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大統領選挙前に投資家がおかす4つの大きな間違い、について考察

最終更新日:2020/6/27

 

モトリーフールに今が旬の大統領選に関する記事があったので、その紹介と考察をしていきます。

 

記事では、大統領選前に投資家がおかす間違いとして、以下を挙げています。

  • 株式市場からキャッシュアウト(株を売却)すること
  • 選挙が終わるまで投資しないこと
  • 短期的なボラティリティに焦点を当てること
  • 選挙の予測に基づいて戦略を変更すること

 いずれも、選挙期間であろうとなかろうと注意するべき内容ではありますが、大統領選を目前に控えていることで、ついつい『いつもとは違う行動』をとってしまいがちなので、いつも以上に慎重にいく必要があります。

 

では、さっそく見ていきましょう。

 

株式市場からキャッシュアウト(株を売却)すること

大統領選での『予期せぬ事態の発生』に備えて、いったん手仕舞い(資産の売却)する投資家が多くいます。

元記事では具体的に

これまでの大統領選挙において、短期金融市場への流入は、選挙期間中は3倍も増加してきました。

と言っています。

※『短期金融市場』とは『1年以下のお金の貸し借り』と考えてください。

 

確かに大統領選の結果によっては、株価が大きく変動することは可能性がありますが、上昇するか、下落するかを読むのは容易ではありません。

また、大統領選の結果がどうなろうとも、世界中にある企業の『本質的な価値』が変わるわけではないため、これまで通り成長し株価が上昇していくことが期待できます。

 

よって、『大統領選による短期的な下落にかけた(ギャンブル的な)売却』はお勧めできません。

 

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選挙が終わるまで投資しないこと

キャピタルグループ(アメリカの金融サービス会社)の調査によると、『選挙が終わるまでまってから投資する』というスタイルは、リターンが悪いという結果が出ています。

具体的には、3つのパターンを比較し、

1つ目は、選挙の年初に投資することです。

2つ目は、選挙日までの10か月間、毎月投資を行うことです。

そして3つ目は、選挙が終わるまで投資するのを待つことです。

(中略)

選挙後に一括で投資した場合、過去22回の選挙のうち16回は上記3つの中で最悪のリターンとなりました。

と、しています。

 

つまり、従来通り

  • 『タイミングをはかった投資』は賢い選択ではない

と言えるわけです。

 

短期的なボラティリティに焦点を当てること

短期的なボラティリティに焦点を当てること

先にも書いた通り、大統領選によって株価が大きく変動する(ボラティリティが高くなる)可能性があります。

しかし、モトリーフールの記事では

最善の選択肢は、これを無視することです。

(中略)

しかし、短期的なボラティリティは長期的なパフォーマンスにほとんど影響を与えません。

したがって、市場のボラティリティが上昇したという理由だけで売るという行動は避けましょう。

と言っています。

 

短期的に株価が大きく動くと「逃げたほうがいいかな…?」と心配になるのは当たり前の心理ではありますが、感情に振り回された行動で成功できる可能性は低いです。

 

事前に『大統領選の前後では大きく株価が動くかもしれないけど、無視しよう』と心に決めておき、高いボラティリティを冷静にスルーできるようにしておきましょう。

 

選挙の予測に基づいて戦略を変更すること

モトリーフールの記事では、

誰が大統領になろうとも私たちの株式ポートフォリオに大きな影響を与えることはないでしょう。

フィデリティの調査によると、大統領が共和党か民主党のどちらになるか関係なく、1789年の初の米大統領選挙から、株式市場のリターンは任期の最初の2年は平均を下回り、最後の2年は平均を上回る傾向があります。

 と言っており、大統領選の結果は『株式市場のリターンに大きな影響を及ぼさない』としています。

 

大統領が誰になろうとも『国家の発展』を目指すことに変わりはありません。

短期的には『株価が上昇する銘柄・下落する銘柄』が出てくることは間違いないと言えますが、『長期』『分散』を心がけていれば、大統領選は大したイベントではありません。

 

でんと構えて、『今まで通りの投資』を心がけましょう。

 

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まとめ:大統領選はあれども、投資方針をブラさないようにしよう

ここまで記事にさせてもらった通り、

  • 株式市場からキャッシュアウト(株を売却)すること
  • 選挙が終わるまで投資しないこと
  • 短期的なボラティリティに焦点を当てること
  • 選挙の予測に基づいて戦略を変更すること

が、大統領選前に投資家が犯しがちな大きな間違いと言えそうです。

 

簡単にまとめると『株価の変動を読まず、投資するタイミングを計らず、たんたんと投資するべし』となります。

これは、大統領選という大きなイベントを控えている・いないに関わらず、投資の鉄則とも言えます。

 

現在は新型コロナの感染拡大もあって荒れた相場が続いていますが、慌てる事なく落ち着いていつものペースで投資を続けましょう。

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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