金融広報中央委員会の調査によると2017年時点で30%以上の世帯が貯蓄が0とのことです。
その「貯蓄0世帯」は「収入=支出」状態が続いていると考えられます。
「資産形成できない家庭とは」
支出を減らせば当然貯蓄するコトが可能ですが、多くの方は「贅沢しているわけでもないし、これ以上支出を減らすことはできない」と考えているかもしれません
が、落ち着いて考えてみれば多くの世帯ではそれはあり得ないと言えます。
例えば「貯蓄0世帯」にも、世帯手取り収入が300万円の家庭もあれば、世帯手取り収入が290万円の家庭もあるわけです。
「収入300万円の家庭」が「収入290万円の家庭」と同じ生活(同じ支出)をすれば、年間10万円を貯蓄できるわけです。
よって「収入300万円の家庭」は「収入290万円の家庭」より少し贅沢し「300万円をしっかり使い切る生活」をしているコトになります。
これは収入の金額に関わらずどの家庭にも言えるコトです。
(年収130万円以下の貧困層(全国消費実態調査より)は除きます)
自分の家庭よりも少ない収入でやりくりできている家庭が存在している以上、貯蓄が0のあなたの家庭には節約する余地が残されていることになります。
「資産形成するためには」
現時点で貯蓄が0円ということは、(収入=支出なので)ほんの少しでも支出を減らせば貯蓄できるということです。
例えば毎食のごはんの量を少し(5%でも)減らしてもいいですし、日の出ている時間に合わせて早寝早起きして電気代を節約したり、日用品は全て中古で済ましてもいいでしょう。
効果は大きいですが「家賃の安いところに引っ越す」というとハードルは高くなりますが、上記程度であれば現在の生活を維持したまま実施可能です。
ようは「無意識に収入を使い切る生活をしてしまっている」というコトを理解し、「もうこれ以上節約できない」という誤った認識を消し、自分の生活を見直す必要があります。
「強制的に貯蓄する為に」
とはいえ、それがなかなか実施できないために現在貯蓄が0になっているわけだと思いますので、強制的に貯蓄するために以下アイデアを提案しようと思います。
「投資信託を自動で毎日(平日)100円購入するようにする」
「強制的にお金を使えない状況にする」という使い古されたアイデアではありますが、やはりこれが一番効果的です。
本記事ではそれによる効果をグラフ化しておきますので、投資結果を理解し投資開始への助けとなれば幸いです。
※年利5%(複利)を得られたとする
※年間の投資日数は250日とする(年間5万円投資)
上記毎日100円投資を続けると、10年後には資産が30万円を超え、20年後には元本50万円に対して資産は80万円と30万円以上の利益を上げられます。
40年後には元本100万円に対して資産額は300万円と、資産額を3倍にまで膨らませるコトが可能です。
毎日たったの100円でもこれだけの資産が形成できます。
年間にすると5万円です。
年収が少し(5万円)減ったと思って投資してみてはいかがでしょうか。
まとめ
世の中には色々な年収の家庭があります。
あなたの家庭が貯蓄0円なのは、あなたが収入を使い切る生活をしているからです。
あなたの家庭はまだ節約できる余地があるコトを理解するべきです。
そして節約できた分を投資に回すコトで大きな資産を手に入れるコトが容易に可能です。
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その気にさえなれば誰にでもセミリタイアできることが理解頂けるはずです。
それではまた。