
楽天トウシルに
という記事がありました。
今ではあたり前のように選択されるようになったインデックスファンドですが、それでもアクティブファンドが消滅したわけでもなく、ファンドによっては広く人気を集めています。
私はインデックス投資を多くの人に推す立場ではあるわけですが、トウシルが
「こんな人はアクティブファンドを選ぶべし!」
と解説してくれているので勉強させてもらいたいと思います。
トウシルが言っているアクティブファンドを選ぶ理由は以下の3つです。
- インデックス運用よりも成果を出したい
- 自分のやりたい運用をプロに任せたい
- 手数料を「担当者への相談料」と割り切っている
うーん、よく分かりますね。
インデックス運用よりも成果を出したい
『インデックス運用よりも成果を出したい』は、まさに私の心の声そのものです。
リターンを手に入れるために投資をしているわけなので、より大きな成果を出したいという願望を持つのは自然なことです。
ただし、アクティブファンドがその願望に答えてくれるかどうかは別の話です。
自分のやりたい運用をプロに任せたい
また、『自分のやりたい運用をプロに任せたい』もすごくよく分かります。
私は『(現在で言う)ハイテク銘柄』や『高配当銘柄』といった、『人気のセクター』への投資を避けたいと考えています。よって、『地味銘柄に投資するアクティブファンド』が存在したいたらそこに運用を任せたいと考えることもあります。
とはいえ、そのアクティブファンドがインデックスを超えるパフォーマンスを出してくれるかどうかは別の話です。
手数料を「担当者への相談料」と割り切っている
さらに、『手数料を「担当者への相談料」と割り切っている』についても理解できます。
投資に関する情報は玉石混交で、SNSなどには『玉』がほとんどなく『石ころ』ばかりが転がっていると言っても過言ではありません。よって、多少の手数料を支払うことになったとて、プロの担当者から『正解』を手にいれられるのであれば喜んでアクティブファンドを利用するでしょう。
しかし、プロの担当者が『正解』を知っているかどうかは別の話です。
コストの問題?
紹介している記事では、インデックスファンドが選択されている理由を以下のようにまとめています。
一言でいえば、「低コストのインデックスファンドがあるのに、わざわざコストをかけてまで成績が上回るか分からないアクティブファンドに投資する必要はない」ということではないでしょうか?
ここで言う『コスト』が『信託報酬だけ』を指しているのか、『アクティブファンド内で発生する売買手数料』も含んでいるのか分かりませんが、
- どこでどれだけのコストがかかろうとも、リターンがインデックスファンドを超えられるのであればアクティブファンドを選びたい
と考えているのは、万人に共通することかと思います。
であるのにも関わらず、インデックスファンドばかりが選ばれているのは『アクティブファンドの成績が上回るか分からない』からではなく、『(長期になればなるほど)アクティブファンドの成績は負ける可能性が高い』と考えている人が多いからです。
この根拠はいたるところで様々なデータを元に語られていますが、例えば、
-
1977年初めにインデックスファンドを1万ドル購入し、2022年初めまで配当金を再投資したと仮定すると、その1万ドルは214万3500ドルにまで増えた。
-
同じ期間、アクティブファンドの平均を買っていたとすると、147万7033ドルにとどまった。
といったデータからも明らかです。(なぜインデックス投資は最強なのか)
これが逆なのであれば、『アクティブファンドの成績がインデックスファンドを上回るか分からない』としても、アクティブファンドを選択する人がもっと多くいると容易に想像できます。
であるのにも関わらず、『アクティブファンドを上回るか分からないンデックスファンド』が多く選ばれているのは、『より勝率の高いファンドに賭けている人が多い』というとてもシンプルな理由です。
とはいえ、
とはいえ、その『勝率が高い』は過去のデータでしかなく、将来も通用し続けるとは限りません。
例えば、
- 大量の個人投資家が参入してきて、アクティブファンドは彼らをカモにすることで大きなリターンを手に入れ、インデックスは『悲惨な個人投資家』と『ウハウハなアクティブファンド』の間に位置する存在となる。
なんて言う世界がきてもおかしくありません。
実際に、
- 個人投資家の比率の高い中国では、先進国市場に比べて市場平均を超えるアクティブファンドの割合がはるかに高い
といったレポートも出ています(ScienceDirect)
よって、『インデックスファンドが有利』という世界線に終わりがくる可能性も考えられます。

1%くらいはな!
というのも、インデックス投資が普及しおてり、かつ仕事に私生活に忙しい現代において、アクティブに投資する個人投資家が激増する可能性は低いと考えるからです。
さらに、個人投資家がアクティブ投資で戦わねばならないのは、『これまで市場で生き残ってきた歴戦のアクティブ投資家たちばかり』なので、参戦したばかりのアクティブ個人投資家たちは負けて断念していくことが容易に想像できます。
また、仮にアクティブファンドが有利な時代がやってきたとて、優秀なアクティブファンドを選ぶことが難しいことに変わりはないでしょうから、
「アクティブに劣る可能性は高いが、インデックスで妥協したうえで、空いた時間を”やりたいこと”に使う」
という選択は、賢い選択であり続けると思います。
というわけで、強い信念をお持ちでないのであれば、インデックスファンドに託しておけばいいんじゃないかと、私なんかは思います。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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