「貯金や投資するよりも経験を買え!」
と、よく聞きます。
これは若者にあてたメッセージで、
- 貯金や投資にお金をあてるよりも、旅行など遊びを経験しておけ
という意味で語られることが多いです。
(「セミナーに参加しろ」と高額セミナーを紹介するケースもありますw)
まったくもって正しい意見です。
若いころから様々なものにチャンレジすることで
- ひろい知見を持つことで自分の世界がひろがる
- 大きな失敗を経験することでタフになれる
- 成功体験をすることで自己肯定感をたかめる
などといった効果が期待でき、ひいては『豊かな人生』を手に入れられる可能性が高くなることは間違いないでしょう。
しかし、見逃されがちなのが
- 『投資』も経験の一つである
ということです。
むしろ『投資はもっとも重要な経験のひとつである』とすらいえます。
というのも、
- 旅行などによる経験は、高い確率で人生を豊かにしてくれる
のは間違いありませんが、
- 投資の経験は、ダイレクトに人生に影響を与える
ためです。
投資ほど人生を左右する経験はない
もちろん、
- 『金があるかどうか』が『豊かな人生が送れるかどうか』を決める
なんて言うつもりはありませんが、
- お金が多いほうが、苦労の少ない人生が送れる可能性が高い
のは間違いないでしょう。
とくに、たまに話題になる
- 退職金の投資に失敗して、老後の計画が破綻した
なんてことになったら目も当てられません。
これは『投資の経験をないがしろにしてきた』ことが原因で、未経験でありながらも大金を投資(もどき)に投入してしまえば、痛い目を見ることになるのはあたり前です。
しかし、この『投資による失敗』が若い頃のモノであれば、大きな問題にはなりません。
たとえ資産が減ったとしても労働収入によって取り戻すことができますし、最悪資産がゼロになったとしても何とでもなります。
実際に、私は20代半ばの頃に『リーマンショック時に、信用取引によって300万円(全財産)がゼロになった』という経験をしてきましたが、その失敗によって人生が狂うようなことはありませんでした。
参考記事:スパコンSEの失敗談まとめ
むしろ、その失敗を糧にして、充実した投資生活を送ることに成功し、『セミリタイア』なんて非常識な目標を持てるに至りました。
これも、若いころから『投資』の経験をしてきたからです。
もちろん、これが私の人生においてベストな選択だったかどうかは分かりません。
仮に、投資をせずに起業していたら、テスラを超える時価総額企業の創業者になっていたかもしれませんし、
仮に、投資をせずに政治を志していたら、アメリカ大統領になっていたとしてもおかしくありません。
しかし、これだけは言えます。
- 『投資以外の色々な経験をしてきたが、平凡なサラリーマンとなってしまった(と仮定した)私』よりも、『投資を経験したことで、セミリタイアできそうなサラーマンとなった私』の方が幸せである
と。
人生において
- ○○をやっておけば必ず成功できる、幸せになれる
なんてものはありません。
で、ある以上、
- 『数うちゃ当たる』精神で、色々なものを経験しておくべき
であることは間違いありません。
その上で、
- その経験の中でも、『投資』は優先度の高い経験だ
と私は思います。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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