
1億円でFIREを提案するも
「言いづらいけど……正直、あなたと1日中ずっと一緒は、厳しい」
と言われた。
これは、THE GOLD ONLINEに掲載されていた記事で、
- 48歳の既婚者
- 子なし夫婦
- 資産1億円を達成
- パートナーはパート労働者
という状況にある方の物語です(フィクションかもしれませんが)
この状況が『FIREできる』と判断できるかどうかは人(FIRE後の生活や、支出額など)によって異なるとは思いますが、この物語の主題は「この資産額・状況でFIREしても大丈夫か?」ではなく、
- 『FIREできる』と『FIREする』には大きな乖離がある
ということです(なので『十分FIREに耐えうるだけの資産がある』としておきます)
主人公である48歳の夫は、パートナーに
「5%運用だと、税金を考えても年400万円くらいになる。でも、正直平均で8%ぐらいは見込めるんじゃないかな。そしたら手取り600万円以上。質素にやれば、亜希も仕事しないで大丈夫だ。最高だろ?」
と状況を説明し、FIREを提案するも、パートナーから
「言いづらいけど……正直、あなたと1日中ずっと一緒は、厳しい」
「私にも仕事をしないでいいって言ってくれるのは、ありがたいよ。でも、週7日ずっと一緒は、あなただってきつくなると思うよ。コロナ禍のとき、少しそういう生活したじゃない。喧嘩することが多かったよね」
と言われてしまいます。
無慈悲
この記事では、この状況を
自由になるためのFIREが、パートナーにとっては「自由を失う話」に聞こえることもあるわけです。
と解説しています。
「インデックス投資では人生を変えられない」でも書きましたが、投資に成功したところで夫婦関係が改善されるとは限りません。
もちろん、このお金を『夫婦関係の改善』を目標として使うことはできますが、どれだけ多くのお金を使ったところで夫婦仲が改善されるとは限りません。
むしろ、多くの資産を手に入れるまでに夫婦仲をおざなりにしてきたのであれば、驚くほどの巨額を使ったところで、夫婦仲が一時的に改善されることがあったとて、それが永続的に続くとは考え難いです。
人間関係には、
- 相手の気持ちを理解しようとする
- 必要以上に干渉しない
- 自分の気持ちを押し付けない
- 感謝を忘れない
といったあたり前のことが大切なので、これらを欠いているパートナーから
「お金ならあるから、ホームヘルパーを雇おう!」
「自由に使えるお金をもっと増やせるよ!」
「もっと頻繁に旅行に行こう!」
と言われたとことで、
「この人は頼りになる」
「信頼できる」
「一緒にいたい」
と、思ってもらえるかどうかは疑問です。
それまでに築いてきた良好な人間関係の上に『潤沢な資金』があれば、もっとよい関係に向上させることができるかもしれませんが、『潤沢な資金』だけで負を正にできるケースは(貧困が原因で荒れた家庭であるケースを除き)少ないでしょう。
ありきたりすぎますけども、
「お金で愛や友情は買うことはできない」
というやつですね。
豊かな人生を送るうえで、お金はむちゃくちゃ大事です。
(基本的には)多ければ多いほどに良いです。
しかし、それ以上に
「手に入れたお金をなんのために使うのか?」
がより重要であることを忘れないようにしたいですね。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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