ふと「個別株投資とプロスポーツは似ている」と思ったので、ツラツラと。
というのも、他人から
「個別株投資家になろうと思うんだ!」
と言われたときと、
「プロスポーツ選手を目指そうと思うんだ!」
と言われた時では、どちらも似たような気持になるだろうと想像したからです。
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私は、個人投資家にはインデックス投資をススメており、基本的には個別銘柄への投資をおススメすることはありません。
それは
- 歴戦の猛者たちが競い合っている株式市場において、凡庸な個人投資家が勝つことができる余地はない
と考えているためです。
しかし、これは反対に
- 市場で勝てるだけの能力がある個人投資家であれば、個別株投資で戦うべきである
という意味でもあり、実際に市場に勝つことができている個人投資家も存在しています。
そして、市場で勝てるかどうかは、(ある程度は想像できても)やってみなければ分かりません。
しかもちょっとやっただけで分かるわけでもなく、ある程度の期間をかけて戦ったうえでなければ「個別株投資家としてやっていける!」という判断はつかないでしょう。
(適当にやってもそこそこ勝てちゃう時があるので…)
これはスポーツに関しても同じことです。
自分がそのスポーツに向いているかどうかは、(ある程度は想像できても)やってみなければ分からず、「プロスポーツ選手になれる!」なんていう判断にいたるためには、かなりの努力が必要でしょう。
どちらも、それを目指すためにはかなりの時間や費用をついやす必要があり、上手くいかなければ大きな損失を負うことが予想されます。
失敗したとしても『大いなる人生勉強』になることは間違いないでしょうが、これに費やした時間や費用は返ってきません。
しかし、どちらも大成する可能性も秘めており、それを目指している人に対して
「やめておけ!」
と軽々しく言うことはできません。
その人が、バツグンの才能を持っていたのであれば、その才能を潰すことになってしまうためです。
しかし、
「軽い気持ちでチャレンジするんじゃないぞ!」
ということだけは言わなければならず、覚悟ができていない人に対して、「がんばってね~」と言う気にはなれません。
というわけで、
「個別株投資で戦いたいんじゃ!」
という方に対しては
「プロスポーツ選手になるくらい高いハードルがあると思うけど、覚悟があるんなら頑張れ!」
とエールを送っておきたいと思います。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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