2017年7月から、セミリタイアを目標にインデックス投資を始めてはや6年。
現時点での心境を記録しておこうと思います。
私のセミリタイア計画は、ざっくりまとめると
- 2024年末(41歳)時点で4500万円の資産をつくった後にサラリーマンを引退
- 貯蓄を崩しつつ、月16万円(共働きなら8万円ずつ)ほどの収入源を確保することで今の生活水準をキープする
といった内容となっています。
そして、とりあえず2023年6月時点で、目標としていた『4500万円の資産』を超えています(資産の推移)
んで、目標金額を超え、セミリタイア予定日が近づくにつれ、
「本当に辞めていいのかなぁ…?」
「もうちょい頑張って資産を大きくした方が楽に暮らせるんじゃないか…?」
「あんな机上の空論を頼りにセミリタイアしていいのか…?」
なんてことを思うようになってきました。
というわけで、
- 「いつかセミリタイアしてやるぜ!」と計画を立てるのはカンタンだが、いざセミリタイアするのはむっちゃ勇気がいるぞ!
ということが分かりました。
また、仕事に対する心境が
- 資産が大してなかったころ:「頑張って仕事して稼いで、お金を貯めるんじゃー!」と、高いモチベーションがあった。
- 資産が2~3000万円くらいのころ:「どうせ近いうちに仕事やめるし、むしろその気になれば今だって仕事やめられるし」と、仕事に対するモチベーションが最低になった。
- 資産が目標を超えたいま:「辞めるのはちょっと不安だから、もうちょっと仕事がんばってみようかな…!?」と、何故かモチベーションが出てきた
と、不思議な変化をしてきました。
別の書き方をすると
- 目標を定めたばかりの頃は、遠い目標に向けて燃えていた
- ちょっと資産が貯まったけども『セミリタイア』のリアルな想像ができない頃は、「いざとなったらセミリタイアすればいいじゃん」と軽く考えていた
- 『セミリタイア』を真剣に考えられるようになった今は、「”セミ”とはいえリタイアするのはカンタンじゃねーぞ」と現実が見えるようになってきた
といった感じでしょうか。
やはり、『想像』と『現実』には大きな差があるようです。
もちろん、3年ほど前に『スパコンSEからアプリケーションSEへの転身』をしたことや99%在宅勤務となったことなど、仕事環境が大きく変化したことも影響しているかもしれませんが、自分としては『資産額の変化』が心境が変化した大きな要因であると感じています。
さて、現在もっとも心配しているのは
- セミリタイアしてからの『資産を崩しながらの生活』に耐えられるんだろうか?
という点です。
現時点では、
「株価が下がったら、消費を減らしたらいいだけでしょ」
「それでも追いつかなかったら、バイトをするかSEに戻ればいいじゃん」
と、かるーく考えていますが、
- セミリタイア後に暴落がきたら、『本当に』精神的に耐えられるんだろうか?
は、正直未知数です。
経験してきた『過去の暴落』だけに目を向ければ『リーマンショック』『新型コロナパンデミック』などによって株価が下落したときには「どうせいつか上がるでしょ」とまったくといっていいほど心配してはいませんでした。
しかし、『安定収入がない状態での暴落』に出会ったことはなく、こればっかりは体験してみないことには自分の心境がどうなるか分かりません。
そう思うと「もっとゆとりのある金額を貯めておいた方がいいんだろうか…?」なんてことを考えてしまいます。
とはいえ、そんなこと言い出すと、いつまで経ってもセミリタイアできなくなってしまいそうなので、どこかで踏ん切りをつけねばならないと思っているところです。
…まぁ、『サラリーマンを続けて、贅沢な生活をする』なんていう選択肢もありますけどね…。
ありますよね?
…なーんて考えが出てきてしまうことからも、セミリタイアに対してひよっていることがよく分かりますw
セミリタイアという『普通ではない道を選ぶことの難しさ』を改めて感じている、セミリタイア計画6年目の私でした。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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