少し前に「年金の納付期間を5年延長することを検討している」なんて話があり、多少騒ぎになりましたが、個人的には
「そりゃ延長するよね~」
と思っています。
厚生労働省による上の報告によると、平均寿命も健康寿命もガンガン延びていっているわけなので、年金受給者に支払うお金は増えていることになります。
それに対応するためには、
- 年金納付額の増加
- 納付期間の延長
しかないわけですが、『寿命が延びている』ことが要因であるため、『支払う期間を延長する』のは極めて当然ことかと思います。
「年金のない世界」で生きていると考えても、
- 長生きになったぶんだけ長く働かなければ生きていけない
のは当たり前すぎる結論です。、
また、『年金の納付を60歳から65歳に延長する』と言う言葉から
「60歳でリタイアしようと思っていたのに、65歳まで働けってことか!!」
みたいな反応をする人もいますが、
そんなことは言っていない。
たとえ30歳であろうとも、生活に支障なく仕事を辞められるのであれば辞めればいいし、
反対に80歳であろうとも、仕事を辞めることで生活費を賄えないのであれば働かなければならない(基本的には)のだと思うのです。
よって、
- 年金の支払い期限や定年が60歳だから、60歳まで働こう
- 支払い期間が65歳になったから、65歳まで働こう
という考え方は嫌いです。
本来であれば、自分自身で『自分の望む生活をするためには、何歳まで働かなければならないか。いくら貯めなければならないか。』を考え、その計画に合わせてリタイアすればいいだけです。
『年金の納付期間』だとか『定年』だとかはどうでもいいのです。
しかし、残念ながら自身のリタイア計画すら立てられない人間が数多くいます(非難しているわけじゃーないよ)
そういった人々のために、
「○○歳まで年金を納めてくれたら、どんだけ長生きしても年金を支給し続けるよ」
「それだけあれば、ある程度はなんとかなるよ」
という年金制度があり、その年金制度が『寿命の延び』によって危うくなることが予想されるのであれば、支払期間を延ばすのは当然の行為です。
なお、わたくし自身のことだけ考えると「自力で運用するからほっといてくれ」と言えなくもないわけですが、そういった『未計画な人々』を救うためにも(もちろん、自分のためにも)粛々と年金を支払い続けることとします。
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