素人投資家でもプロ投資家並みに儲けることは可能です。
※以下記事の続きです。
【必見】素人投資家がプロ並みに儲けるテクニック(インデックスファンド)
上記記事では「インデックスファンドに投資することで平均的なプロ投資家並みに儲けられる」と書きました。
今回はインデックスファンドと対をなす(?)「アクティブファンド(株式投資)」について記事にしたいと思います。
「投資信託のアクティブファンドとは」
「アクティブファンド」とは簡単に言うと「今後株価が上がりそうな企業を選んで投資するファンド」です。
いわゆる一般的な株式投資のイメージ通りかと思います。
あなたがアクティブファンドに投資している場合、あなたの投資成績は、あなたが選んだアクティブファンド(プロ投資家)と同等(より少し低い)成績となります。
インデックスファンドは「成長しそうな企業の株」も「衰退しそうな企業の株」も全て買いますので、アクティブファンドに比べ非効率に見えます。
「アクティブファンド」に投資すれば、「アクティブファンドの運用担当者」が時間をかけて投資するにあたいする企業を探します。
企業の財務状況や業界の今後の将来性などを調査し、時には企業訪問をしたりと、個人投資家では簡単に出来ないコトをして投資先の企業を選びます。
「労力をかけて投資先企業を選んでいるので、インデックスファンド(市場平均)より成績がよくて当然」かと思いますが、全てのアクティブファンドがそうとは限りません。
「インデックスファンドとの比較」
成績については、先の記事でも書きましたが「市場平均≒プロ投資家の平均」です。
よって、プロ投資家の半分は市場平均に勝り、残り半分は市場平均に劣っているのです。
「インデックスファンドは市場平均を目指す(平均を大きく乖離することはまずない)」ので、「労力をかけているアクティブファンドの平均成績≒大きく労力をかけていないインデックスファンドの成績」となります。
手数料については当然「労力をかけているアクティブファンド」の方が高くなります。
インデックスファンドとの比較は難しいですが、数倍程度高くなっていると考えて頂いて問題ありません。
市場平均以上を目指すためには追加で費用が必要となるということです。
「アクティブファンド、インデックスファンドどちらを選ぶか?」
ベストは「最も成績のよいアクティブファンドを選ぶ」ですが、それを選ぶコトは簡単ではありません。
各アクティブファンドの過去成績を調べ「もっとも成績が良かったファンド」を確認する事は簡単ですが「そのファンドが今後もよい成績を残すのか」とはまた別の話なのです。
多くの著書(有名どころだと「ウォール街のランダムウォーカー」)でも書かれていますが「今後どの企業の株価が上がっていくのか」を予想するコトは簡単ではありません。
「今後業績が良くなりそうな企業」は既に高い株価となっている(織り込み済みの)ため、予想を裏切った場合に株価は変動するのです(予想より業績が良くなれば株価が上がる。予想より悪ければ株価が下がる)
そして各企業のことを調べつくしているプロ投資家達にとって「予想外」というのは、まさに「予想外」のことで、それを事前に察知することは簡単ではありません。
「でも、何年も好成績を続けているアクティブファンドも存在するぞ」という意見もあるかと思います。
そういったファンドは「「予想外」を事前に察知できるほど優れた人間がいるファンド」 or 「偶然いい成績が続いているだけのファンド」のどちらかです。
そして、投資初心者はどのファンドが上記のどちらなのかを判断することは簡単ではありません。
実際に「投資の神様」とも言われるウォーレンバフェット(世界長者番付3位)も、一般人にはインデックスファンドを推しています。
有名な話として「2008年時点からの10年間でインデックス(S&P500)を超えられるアクティブファンドを見つけられるか」とプロ投資家と賭けをし、プロ投資家の選んだ5つのファンドと対決したところ、インデックスの方が好成績を収めていた。
といった実例もあります。
(と言いながらもウォーレン・バフェットはインデックス超えの成績を収めていますが…)
また、アクティブファンドは成績の良いファンドを選ぶのが困難なうえに、年間の手数料も高いというおまけも付いてきます。
よってひょしおんぬはインデックスファンドへの投資を続けています。
(平均点が取れれば十分アーリーリタイア可能とシミュレーションしている)
最後に
投資信託への投資をする場合「今後も好成績を収められるアクティブファンド」を選ぶのがベストではありますが、それを選ぶのは容易ではありません。
ギャンブル感覚で資産を増やしたいと考えている素人投資家以外は、インデックスファンドを選ぶ方が無難ではないかと思います。
そしてインデックスファンドへ投資しながら勉強を続たうえで、個別株投資をするなりアクティブファンドへ投資するなど、ステップアップを検討してみては如何でしょうか。
なお、ひょしおんぬは一生インデックスファンドへの投資を続けるつもりです。
よろしければ以下記事もご参照ください。
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それではまた。