NASDAQ100強いですね、NASDAQ100。
なのに弱いですね、レバナス。
みなさんご存じないかもしれませんが、
レバナスとは、NASDAQ100に対してレバレッジをかけた商品で、2021-2022年頃にSNSなどを中心に大流行したものの、2026年現在においてはその名を聞くことすらなくなった商品です。
NASDAQ100は、NASDAQに上場する時価総額上位100銘柄(金融除く)を集めたインデックスで、ざっくり『ハイテク大手企業がつまったインデックス』と言えます。
実際に、近年のリターンはすさまじく、直近5年の間に絶好調であったS&P500を大きく凌駕するリターンをたたき出しています。

そんなNASDAQにレバレッジをかけたレバナスですから、さぞものすごいリターンをたたき出しているのだろうと想像するかもしれません。
しかし、NASDAQ3倍レバレッジETF(TQQQ)は以下のように推移しており、

2026年3月末時点で、2021年の最高値を下回る残念な状況にあります。
まじか。
この理由は言わずもがな、
- 日々の”値動き”にレバレッジがかかるため、NASDAQ100の価格の3倍になるわけではない
からです。
レバレッジ商品は大きな下落に極端に弱く、以下のように大きな下落&大きな上昇を繰り返しながら最高値を更新していくケースにおいて、レバレッジ商品は右肩下がりに推移してことになります。

残念!!
レバナスは、短期間で大きなリターンを期待するには良い商品であるとは言えます。
例えば、「レバナス!」と叫ばれる少し前の期間(2020年3月~2021年12月)を切り取ればこうなっており、驚くほどのリターンを投資家に提供してくれたことが分かります。

ただし、レバナス民が大量に発生した2022年以降には以下のような状況に陥っており、

扱いがとても難しいことが分かります。

「やっぱりレバナスなんかに投資するもんじゃないケロ」
…からの、レバナス(TQQQ)誕生からの全期間をNASDAQ100(QQQ)と比べると、
- 青色:レバナス
- 桃色:NASDAQ100

10倍以上にまで膨れ上がったNASDAQ100が横ばいに見えるほどに、レバナスがものすごいリターン(160倍以上)をたたき出していることも分かります。
レバナスブーム時代(2021-22)に手を出していた投資家にとってレバナスは残念な商品であったかもしれませんが、それよりも長期間投資していた人にとってレバナスはとてもすばらしい商品でした。
夢がある。
というわけで、
- 直近5年のレバナスは悲惨
- ただ、長期投資していればかなり報われていた
ということが分かります。
ただ、これは『今後もそうなる』という証明にはならず、レバレッジの特性がネガティブ方向に発揮され、
- NASDAQは右肩上がりなのに、レバナスは20年、30年たってもマイナスリターンのまま
という事態に陥ってもおかしくありません。
もしもレバナスに投資するのであれば、そこまで理解したうえで投資されるべきであると私は思います。
とはいえ、ここで紹介したのは3倍レバレッジ商品なので、もっと低い(高い)倍率であれば結果は大きく違っていたことでしょう。
そこら辺を加味して、レバレッジと付き合っていけば良い投資もできるかもしれませんね。
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…からの(v2)、同期間(レバナスが誕生してから)のNVIDIAの実績(桃色線)をレバナスと並べてみると、

レバナスの倍以上の実績をたたき出していました。
レバレッジなしなのに…。
こんなものを見ていると、
「将来性のある個別銘柄にいくつか投資していく方が夢が見れていいかもしれない…」
と、レバナスも個別投資する勇気のない私なんかは思います。
チャンレンジしなくても、
神経を擦り減らさなくても、
オルカンで十分大きなリターンが期待できますゆえ。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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