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【簡単】インデックス投資にやる気や能力は必要ない【誰にでも可能】

最終更新日:2020/6/22

 

インデックス投資ならバカでも儲けられます。

 

「投資は難しい!」と考えている人がよくいます。

しかし、投資にも

  • 難しい投資
  • 簡単な投資
  • 投資もどき

などなど、色々な種類があります。

 

本記事では、多くの個人投資家(や投資未経験者)にとって、最もリターンを得られやすい「インデックス投資」に焦点を当てて解説していきます。

 

【簡単】インデックス投資にやる気や能力は必要ない【難しくない】

【簡単】インデックス投資にやる気や能力は必要ない【難しくない】

「投資は難しい」と考えている人の多くは、米ウォール街に代表されるプロ投資家の世界のイメージを強くもってしまっていそうです。

 

多くのプロ投資家は高給取りであるため、「頭脳明晰な人材が集まっている」のは事実で、そこから発展して

  • 頭が良くないと投資で儲けられない
  • 頭が悪いとカモにされるだけ

といったイメージを抱かれているケースが多々見受けられます。

(ウォール街の平均給与は約5000万円。おそるべし…)

 

そして実際に、

  • 将来有望な企業を探し当てる
  • 企業価値の割に株安になってる企業を見つける

といった、いわゆる「株式投資」には高い能力が必要とされるのは間違いありません。

 

しかし今の世の中には、その「高い能力」を全く必要としない投資が存在しています。

それが本記事で取り上げているインデックス投資です。

 

インデックス投資を活用すれば、平均的なプロ投資家並みの利益が得られる

どれだけ投資の知識が不足している人であっても、インデックス投資を活用すれば、「”高給取りぞろいのプロ投資家”の平均的なリターン」と同程度の利益が得られます。

 

というのも、インデックス投資とは株式市場のインデックス(市場平均)を目指す投資方法であり、市場の90%以上のお金はプロ投資家が動かしている(市場≒プロ投資家の集まり)ため、

  • 市場平均の成績 = プロ投資家の平均

となっているためです。

 

そして、インデックス投資の最も面白いところは、

  • 勉強しなくても平均点が取れる

とことです。

 

インデックス投資であればバカでも平均点が取れる

学校のテスト等を想像すると

  • まぁまぁ勉強すれば平均点が取れる
  • 全く勉強しなければ悪い成績を取ることになる

と、勉強量や能力に応じて順位が付いていき、何の努力もしていない人が悲惨な結末を迎えるのは目に見えています。

 

これは、「投資先の企業を選ぶ個別株投資」についても同様で、生半可な知識で市場に参加する(株を買う)ことで、痛い目を見るのは当たり前です。

※本ブログの筆者ひょしおんぬも痛い目見ましたよ。

 

しかし、インデックス投資はそうはなりません。

「知識がなくても平均点が取れる」という環境が整っているのです。

 

それを実現する方法はいたってシンプルで

  • 市場にある株を全て買う

という行為で達成しています。

(正しくは”全て”ではありませんが、本記事では割愛)

 

「どの株が上がって、どの株が下がるか分からないから全部買ってしまえ!」の精神で、とても潔いです。

 

先ほど書いた通り、市場の90%以上はプロ投資家の取引で成り立っています。

すなわち、各企業の株価は「全てのプロ投資家の総意(平均)」で決定しているわけです。

 

ということは、「全ての株を買う=プロ投資家の総意に合わせて買う」ことになり、ひいては「プロ投資家の平均点と、同じ成績が取れる」ことになります。

 

テストで例えるならば、

「全員の答案用紙をコピーしたものを提出して、その全ての平均を自分の得点とする」

ようなもので、その結果「成績の悪い奴」も「成績のいい奴」も全てを含めた平均点を得られます。

 

当然、上位に入れるわけではありませんが、下位に落ち込むわけでもありません。

 

これを「頭脳明晰で高給取りが集まる株式市場」の中でも実行できるのが、インデックス投資の最大のメリットです。

 

しかも、さらにすごいことに、インデックス投資の成績は、多くのプロ投資家の成績を上回ると、過去の実績より証明されています。

 

インデックス投資でプロ投資家を超えられる

インデックス投資をすれば、平均点を狙ったはずなのにプロ投資家の平均以上の成績得られます。

 

これは数多くの著書でも公開されており、代表的なものとしては

1年間の成績では約6割のプロ投資家が市場平均(インデックス投資)に劣り、10年間の成績では約7割、20年間の成績では8割のマネージャが市場に負けている。

 と、「著書:敗者のゲーム」の中で解説されています。

※「敗者のゲーム」の詳細は、以下記事をご参照ください。

 

この原因の一つは「株の売買時の手数料」にあります。

 

個別株投資の基本である「良い株を買って、悪い株を売る」手法は、株の売買を数多く繰り返す必要があります。

(業績が悪化すれば売る、良くなれば買う、などによって)

そして、「株の売買」のたびに「売買手数料」を証券会社に支払っています。

 

1回当たりの売買手数料を大した額ではありませんが、繰り返せば繰り替えすほどにダメージは広がっていきます。

 

例えば、

  • 1度の取引手数料が、取引額の0.01%
  • 1年間で50回の株入れ替えを実施(50回売り・50回買いで100取引)

とした場合、

  • 1年間で資産額の1%が手数料として引かれる

 

ことになります。

 

株式投資による年間の期待リターンは5%程度と言われていますので、そこから1%の手数料を引かれるのは大ダメージ(利益が20%減少)であることは間違いありません。

 

しかし、インデックス投資であれば、売買は最小限に抑えられます。

何故なら「株の乗り換えが発生しない」からです。シンプルです。

 

その分(手数料)だけ、インデックス投資はプロ投資家を超えられることになるわけです。

 

まとめ:自分の能力に絶対の自信がある人以外はインデックス投資一択

ここまで記事にさせてもらった通り、インデックス投資は「バカでもプロ平均並みに儲けられる手法」です。

 

ちなみに、このインデックス投資が有利なのは「今の時代であるからこそ」であることも覚えておきましょう。

 

というのも、1970年代くらいまでは「市場の90%が個人投資家(素人)」であったため、多くのプロ投資家は市場平均を圧倒していました。

よって、当時は「インデックス投資=素人投資家の平均点が取れる手法」であったわけです。

 

さらに、今の勢いでインデックス投資が拡大を続けるようなことがあれば「企業の業績に関係なく株価が変動する」という異常事態が発生することにもなりかねません。

※詳しくは以下記事をご参照ください。 

 

我々インデックス投資家は、今の時代に生きていることに感謝しながら投資をしていきたいものです。

 

ありがとー!

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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それではまた

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