最終更新日:2021/1/8
株式市場はコロナ禍において『異常』と言いたくなるほど順調に推移しています。
が、筆者(ひょしおんぬ)は、2021年初に100万円分を一括投資しました。
昨今の株高を見て、もちろん「これ、バブルじゃないの…?」としょっちゅう考えてはいますが、『暴落を待って投資する』といった選択はせず、100万円の余剰資金に気付いた段階で『即投資』という選択をしました。
これは、『来るかどうかも分からない暴落』を待つことによって『お金を余らせておく』という状況に落ちることを避ける為です。
それは、このブログで念仏のように繰り返し唱えている『長期目線でみれば、株価は常に右肩上がり』であることを踏まえると、『お金を余らせておく』というのは大きな損失を招く行為だといえ、
『資金を投入するタイミングは、早ければ早いほど良い』と考えているためです。
しかし、この行為を万人におススメするつもりはありません。
リスクが取れるかどうかは人それぞれ
当然ですが、『余剰資金の100%を株式投資に即投入』という行為を続けていれば、自身の資産額は株式市場と完全に連動することとなるため、
- 新型コロナショック級の暴落で30%以上の下落
- リーマンショック級の暴落で60%近い下落
- 世界恐慌級の暴落で90%近い下落
と、(一時的にとはいえ)資産が大きく減少するリスクを負うことになります。
筆者(ひょしおんぬ)の場合は、
- 41歳でセミリタイアする
という大きな目標を立てているため、それなりに大きなリスクであっても受け入れる必要があり、もし株価の暴落等によって目標を達成できなかった場合は、リタイア時期を後ろ倒しする覚悟もできており、また、
- リーマンショックに遭遇しても市場から逃げ出さなかった
という経験もあるため、リスクを理解した上で、リスクを恐れずに投資できているという自負があることで、『余剰資金の100%を株式投資に即投入』という選択ができています。
つまり、筆者(ひょしおんぬ)にとっては最適な投資法だと言えるこの方法も、
- 大きなリスクを負う必要がない
- 自分のリスク耐性が理解できていない
といった人には、おススメしづらいというのが正直なところです。
ベストは方法はひとそれぞれ
よく巷では、『○○投資が最適解!!!』といった『この方法以外はダメな方法』といった話が転がっていますが、万人にとって最適な方法などありません。
最近よく槍玉にあげられる『貯蓄型保険』にしてもそうです。
ほとんどの人にとって『貯蓄型保険』よりも『自分でする投資』の方が良い選択であることに異議はありませんが、
- お金について考えることが生理的に無理な人
- お金に縛られない生活をしている人
に対して、
「もっとマネーリテラシーを身に付けて、貯蓄型保険が損だってことを学べ!」
と言ったとろこで、余計なお世話でしかありません。
というわけで、何が言いたいのか分からなくなってきましたが、まとめさせてもらいますと…
- 筆者(ひょしおんぬ)は、市場が絶好調の今でも『余剰資金を一括投資』というスタイルは変えないよ!
- でも、気軽に真似しないでね!
という心の叫びの記事でした。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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