最近の株価の変動でSNS上に溢れている狂喜乱舞人・阿鼻叫喚している人たちに言いたい。
楽しそうでうらやましい。
いや、決して煽っているわけではがございません。
ここ最近は、わりと大きめに株価が変動していますが、私は「下がったらいいねぇ」くらいの薄っぺらい感情しかもっていません。
それは、
- 積立投資している真っ最中なので、暴落したとしても困ることはない
- 数十パーセント程度の下落なら珍しいことではないと知っている
- それ以前に、円安のせいで資産がたいして減っていない
という理由からです。
よって、「騒いでいる人は、リスクの高い投資をしているんだろうなぁ…」なんて冷めた目で見ていたことも事実です。
しかし、ふと気づいてしまったのです。
ああやって狂喜乱舞・阿鼻叫喚している人たちは、勝ち組なのではないか?
と。
というのも、
私は、お金を増やすために投資をしているわけですが、それはあくまでも『楽しい人生を送る』という目標を達成するための手段でしかありません。
お金があれば選択肢が広がり、人生が楽しめる可能性が高くなると考えているため投資しているわけです。
反対に言えば、
- 楽しい人生が送れるのであれば、他のことは些細なこと
- 投資においても、リターンがうんぬんはどうでもよく、楽しんだもの勝ち
とも言えるわけです。
(自分で言うのもなんですが)私は、若くして比較的ゆとりある資産を手に入れることができていますが、「人生を楽しんでいるかい?」と聞かれると、「うーん、まぁまぁかな?」みたいなフワフワした回答しかできません。
このまま資産が順調に増え続けて、セミリタイアを達成したら回答は変わるかもしれませんが、それでも「人生を謳歌しているぜ!」と自信をもって回答できるようになるかどうかは分かりません。
反対に、大した資産がなくても「俺の人生最高!」と答えられる人もいます。
私の友人なのですが、大して貯蓄しているわけでもなく、高収入ってわけでもなく、どちらかというと「大変だ」と思われがちなシングルファーザーながらも、人生をかなり楽しんいるやつがいます。
その友人は、
「仕事?別につらくないけど?」
と言いながら、
ロードバイクやらカードゲームやらスマホゲーム(課金)といった趣味に全力投球していて、とにかく楽しそうに暮らしています。
もちろん、それら趣味を楽しむためにはある程度のお金が必要で、お金がなければ人生を楽しめていないかもしれません。
しかし、仮にいま以上のお金があったとしたらどうでしょう?
優越感にはひたれるかもしれませんが、楽しめるかどうかは分かりませんね。
そんなことを考えていたら
「『人生を楽しめるかどうか』は、必要最低限のお金さえあれば、あとはその人(の考え方?行動?価値観?)しだいだなー」
なんてことを思ったわけです。
そんなことから
「投資で人生を楽しめているんだったら、リターンがマイナスになるような投資をしてたっていいじゃない」
という考えに至ったわけです。
とはいえ、下落に泣かされてばかりいたら楽しくないと思いますので、
- 『基本的には右肩上がり』なんだけど、ときには急降下・急上昇して楽しむことができる投資
なんて投資があれば良いですね。
安全装置のしっかりしたジェットコースターが楽しいのと同じ感じですかね。
とはいえ、そんな投資はどこにあるんだろうか?という問題があります。
投資に慣れていない人からしたら、無難なインデックス投資であってもジェットコースター気分を楽しめるんでしょうけども、大きな下落に慣れてしまうと、インデックス投資では楽しむことができません。
かといって、値動きの激しいレバレッジ投資なんかしたら『右肩上がり』が期待すらできなくなる恐れがあるし…。
悩ましいところですね。
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なんてことを思う今日この頃でした。
以前はこんなこと考えず「ひたすらインデックス投資が正解じゃ」と思っていましたが、近ごろこんなことを考えるようになってきました。
お金持ちが「お金がすべてじゃないよ…」って言うような、そんな境地に達したということでしょうかw
お金の呪縛から逃れられてきた、良いことと言えるのかな?
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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