2020年を持って年賀状をやめることしました。
正直に言って今までは惰性で出し続けていましたが、冷静になって「年賀状を出すことの意味」を夫婦で考えた結果、「これからは出さない」との結論に至りました。
<目次>
【辞め方】年賀状をやめることにしました【面倒・無駄】
年賀状をやめるにあたって主に懸念したことは以下の項目です。
- 縁が切れてしまうかも
- 楽しみにしてくれている人が残念に思うかも
- 非常識なやつだと思われるかも
しかし、じっくりと検討したところ不要な悩みだと気づくことが出来ましたので、一つずつ検討結果を記載します。
縁が切れてしまうかも
ほとんど会う機会のない人がこれに当てはまります。
多くの方に「年賀状でしかやり取りしない人」がいると思いますが「その程度の付き合いの人との縁を繋げておく必要性はあるのだろうか?」と考えたところ、全く持ってその必要はないとの結論に至りました。
もし「仲良くしたい」と思っている人であれば、年賀状以外にも連絡を取っているはずです。
よって「年賀状でしかやり取りしない人」への年賀状は不要と判断しました。
楽しみにしてくれている人が残念に思うかも
祖父母など、普段やり取りしない親戚等がこれに当てはまります。
祖父母などとはメールでの連絡が難しい(できない)ことから、年賀状が数少ない連絡手段の一つとなっている方も多いかと思います。
確かに楽しみにしてくれているかもしれませんが、「写真と数十文字程度のコメントを書いた年賀状」で喜んでくれるのであれば、電話をかけたり会いに行ったりすれば、むちゃくちゃ喜んでもらえるはずです。
年賀状作成にかけていた時間を、そういった時間にあてたほうが合理的だと判断しました。
非常識なやつだと思われるかも
年配の人や形式を大切にする人に当てはまります。
が、年賀状を出さないだけで「非常識なやつだ」と判断するような知人はほとんどいませんし、いたとしてもそんな奴との付き合いはこちらからお断りだ。
年賀状のやめかた
2020年の年賀状に以下を記載して出すこととしました。
まことに勝手ながら、来年から皆さまへの年賀状でのご挨拶を控えさせて頂くことと致しました。
これからも変わらずお付き合い頂けますようお願い致します。
また、特に親しくさせてもらっている人に対しては、メールや会った際に直接「年賀状やめます」と伝えました。
今のところ、誰からも「えーっ」と言ったリアクションはなく「OK!」と二つ返事が返ってきています。
年賀状をやめたところで影響はない
よく考えたら当然ですが、皆が仲の良いひと全員に年賀状を出している訳はなく、
・年賀状を出しているけど大して仲が良くない人
・年賀状を出していないけど親密な関係の人
と、どちらのパターンもあるわけで「年賀状をやめた」ことがきっかけで、本当に仲のよい人との関係が悪化するなど考えられません。
年賀状をやめることのメリット
思い切って年賀状をやめて以下メリットを得られました。
・年賀状の費用の削減
・年賀状作成の時間の削減
・年賀状作成による心理的負担の軽減
こちらも一つずつ書いていきます。
年賀状の費用の削減
年賀状本体の費用だけでも、毎年50枚の年賀状を書いていたすると、年間3150円。
60年で約19万円の費用がかかります。
(実際には印刷費用等も必要です)
それで浮いた金額を「年利105%の投資に投入していたケース」と、いつも通りグラフにすると以下の通り60年で116万円もの金額になります。
これを大金と感じるかどうかは個人の価値観によりますが、「少額」とは言えない金額が得られることになります。
年賀状の作成の時間の削減
どの家庭でも毎年それなりの時間をかけて年賀状を準備、作成していると思います。
我が家であれば、年間10時間程度はかけていると思います。
10時間は1日有給を取得してやっと得られる時間と同程度で、サラリーマンにとってはかなり大きな時間です。
「有給をとって丸一日かけて年賀状を作成した」と想像してみてください。
なんてもったいない有給の使い方か・・・。
年賀状作成による心理的負担の軽減
そしてこれが最も大きいメリットです。
年賀状をやめれば、
「年賀状作らなきゃ・・・」が無くなります。
「去年誰から来てたっけ・・・」も無くなります。
「誰かから喪中来てた気がする・・・」も無くなります。
「この人へのコメントなんて書こう・・・」も無くなります。
「プリンタのインク切れてんじゃん・・・」も無くなります。
これでもう・・・、
フリーダム!
フゥリーーィィィダムゥ!!!!
まとめ
年を重ねるとともに、やらなければならない行事が増えていいます。
増え続けるままにしておくと自分の自由がなくなり、最悪パンクしてしまいます。
年賀状に限らず、色々な行事を断捨離してみてもいいのかもしれません。
一緒にフリーダムしましょう。
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ひょしおんぬのセミリタイア計画の予定と実績をグラフにしました。
今のところ順調です。
セミリタイアに向けては「お金を生成してくれる装置」が必須です。
現代であれば誰にでも購入可能な資産を手に入れない訳にはいきません。
それではまた