最終更新日:2021/2/15
コロナ禍において投資をはじめる人が増えています。
勝手な想像では
「株価が下がったことで投資に興味を持った人が出てきたんだろうなぁ」
と思っていましたが
「生活防衛のために投資を始めた・投資金額を大きくした」
という人が多くいるようです。
マネーフォワードの『コロナ禍の個人の家計実態調査』によると、
- コロナ禍において生活防衛の意識が高まった人:82%
となっており、その中でも
- 生活防衛のために投資を始めた :19%
- 生活防衛のために投資金額を増やした :32%
という調査結果となりました。
この『生活防衛』が何を指すのが不明瞭ではありますが、もし『当面の生活費を確保するため』であったとしたら、それは”危険”です。
投資は『資産を増やすことが”期待”できるもの』であるコトは確かですが、
それは『長期間かければ』というのが絶対条件としてあった上でのことです。
株価は上下動を繰り返しながら、長い目で見れば右肩上がりで推移していますが、短期的には株価が大きく減少するリスクが常にあります。
そして、その暴落を事前に察知することは困難です。
よって、
「コロナのせいで収入が下がったので、なけなしの資産を投資に回して生活費を確保しうよう」
といった選択をした人が株価の暴落に直面すれば、
- 収入減のうえに資産も減少する
と2重でダメージを負うことになりかねません。
株式投資は
- 将来(少なくとも10年、できれば20年先)の生活を豊かにするためのもの
ということを忘れないようにしましょう。
さて、話は変わって、マネーフォワードの同調査の中では『生活防衛のために何の投資を始めたか?』についてのアンケートもしており、結果は
となっていました。
NISA・積立NISAの比率が高いのも素晴らしいと思いましたが、投資信託の比率が個別株投資よりも高いという結果は、投資信託をおススメしている筆者(ひょしおんぬ)にとって非常に喜ばしいことです。
以前【朗報】20代は投資信託を当たり前に活用しているという記事を書かせて頂きましたが、『投資信託も当たり前の投資先』という意識が広がっているようです。
日本には現金が有り余っています。
この調子で日本人投資家が増え続けていけば、日本の未来は明るいことでしょう。
参考記事:日銀が個人の金融資産を発表【投資比率の低さは日本の伸びしろでもある】
というわけで、筆者(ひょしおんぬ)も引き続き本ブログを通じて投資の啓蒙活動を続けていきたいと思います。
このブログを選び、読んで頂いて感謝します。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
------------
ツイッターでは記事の公開を通知したり、投資に関係する記事を取り上げたりしています。よろしければフォローをお願いします!
本記事が少しでも良かったと思って頂けたら、以下バナーを1日1回クリック頂けると嬉しいです。よろしくお願いします!
※上のリンク先からは、本ブログの人気ランキングもご確認頂けますのでぜひ!
また、筆者(ひょしおんぬ)御用達の商品を楽天ROOMで公開していますので、是非ご覧ください。
関連記事