みなさまも
「オルカンは偏っている」
「オルカンはアメリカばかり」
という批判を耳にし、
「うるせー」
「聞き飽きた」
と思っていることでしょう。
これに対するツッコみは、
「時価総額平均で考えたらバランス取れているんじゃい」
なわけですが、今日は違う方向から考えてみようかと。
オルカンは偏っているよ
まず、「オルカンは偏っている」という意見ですが、わたくしは結構共感してしまうところがあります。
アメリカ株式の人気は根強く、実際に世界の覇権国であるアメリカが世界を力強くリードしており、一時期にはライバルとなるであろうと見込まれていた中国は少々残念な状況に陥りつつあります。
よって、
「これからもアメリカ企業は強いんだろうなぁ…」
と思っているからです。
とはいえ、例えば、アメリカ企業だけが
- 米政府が反トラスト法を本気で適用
-
下所得層からの突き上げにより全力でデジタル課税に着手
といった、『(トランプ大統領なので)起きてもおかしくない事態』によって衰退する可能性がないわけでもなく、お気持ち的には『アメリカばかりに投資』は望ましくありません。
そこで「オルカンは偏っている」という記事に対して
「こうすればアメリカ株式がダメになってもい感じになるよ!」
という答えを教えてくれるんじゃないかと、期待している面もあります。
救いが欲しい
しかし、「オルカンは偏っている」と主張している記事に、「対策としてこうするといいよ!」という納得できる意見を見たことがありません。
そういった記事により対策は、
- 比率の低い新興国ファンドに別途投資しよう
- 為替リスクの少ない自国の株式も持つようにしよう
- 通貨不安のいまはゴールドを組み入れよう
- 暗号資産は必須
- 伝統的な投資資産である債券も忘れずにね
といった内容で、一見「なるほどね」と言いたくなるものもあるかもしれませんが、どれもこれも「どれをどの割合で組み込むか」を明確な根拠付きで提示しているものに出会ったことがありません。
「オルカンは偏っている」と主張しているわけですから、「正解といえるバランスが存在している」と考えているはずなのに、それをまともに主張できている記事と出会ったことがありません。
考えるまでもなく、様々なモノを入れたほうがリスク分散にはなるわけなので、上記に書かれているものだけでなく、
- 不動産もあった方がよいはずだが、どれくらいのバランスで?
- 太陽光発電も魅力的なはずだが、まだ間に合うのか?
- 株式と逆相関である森林(コモディティ)もいるのでは?
などなども検討する”べき”といえば”べき”ではありますが、そこには何故触れないのでしょうか?
例えば、以下のようなデータを持ってきて、

「世界の資産は、株式が10%ほど、債券が30%、実物資産が30%、現金が10%、美術品が2%…、なのでそれに合わせた比率で資産を保有するべきだ」
といった主張をされているのであれば、それは一つの考え方として理解できますし、納得もできるかもしれませんが、
「オルカンは偏っているから債券とゴールドを入れるべきだ」
とだけ言われても、
「その心は?」
の問い返すほかありません。
残念!!
なまくら投資家
以前も記事にした通り、私は「文句なくオルカンが最高の投資先である」とは思っておらず、「他よりも比較的に優秀であるから」投資しています。
オルカンは、
- 株式は株主にとって素晴らしい制度である
- 実際に過去の株式のリターンは素晴らしい
- 「なまくらが市場で戦ってもカモになるだけ」という言葉に説得力がある
から選んでいるだけで、これを超える「それは理にかなっている!」と思える投資戦略を提供いただけるのであれば、よろこんで飛びつくことでしょう。
しかし、出会ったことがない。
そこで、現時点では妥協して『最高のポートフォリオを組む』のではなく、『分かりやすいオルカンと、リスクを下げるためにちょっと債券に投資する』というスタイルに落ち着いています。
というわけで、引き続き
「オルカンは偏っている!」
という記事による、素晴らしいポートフォリオの提示に期待していたいと思います。
2026年にオルカンを超える商品が登場するのか、こうご期待。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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