「これは取り上げねば!」と直感的に感じた良い記事があったのでご紹介。
それは、少し儲かるかも… が大損の元に 「手垢がついたダサい手法をやりきる」 “投資のコツ”4つの考え方で、「手垢がついたダサい手法をやりきる」という言葉がいいです。
とてもいい。
ちなみに、そのタイトルにある4つの考え方はこちら。
- 世界インデックス、米国インデックス、債券インデックスを積み立てよ(日本インデックスはあまりいらない)
- 個別株、信用取引、不動産は上級者になるまでやるな
- 毎月3〜5万円の積み立て体制を構築
- 他人のサクセスストーリーは全部無視(確率上の異常値)
- 最後に
世界インデックス、米国インデックス、債券インデックスを積み立てよ(日本インデックスはあまりいらない)
紹介している記事では、
世界の株を買うというのは、日本がうまくいかなくても生き残るためのもの。日本がうまくいっていれば給料は上がり、老後の心配もないはずなので、日本と運命を共にする部分の株式比率は少なくてもいいと考える
と言っています。
だいたい同意ですが、私の『日本だけでなく世界の株を買う目的』をざっと書くと
- 日本がダメになってもいいように
- 日本以外が大きく伸びても取り逃さないように
の2点なので、『生き残るため』というよりも『世界全体の平均的なリターンが欲しい』という考えなので、ちょっとばかし違います。
とはいえ、
- 無難なインデックスに投資しておいてね。債券も良いよ!
というのには同意で、『債券』という地味だけど優良な投資先のアピールをしているのにも好感が持てます。
個別株、信用取引、不動産は上級者になるまでやるな
これ、完全に同意。
なんですが!が!!
残念ながら、初心者ほど個別株や信用取引に手を出している。という実感があります
(そういった調査結果を見たことはないので、「SNS見てたらそう感じる」というレベルですが)
ただ、反対に
- 初心者のうちにハイリスクな投資でやらかしたおかげで、それ以降は無難な投資を心がけるようになった
なんていうケースもあるかと思います。
「初心者のうちに転び方や受け身を覚えておく」のが重要なのは、投資やスポーツだけでなく、なんにでも大切ですね。
とはいえ、転ばずに済むのであればそれに越したことはないので、基本的には「個別株、信用取引、不動産は上級者になるまでやるな」との考えを広げておくべきだと思っています。
毎月3〜5万円の積み立て体制を構築
これ、金額の大小は所得や状況によって違うので一概には言えませんが、
- 少額でもいいから積立投資しておくべし
というのは多くの投資初心者に言いたいこと。
最初っから節約などを頑張って投資元本を確保するのでなく『無理のないレベルで継続』しておくことが重要。
少額であっても、「自分の資産が増えた実績」が積み重なっていくと、投資に対する信頼も生まれてくると思うので、まずは積立から。
他人のサクセスストーリーは全部無視(確率上の異常値)
紹介している記事では、
ドラマに出てくる華々しい話や、雑誌の表紙などで謳っている『画期的』『大儲け手法』というのは、滅多に起きないからこそ取り上げられている。真似しても起きないので、手を出さないこと
と言っています。
これ、まさにおっしゃる通り!!
インデックス投資を6年以上続けている私でも、
「○○投資で大成功したぜ!!」
なんていう言葉を複数人から聞いてしまうと、
「おっ?少額でマネしてみようかな…?」
なんて思ってしまうことが多少なりともあります。
しかし、
- 過去に成功しただけで、これからも成功できるとは限らない
- 成功した人が優れているだけで、マネできるとは限らない
といった理由から、安易に手を出すべきではありません。
成功した人の真似ができるのであれば、世の中成功者だらけになりますよね。
投資界のレジェンド、ウォーレン・バフェット率いるバークシャーハサウェイは、保有銘柄を四半期毎に公開しています。
しかし、「バークシャーを完全コピーして、大成功したぜ!!」という人が多発していないことからも
- 他人の真似をしたところで、上手く行くとは限らない
と、肝に銘じておきたいと思います。
最後に
『手垢がついたダサい手法』は、大きなリターンが期待できないかもしれません。
よって、大きなリターンを手に入れようと思うと、『奇抜な手法』に手を出さねばならないことになります。
しかし、
- 『奇抜な手法』ではそうそう当てられないからこそ、多くの人が手を出しておらず、そのために『奇抜な手法』なのである
と考えられますので、よほどの事情があって一発逆転を狙う必要がある人でなければ、古くからある伝統的な投資をしておく方が良い結果となるのではないかと私は思います。
というわけで、これからも手垢がついたダサい手法をやりきろうと思います。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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