まずはこれを見てくれ。

これは、3月27日に公開された金融経済教育推進機構による2025年の金融リテラシー調査結果で、『マネーリテラシーの低い人は、金融経済教育を受けた人のほうが8倍金融トラブルに多く合う』という衝撃の事実が描かれています。
※『金融経済教育』とは以下の通りで、自己認識として「受けたor受けていない」のどちらかと選んでもらいます。

『ちょっと勉強する』とトラブルに合う
これはある意味当然ではあって、最大のトラブル層である『金融教育を受けた低リテラシー層』は、
- 金融経済教育を受けることで、投資などに興味を持つようになった
- しかし、広く学ばないまま投資などに手を出したことで、トラブルに巻き込まれた
といったケースが発生しやすく、反対に
- 金融教育を受けずに金融とは遠い世界で生活していれば、トラブルに合うこともない
という結果が『金融教育を受けていない人はトラブルにも合わない』に出ているのかと思います。
自動車運転免許を持っていない人は自動車交通事故を起こさないが、免許を取得したばかり(未成熟期)には事故を起こしやすい。と似たようなものですね。
超要約してしまうと、
「中途半端な金融教育を受けると、痛い目に合いやすくなるだけ」
ということです。
うん。
『ちょっと知ってる』とトラブルに合う
ちなみに、金融教育の有無を無視した場合において、金融トラブルに遭遇した人の割合は以下の通りで、

『まったくリテラシーの無い人よりも、ちょっとだけ金融を知っている人の方が多くの被害に合っている』ということが分かっており、こちらも、
- 金融リテラシーがなければ(投資などに対する)警戒が強いので、トラブルに合うことが少ない
と、先述した結果と似たようなことが分かっています。
日常生活でも良く聞く、
「慣れてきたころが一番危ない」
というやつですね。
多くの人が、
仕事に慣れてくると、自信からくる手抜きによって大きなトラブルを起こす。
自動車運転やスノーボードなどに慣れてくると、スピードを出し過ぎて怪我をする。
といった経験をしてきたかと思いますが、いわゆる
「実力がないのに調子に乗ってしまった」
というやつです。
みんなやるやつ。
『自己評価”だけ”高いやつ』がトラブルに合う
なお、金融トラブルに合いやすい年代は若年社会人(18-29歳)となっており、この層のトラブル経験者の割合はダントツで高いです。

それもそのはず、
- 若年社会人は、自己評価がもっとも高い層であるのにも関わらず、客観的評価がもっとも低い層である
からです。
ワロスwww
そりゃー金融トラブルにも合いますよね!
と、他人をバカにするように言っていますが、私も投資1年目に四季報を読みながら
「この企業は優良であることに皆が気づいていない。株価が低い今こそ買いだ…!」
と自信満々だったことを思い出して、

「…」
学ばなければ学べない
というわけで、とても分かりやすい調査結果でした。
ざっとまとめると、
- ちょっとだけ金融教育を受け、
- マネーリテラシーは低いままなのに、
- 自己評価だけ高い人が、金融トラブルに合う
という当然の結果となりました。
とはいえ、投資を広めようとしている身としては、「知ってたw」だけでは済まされない話でもあります。
このブログによる発信が、場合によっては金融トラブルの被害者を生むことにもなりかねないからです。
とはいえ、これをもって「投資を広めようとする活動は悪である」とはもちろん言えません。
車の運転免許を取らなければ交通事故に合うことはありませんが、その代わりに車によって手に入るメリットを捨てることになるのと同じように、
金融リテラシーをに見つけなければ金融トラブルに合う確率は下がりますが、その代わりに多くの利益を捨てることになってしまうからです。
運転免許も金融リテラシーも、不要だと言えるのであれば手に入れる必要はありません。
実際に、プログラミングスキルを向上させること、事業を生みだすことに生涯をかけている人、パートナーが家計を完全に管理している人などにとって、金融リテラシーは不要でしょう。
しかし、金融リテラシーから得られるメリットはとても大きく、これを「捨ててもよい」と判断できる人は多くありません。
そのメリットを享受するためには『低リテラシー時代』は避けて通れないわけですから、
- 若いうちに”取り返しがつく”金融トラブルに遭遇することで「自身過剰だったわ…」と学んでもらいたい
と思っています。
このブログの読者のみなさまも、
投資に慣れてきたころにFXやインド株、信用取引、先物取引、怪しい暗号資産などに手を出し、痛い目に合ってきたことでしょう。
しかし、今となってはその経験が活きているはずです。
どんなものであっても、トラブルは最大の経験となります。
失敗に失敗を重ね、それがあるからこそ真に成長していくことができると言えるでしょう。
というわけで、このブログが金融トラブルに遭遇する可能性は上げてしまうリスクがあったとしても、その先にある『大きなリターン』を手にいられるような発信をしていきたいと思います。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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