どこかで「無難にインデックス投資をしている」という言葉を聞きました。
しかし、インデックス投資家としてもわたし個人の考え方を表すのは、
「強欲に、可能な限り巨大なリターンを手に入れるためにインデックス投資をしている」
という言葉のほうがしっくりきます。
結果としては無難な選択をしていることにはなりますが、そこに至るまでの経緯は『無難』とはまったく違います。
具体的には、以下の通り『強欲ゆえにインデックス投資を選んだ』ことになります。
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仮に、
①コイントスで表が出たら101万円、裏が出たら100万円円もらえる
②コイントスで表が出たら200万円、裏が出たら1円ももらえない
のどちらかに1度だけ参加できる状況にあった場合、
- 無難に、期待値の高い①を選択
- 強欲に、期待値は低いけど②を選択
のどちらを選択するかどうかは選ぶ人間の考え方次第で、どちらが正解というわけではないでしょう。
もしかしたら私も②を選択するかもしれません。
しかし、『これに100回参加できる』としたらどうでしょうか。
無難な選択を好む人も、強欲な人も、①を選択することでしょう。
②を100回選ぶ人は、強欲なのではなく『ただのバカ』です。
これが、強欲な私がインデックス投資を選択している理由です。
投資とは、生きている限りチャレンジを繰り返す制度であるため、
- ひたすら期待値の高いものに賭け続ける
ことが最良の選択となります。
『株式市場』という魑魅魍魎がウロウロしている世界から、自力で期待値の高いモノを探し出せる能力がある(ごく一部の)投資家であれば、それに賭けることが合理的な選択でしょう。
しかし、それができない多くの個人投資家にとって個別株投資は『期待値の低い選択』でしかありません。
実力がないのにも関わらず、投資人生の前半に運よく勝ち続けることもあるでしょう。
時には、レバレッジ投資などハイリスクな投資に成功し、巨額のリターンを手にすることもあるでしょう。
しかし、投資との付き合いは一時だけのことでなく一生涯続くため、リターンは平均回帰していき、いつかは『自分の実力・努力に見合ったリターン』に落ち着きます。
そして残念ながら、私の能力では市場平均に勝つことは困難であるため、
「リターンを最大化するために、インデックス投資をしよう!」
という結論に至ったわけです。
よって『無難にインデックス投資』ではなく『もっとも儲かるインデックス投資』を選んだと言えるわけです。
…ちなみに、
ついでに言っておくと、『無難に投資する』という選択をするのであれば、債券や現金の比率を増やすことが良い手法となりますので、『資産の90%以上が株式』の私はまったく無難な選択をしていないことが分かりますね。
『スパコンSEは無難な選択を好む人物である』という勘違いをしないよう、お願いいたします。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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