【30代でFIREを達成!】元・超貧困女性が“1億円”貯めた貯金術
という記事があったのでご紹介。
この記事では、
- 普通のサラリーマンでもFIREはできる
- 幸福感を下げない節約をすればよい
とし、その具体的な方法を解説しています。
具体的には
- 「あなたを幸せにしない基礎的な支出」を削る
- 「痛みを伴うがいずれ慣れる支出」も削減を
- 所有している高額なものを減らす
- 節約したら、ご褒美も忘れずに
の5つのポイントを取り上げていますので、順に見ていきましょう。
<目次>
「あなたを幸せにしない基礎的な支出」を削る
最初は「あなたを幸せにしない基礎的な支出を削る」で、元の記事では
第1ステップは、「削っても生活の質に大きな影響を与えない支出を探して削る方法」だ。
例えば、銀行の手数料や利用していないサブスクリプションの利用料、固定電話の利用料などがそれに当たる。
と解説しています。
至極あたり前の内容で、『銀行の手数料や利用していないサブスクリプションの利用料、固定電話の利用料など』を支払っている人は即刻けずりましょう。
個人的に忘れがちだと思うのが、
- クレジットカードの年会費
- クレジットカードや電気料金などの明細の郵送費用(以前は無料送付があたり前だったが、昨今ではオンラインが無料、郵送は有料となっているケースが多い)
あたりで、多くても年数千円レベルかと思いますが、放置すればするほどのダメージが広がっていくので、いますぐにでも対処しましょう。
「痛みを伴うがいずれ慣れる支出」も削減を
つづいては、「痛みを伴うがいずれ慣れる支出を削減」で、
第2ステップとして、著者は「削ると最初のうちは多少不便だったり不快だったりするかもしれないけれど、いずれ慣れる支出を削ること」をおすすめしている。
例えば、通勤を自転車に切り替えたり、仕事中のランチを購入することをやめてお弁当にしたりするようなことだ。
と解説しています。
これはかなり重要で、いわゆる『生活水準を下げる』という行為になるかと思います。
多くの家庭は『生活水準を、収入に合わせたレベルにする』という間違った選択をしています。
本来であれば、生活水準は『収入』によって左右されるモノではなく『自分が必要とする生活水準』を理解したうえで決めなければなりません。
よって、「貯蓄が欲しい(節約したい)」と考えているのであれば、『生活水準を自分が最低限必要とするレベルにする』という選択をしなければなりません。
つまり、若くしてFIREを達成するためには
- 『自分が許容できる最低限の生活水準』を知る
- そのうえで、収入がどれだけ上がろうともその生活水準を保つ
ということが必要になります。
自分の生活水準は、『自分の身の回りの人々』の影響を強く受けます。
そして、会社の同僚や友人は、自分と同じような収入になることが多く、生活水準をそこに合わせていては、『一般的な貯蓄』しかできません。
しかし、「貯蓄したい!」「FIREしたい!」と考えるのであれば、そこに水準を合わせてはいけません。
世の中を見渡せば、あなたよりも低収入で楽しく生きてい人々が何十億人といます。
よって「生活水準をこれ以上さげるのはむり!」という考えは多くの人には通用せず(する人もいるでしょうが…)、『まだまだ節約の余地がある』ということになるはずです。
所有している高額なものを減らす
つづいては「所有している高額なものを減らす」です。
例えば、自動車だ。車は、その本体が高いのもさることながら、ガソリン代、保険の費用、駐車場代など維持費がかなりかかる。
これも当然の話ですね。
意外と、
- 日々、数円・数十円の単位で節約しているのにも関わらず、『車などの高級品』や『旅行』での出費は、あまり検討もせずに勢いだけで払ってしまう
という人は多いです。
そんな行動をしていれば、お金が貯まらないのは当然です。
例えば、
『車を買うときに追加した10万円のボディコーティング』は、『定価が100g100円の鶏肉を、50%オフで200㎏買うことで節約できた金額』に等しいです。
鶏肉は一人当たり年間13kgほど食べられている(農畜産業振興機構)ため、200kgというのは鶏肉15年分にあたります。
つまり、
- 15年間にわたって『定価が100g100円の鶏肉』を50%オフで買える権利
- 車のボディコーティング
のどちらも『10万円の価値』を持っていることになります。
どちらがより魅力的であるか、しっかり考える必要がありそうです。
節約したら、ご褒美も忘れず
つづいては「ご褒美」です。
これまで削ってきた支出の金額を足し合わせた上で、その一部を自分へのご褒美にまわすのです。何に使うかをあらかじめ決める必要はありません。
なんでもやりたいことをするための「楽しむお金」です。(中略)節約した金額を下まわる支出で済めば、あなたはより幸福な生活をしつつ、見事に貯金残高を増やすことになるのです!
ここに関しては「節約したからご褒美!」という考え方は、個人的にはあまりおススメできません。
「ダイエットのために運動したからご褒美にスイーツ!」と言っている人が成功できないのと同じように、貯蓄も失敗に終わりそうな気がするためです。
とはいえ、「修行僧のようにひたすら節約しなければならない!」と言っているわけではなく、ここまでにあげた
- 「あなたを幸せにしない基礎的な支出」を削る
- 「痛みを伴うがいずれ慣れる支出」も削減を
- 所有している高額なものを減らす
をしっかり実行し、それでも残った『自分にとって重要な娯楽』をこれまで通り行えばよいでしょう。
手取り収入の40%以下で生活し『かなり節約している』と自負している私も、『年に数回いくディズニーリゾート』では遠慮なくお金を使います。
「使うお金を手に入れるために節約する」というあたり前のことを理解していれば、あらためて「ご褒美をあげなきゃ!」と意識する必要はないでしょう。
まとめ
といった感じで、【30代でFIREを達成!】元・超貧困女性が“1億円”貯めた貯金術という記事を紹介しつつ考察してまいりました。
ちなみに、紹介した記事では「投資」にはふれていませんが、「下の本にまとめてあるから読んでね」ということでした。
個人的に『FIREするほどの資産を作る』という目標を達成するためには、『生活水準を下げる』というのもっとも重要な方法であると考えています。
というのも、これができなければ『お金が貯まるペースが落ちる』だけでなく『FIRE後に必要なお金が多くなる』ことになるため、FIREが大きく遠ざかることになるためです。
自分の生活水準は、ついつい周りの人に影響されてしまいますが、
「まわりの人なんか関係ないよ!自分が本当に必要なモノにだけにお金を支払え!」
と叫びつつ、この記事を終了したいと思います。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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