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【新型コロナウィルス】世界同時株安からの株価の変動を確認【暴落から11週間】

最終更新日:2020/5/10

 

新型コロナウィルスによる移動などの規制が、各地で解除されつつあります。

 

しかし、移動規制や店舗の営業が再開しても、客足は過去のレベルまで戻っておらず苦戦しているようです。

というのも、新型コロナウィルスの対策(薬など)が確立されていないため、人々は感染を恐れて以前のように行動できない為です。

 

であるにも関わらず、今週1週間は株価が上昇気味に推移していき、日経平均も2万円超えとなりました。

 

というのも、各所から「最悪期は脱した」との声が聞こるようになり、市場が新型コロナウィルスに対して楽観視するようになった為だと考えられます。

 

 

しかし、経済活動が再開されれば感染拡大が再び起こる可能性が非常に高く、パンデミック発生前の状況にまで戻る道のりは遠いと言わざるを得ません。

 

さて、今週はどんな株価の値動きだったのか確認していきましょう。

 

<目次>

 

【新型コロナウィルス】世界同時株安からの株価の変動を確認【暴落から11週間】

さっそくですが、株価の変動を「世界全体の株価の指標であるMSCI-ACWIを基準とする投資信託」の推移で確認してみたいと思います。

(世界平均の株価の推移と思ってください)

 

まずは過去10年の推移から。

【新型コロナウィルス】世界同時株安からの株価の変動を確認【暴落から11週間】

※2020年5月8日時点の189,378ポイントに合わせて赤線を引いてあります。

 

グラフの通りですが、過去10年という長いスパンで見ても急落しているのが一目瞭然です。他に類を見ない角度で急落し、他に類を見ない角度で急上昇しています。

  

現時点は「2017年ごろの株価にまで戻した」状態で、「上昇トレンドの中での一時的な下落」かな?という感想を持ちます。

 

では、次に過去2年間の推移を掲載します。 

 

【新型コロナウィルス】過去2年間の株価の推移

【新型コロナウィルス】過去2年間の株価の推移


 直近2年間でグラフを覗いてみると、新型コロナウィルスによる急激な暴落後は、激しく上下動していることが分かります。

 

現時点で2018年末の暴落時の株価は超えており、「慌てるような状況」には全く見えません。

 

むしろグラフだけ見ていると「2019年9月頃からの株価上昇が異常だったんじゃないの?」「その反動で下げただけでは?」と思えなくもありません。

 

もし本当にそうだったとすると「まだ新型コロナウィルスによる影響が株価に反映されていない」とも受け取ることが可能で、その場合はさらなる暴落が待ち構えていることになります。

 

 では次に過去11週間の株価の推移を掲載します。

 

【新型コロナウィルス】過去11週間の株価の推移

【新型コロナウィルス】過去11週間の株価の推移

 

5/8時点では、先週末(5/1)よりも少々値を下げている状況にあります。

今週一週間は世界的に見ると株価は上昇していましたが、円高の影響で日本の投資信託(グラフに使用している基準価格)は下落しました。


この単位の推移でみると

  • 底値からかなり回復している
  • 上昇トレンドにある

ことが分かります。

 

冒頭でも書いた通り、「最悪期を脱した」との声が各所から聞こえるようになり、投資家マインドが改善されたことが要因と考えられます。

  

しかし、「新型コロナウィルス拡大中の3月末ごろ」から既に株価の上昇トレンドが形成されていることからも、「株価の推移」と「世界情勢(景気も含む)」とが直接結びつくわけでは無いということがよく分かります。

  

あお、具体的な株価の変動率としては

  • 先週末(5/1)と比べて1.9%の下落
  • ピーク時(2/21)と比べて20%の下落
  • 底値時(3/24)と比べて22%の上昇

 となっています。

  

最近では急激な値動きが発生しておらず、株価だけ見ていると「落ち着いてきたなぁ」という感想を持ちます。

   

むしろ、先にも書きましたが、新型コロナウィルスのダメージの大きさの割に株価が下落していないことから「これから2番底が待ち構えている」と、(当たらない)予想をしています。

 

というか、このまま株価が情報すると「景気悪化」なのに「株高」となってしまうので、「株価が割高」状態となり非常に困ることになります。

 

では最後に、投資先地域毎の推移を確認します。

VTI・VT・VWO・TOKの推移を比較

VTI・VT・VWO・TOKの推移を比較

※2020/2/3時点を100ポイントに統一しています。

結果は見ての通りですが

  • 現時点で「黄色線:アメリカ株(VTI)」が最も回復している

という点が目立っています。

 

また、アメリカ株(VTI)だけが暴落後の最高値を更新しています。

(他のETFは4/29の値を超えられていない)

 

逆に「新型コロナウィルスによる被害が比較的少ない新興国」は、対象ETF内では回復が後れていることから「新興国で新型コロナウィルスによる被害が拡大したら」と考えると、恐ろしいことが待っているのかもしれません…。

 

にしても、アメリカ株は強いなぁ…。

 

今後の株価について

【新型コロナウィルス】世界同時株安からの株価の変動を確認【暴落から11週間】


新型コロナウィルスの最悪期は脱し、これからは経済活動再開のタイミングをうかがっていくフェーズとなりそうです。

しかし、人々の移動制限が解除されたところで、経済が新型コロナウィルスからのダメージから回復するのには、まだまだ時間が必要な状態であることに変わりはありません。

 

また、移動制限の解除には、再度の感染拡大が待ち構えているのはほぼ間違いありません。

 

また、

  • 日本ではGW
  • 中国では労働節(5/1から5連休)

 があったことから、今後1週間の感染者数の推移に注視していく必要がありそうです。

  

何にせよ、世の誰もが新型コロナウィルスの今後について正確に予想出来ない以上、一般投資家にできることは、

  • 「今がチャンス!」と買い急ぐ
  • 「暴落の前に逃げ切ろう!」と売りに走る

といったことをせず、冷静に市場を見つめながら自分の投資ルールに忠実に従うことしかありません。

  

というわけで、これからも積立投資を心穏やかに続けていくことにします。

 

暴落期が長くなればなるほど、 株価の変動が大きければ大きい程、ドルコスト平均法による積立投資の利益は大きくなります。

 

新型コロナウィルスには迅速に鎮静化してもらう必要がありますが、株価は当分下落したままでいいよ。

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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