ビットコインについての有用性はいたるところで宣伝されていますが、それでも
- なぜ期待できるのか?
- 現実的なユースケースは?
などは分からないままです。
また、筆者はこう言っています。
ビットコインが『デジタルゴールド』であることは理解していますが、そもそもゴールドやその他の貴金属にも投資しません。
その理由は『お金を生まないから』です。
2.お金を生まない
ビットコインは、株式のように配当を支払ったり、債券のように利息を生み出したりしません。
ビットコインは「価値がある」と考える人が増えれば増えるほどに価格が上昇する、投機的な商品です。
株式であっても同様の理由で値動きをしますが、株式に期待しているのは『企業の成長』であり、人気が集まったことによる株価上昇はオマケです。
ビットコインは人気が高まることはあれど、成長することはありません。
3.投資理論を信じていない
ビットコインへ投資すべき主な理由としては2つの理論があります。
- ビットコインは将来の通貨であり、現在の通貨にとって代わる
- ビットコインはこれからも価値が上昇しつづけ、これまでで最も価値のある資産になる
しかし、これは両立しません。
通貨として使われるようになるのであれば、ビットコインの価値が上がり続けることはありません。
ビットコインの価値が上がり続けるのであれば、誰もビットコインで支払う(手放す)ことはありません。
4.置いていかれる恐怖を気にしない
SNS上にはビットコインで大金を手にした人が多くいます。
もし、あなたの友人が大成功していたら「私も…!」とついつい考えてしまいます。
しかし、こういった感情に押されての投資は非常に危険です。
周りのことは気にせずに、自分のレースに集中しましょう。
5.過去最高値を更新していくとは限らない
これまで、ビットコインは過去最高値を更新し続けてきていますが、それは「ビットコインは、過去に投資先として素晴らしい商品であった」という証明にしかなりません。
過去の実績は、将来も上がり続ける根拠にはなりません。
まとめ
と言う感じで、比較的に私と近しい考え方だったので『私が(まだ)ビットコインを買わない理由(Why I'm (Still) Not Buying Bitcoin in 2024)』ご紹介させてもらいました。
すべては
「分からんから買わない」
にまとまります。
株式は分かりやすいです。
起業にお金を託せば、そのお金を増やす努力をしてくれます。
実際に株式会社で働いているスパコンSEも、自らの労働が会社に利益をもたらし、その利益の一部が株主に支払われている世界で生活しています(それを取り返すための株式投資をしている)
債券も分かりやすいです。
お金を貸せば、利息をつけて返してくれるシンプルなものです。
しかし、ビットコイン(やゴールドなど)は、
- 需要・人気が上昇すれば価格が上昇することは分かる
- しかし、何があれば需要・人気が上昇するのか分からない
と、「なぜリターンが期待できるのか分からない!」というのが本音です。
というわけで、
- よく分からないものには手を出さない
という鉄則を守り、ビットコインに手を出すことはやめておきます。
とはいえ、「ビットコイン投資が理にかなった投資である」ことが理解できれば、参戦することになるかもしれません。(元の記事の筆者もタイトルに(still)と入れているので、同じ考えなのかもしれませんね)
それまでの間にビットコインが大きく上昇していくようであれば、それをよだれをたらしながら、かつ歯を食いしばりながら眺めることとします。
ビットコインホルダーの皆様に幸あれ。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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