最終更新日:2020/7/11
サラリーマンにとって、セミリタイア実現の最大と壁となるものは”同僚”です。
普通のサラリーマンがセミリタイアを実現するには、
- 節約
- 投資
がの2本柱が最低限必要です。
収入の限られているサラリーマンは、極限まで節約し可能な限り大量の資金を投資することで、普通ではない道である”セミリタイア”を実現できます。
そして、”投資”によって得られる期待リターンは、年利数%程度と”大したことない”ため、「いかにして投資の元手を大きくするか」が重要になってきます。
本記事では、本ブログの筆者ひょしおんぬが、節約するにあたって最も重要視している「周りに流されない」ことの大切さを解説していきます。
ここさえクリアできれば、セミリタイア実現に向けて大きく前進することが可能となります。
<目次>
- 【同僚は無視】流されるとセミリタイアできない【サラリーマン最大の課題】
- 自分の生活レベルは「収入」で決まる
- 金銭感覚は「同僚」「知人」によって作られる
- 同僚はセミリタイアしない
- 自分の価値観を自分で確立すればセミリタイアできる
- まとめ:流されなければセミリタイアできる
【同僚は無視】流されるとセミリタイアできない【サラリーマン最大の課題】
”節約できている”かどうかの判断は非常に難しく、「俺は節約している」という人であっても、他の人から見たら「全然節約してないね」いうことはよくあります。
節約とは「○○に比べてお金を使っているかどうか」になるので、例えば
- ”年収2000万円の人”が”年間総支出300万円”で生活している
のであれば、”節約している”と言えますが
- ”年収300万円の人”が”年間総支出300万円”で生活している
となれば、"散財している"となってしまいます。
同じ”年間総支出300万円”であるのにも関わらず、収入に応じて、”節約”になったり"散財"になったりと変化します。
つまり、”年収300万円の人”が”年収2000万円の節約生活”を真似したところで、それはまったく節約ではありませんが、
逆に言えば、”年収2000万円の人”が”年収300万円の人の節約生活”を真似すれば、”かなりストイックな節約ができる”ということになります。
そして、セミリタイアを心がけているのであれば、大きく生活費を削る必要があり、「自分と同程度の収入の人」の生活レベル内で節約していては、セミリタイアは達成できません。
自分の生活レベルは「収入」で決まる
あなたはもっと節約できます。
基本的に「生活レベル=支出額」は、自分の収入に応じて変化していきます。
それは自分で「収入が増えたから、お金を使う量を増やそう」と考えていなくても自然と変化していきます。
具体例を挙げると、学生の頃は
- サイゼリアでミラノ風ドリアとドリンクバー(500円未満)を頼む
だけでも贅沢だったのが、社会人となった今は、
- 居酒屋でコース料理と飲み放題(数千円)を頼む
ようなことを当たり前のように感じるようになっている方も多いかと思います。
これは、「収入が増えたからお金使ってやろう!」と意識していなくても起きる現象です。
ここをリセットし「学生時代の金銭感覚」を取り戻すことができれば、かなりの節約が可能となります。
その「金銭感覚のリセット」をするうえで、最も障害となるものが”同僚”をはじめとした、”自分の回りにいる知人たち”です。
金銭感覚は「同僚」「知人」によって作られる
「同僚」や「知人」に合わせた生活をしていたら、セミリタイアに必要な金銭感覚は身に付きません。
金銭感覚は勉強をして身に付けるようなものではなく、日々の生活の中で自然と身に付いていくものです。
そして、自然と身に付いていく過程で参考にしているのは「周りの人々の生活」です。
極端な例を挙げると
- 職場の同僚10人全員が、年に1度は海外旅行に行っている
となれば、あなたの中では「年に1度の海外旅行は普通のこと」と身に付いてしまいます。
もう少し身近な例を挙げると
- 同僚が昼食は毎日外食で1000円近く消費している
となれば、あなたも「昼食で1000円近く消費することは当たり前」となってしまいます。
多くの人は「節約しよう」と思うと、上記で挙げた「海外旅行」「昼食に1000円」などの生活レベルを左右するものには手をつけず、
- 電気代の節約
- 日用品をまとめ買いして安く済ます
- 贅沢品は控える
といった、微々たる節約だけして「節約してやったぜ」と満足しています。
が、その程度ではセミリタイアできません。
同僚はセミリタイアしない
当然ですが、あなたの周りにいるほとんどの人はセミリタイアしません。
その人たちと同じ生活レベルをキープしたまま「電気代の節約」等々の微々たる節約をしたところで、絶対にセミリタイアは出来ません。
もとい、ほとんどの人は「電気代の節約」レベルの節約はしているので、その程度では同僚と同程度の貯蓄しかできません。
よって、セミリタイアするためには、周りに影響を受けずに「生活レベル」を決める必要があり、そのためには「周りの声に耳を傾けない」ようにする必要があります。
自分の価値観を自分で確立すればセミリタイアできる
そのためには、まずは自分の価値観をはっきりさせる必要があります。
日々の消費行動を思い起こし、
- ゆずれないもの
- 惰性でお金を使っているもの
を、はっきりさせていき、
- ○○円節約すれば、セミリタイアが○○日近づく
- ○○円消費すれば、セミリタイアが○○日遠ざかる
と、”消費する金額”と”セミリタイア達成日”を比較しながら生活すれば、自分にとって不要な消費は抑えられるはずです。
なお、本ブログの筆者ひょしおんぬの場合は、
- 1万円消費=セミリタイアが1日遠のく
を、お金を使う際の基準にしています。
これによって、ここ数年は「手取り収入の半分での生活」をキープできており、それなりな額の貯蓄を継続し、セミリタイアまであと4年半まで来ています。
まとめ:流されなければセミリタイアできる
ここまで記事にさせてもらった通り、しっかりと自分の価値観を理解し、周りに影響されず”お金を使うもの” を厳選することができれば、セミリタイアは実現できます。
サラリーマンという職業柄、どうしても”自分と同程度の収入の人達”に囲まれることになりますので、それら人達の生活を聞かずにはいられません。
その時に、信念を持って「自分には関係のない話だ」と考えられるかどうかが、セミリタイア実現にかかっていそうです。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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本ブログのメインテーマとなる記事です。
平凡なサラリーマンがセミリタイアする方法をまとめてあります。
その気にさえなれば誰にでもセミリタイアできることが理解頂けるはずです。
それではまた