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【積立NISA】『毎日投資』と『年初一括投資』の実績を比較

最終更新日:2021/1/8

 

積立NISAは、多くのネット証券で『毎日積立』が可能となっていることから、それを利用している個人投資家も多くいるかと思います。

しかし、基本的には『株式市場は右肩上がりで上昇していく』ことを踏まえると、年初に一括で40万円(積立NISAの上限)を投資してしまった方が、大きなリターンが狙える可能性は高いです。

 

『今後、一括投資と毎日投資とどっちが儲かるか?』を予想(当てる)ことはできませんが、過去の実績を参考に、どちらが優秀な成績となっていたか確認していきたいと思います。

 

比較では、

  • eMAXIS Slime 先進国株式

を使用していきますが、『全世界株式』『米国株式』など、広く分散投資している投資信託であれば、大まかな傾向は同じだとお考え下さい。

 

<目次>

  

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積立NISAの全期間で毎日投資と一括投資を比較

まずは、積立NISAの開始した2018年1月からの全ての実績を比較します。

 

結果はこんな感じ。

積立NISAの全期間で毎日投資と一括投資を比較

赤線が『年初に一括で40万円の投資をしたケース』の資産額の推移で、

青線が『40万円を購入可能日数で割った金額(年にもよりますが1640円前後)で毎日投資したケース』の資産額の推移となります。

また、緑点線は、先進国株式の基準価格の推移を参考にのせています。

 

結果は、

  • 毎日投資:145.8万円(25.8万円増:年利+  5.9%)
  • 一括投資:152.3万円(32.3万円増:年利+11.0%)

と、積立NISAの全期間でみれば、一括投資に軍配があがりました。

 

やはり『可能な限り早く投資することが大なリターンを手に入れる方法』という理論の通りの結果となりました。

 

金額だけで比較すると、大きな差がないように感じるかもしれませんが、年利で比較すると『年初一括投資の圧勝』とも言えるほどの差がついています。

というのも、以下表の通り年間5%差は投資期間が長くなればなるほど、大きな資産額の差となっていくためです。

月1万円の投資のシミュレーション結果

参考記事:【まとめ】月1万円の投資でどれくらいの資産が作れるのか

 

「じゃあ、今年は年初に一括投資しようかなぁ…」

と考えるかもしれませんが、その前に年別のリターン実績を見ていきましょう。

 

結果は、

<2018年>

  • 毎日投資:-  9.7%
  • 一括投資:-11.6%

<2019年>

  • 毎日投資:+12.0%
  • 一括投資:+33.9%

<2020年>

  • 毎日投資:+15.5%
  • 一括投資:+10.6%

 

と、2019年以外は毎日投資の方が優秀であったことが分かります。

年初一括投資のトータルリターンが大きいのは、2019年に『33.9%のリターン』という圧倒的な数値を叩き出していたためです。

 

その2019年は、以下グラフの赤丸内の緑点線が示す通り、年初時点では基準価格を大きく下げていました。

 

つまり、

『2019年は”運よく”値を下げた時に一括投資できていたので、大きなリターンを手に入れられただけ』

とも言えるわけです。

 

よって、積立NISAの全期間の実績を見て、

「年初一括投資の方が優秀だから、そうしよう!」

と短絡的に考えてしまうのは危険です。

 

さらに、2020年のリターンに注目してみると、

  • 毎日投資:+15.5%
  • 一括投資:+10.6%

と、毎日投資のリターンが圧勝しています。

 

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2020年の毎日投資と一括投資を比較

これは、2020年が『大荒れの市場』であったためで、一定金額を毎日積立投資していることにより

  • 基準価格が暴落した際には、多くの口数を購入
  • 基準価格が暴騰した際には、少ない口数を購入

という、投資で儲けるための基本法則であるである『安値で買って、高値では(少ししか)買わない』を、勝手に守って投資することができたことが理由です。

 

2020年のみの実績をグラフで見るとこんな感じです。

『毎日投資』と『年初一括投資』の実績を比較(2020年だけ)

一括投資(赤線)の場合は、3月の暴落によって、大きく資産を減少させていますが、

毎日投資(青線)の場合は、暴落時にも資金投入を続けているため、資産はほぼ横ばいに推移しています。

 

このグラフに見える『毎日投資の安定した推移』からは、

『毎日投資は『安値で買って、高値では(少ししか)買わない』によってリターンを上げる効果があるだけでなく、暴落時に投資家のメンタルにダメージを与えない効果もある』

とも言えそうです。

 

まとめ:一括投資と毎日投資は、どちらも一長一短

まとめ:一括投資と毎日投資は、どちらも一長一短

ここまでの内容を整理すると

  • 積立NISA全期間(2018年)では、一括投資が優秀
  • しかし年別では、毎日投資の二勝一敗
  • 一括投資の圧勝だった2019年は、いいタイミングで暴落があった
  • 毎日投資は、暴落時のメンタル保全の役割もある

といった感じとなり、万人に対して『○○投資をするべし!』と結論付けるには難しい結果と言えそうです。

 

なお、筆者(ひょしおんぬ)の場合は『年初一括投資』を選びます。

それは、

  • 年間400万円以上を投資するので、40万円の投資に大したインパクトはない
  • 自身に暴落耐性があることを理解しているので、メンタル保全の役割は不要
  • 少しでもリターンの大きくなる可能性を追求したい

といったことが理由になります。

 

逆に言うと、

  • 年間40万円の投資を「大金」だとイメージする
  • 自分の暴落耐性が分からない
  • リターンを上げるよりも、リスクを減らしたい

という方であれば『毎日投資』がおすすめと言えそうです。

 

繰り返しにになりますが、どちらが正解と言い切ることはできないので、『あなた自身の状況に合わせたベストな選択』を検討されることおススメします。

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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