いつも通りなんの気なしに適当な本を読んでいたら、
「アメリカ、やばいな…」
と思う本があったのでご紹介。
それがこれ。
この本は、2001年にノーベル経済学賞を受賞したジョセフ・E・スティグリッツ教授の本で、アメリカに関する
- OECDによる全世界共通テストによると、生徒の数学の成績は、全72カ国中40位
- 40年にわたり、収入の下位90%の平均税引前所得は横ばいになっている
- アメリカの政治制度は、一人一票ではなく、一ドル一票になっている
- アメリカ政府は『上位1%の上位1%による上位1%のための政治』を行っている
- 世界の人口の5%を持つアメリカに、世界の囚人の25%がアメリカにいる
などの『アメリカの問題点』をあげています。
この本を読んでいると
「アメリカの未来はないのかもしれない…」
「アメリカへの投資比率を下げたほうがいいんだろうか…」
と考えてしまいます。
本の内容がかなり衝撃的だったので、勢いだけで紹介させてもらうことにしました。
たった1冊の本を読んだだけでそれを鵜呑みにしてはいけませんが、参考までに。
なお、この本は『主にアメリカを対象に、先進国全体の問題点をあげている本』なので、アメリカのネガティブな情報ばかりが取り上げられており「アメリカやばい…」という考えにいたってしまいます。
しかし、アメリカ以外のどんな国(や団体や企業)であっても『何らかの問題点をかかえている』という点について違いはありません。
というわけで、私は
- 盤石な国(投資先)なんて存在しないので、広く薄く投資しておこう
という結論に至ったのでした。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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