「オルカンやS&P500は投資とは呼べない」
と刺激的なことを言っている記事がありました。
S&P500・オルカン頼みは危険?本当の分散投資とは――杉村太蔵氏、田沼豪氏対談
一瞬、

「なにっ?」
と思ってしまいましたが、よくよく考えてみると
「オルカンが投資かどうかなんてどうでもいいか」
とあたり前のことに気付きました。
投資したいわけではない
現在、資産の多くをオルカンに賭けているわけですが、積極的にこれを選んだわけではありません。
むしろ、『結構大きなリスクがあるくせにリターンがそんなに大きくないオルカン』はできれば選びたくなく、できるものならば
- 年利10%の定期預金
- インフレ+5%の利回りが保証されている個人向け国債
- 期待値が2.0の競馬
といったものを選択したかったです。究極的には、
- リスクゼロで年間100000%リターンが得られる方法
にお金を投じたかったです。
しかし、そういったモノが存在しなかっため、致し方なくオルカンを選びました。
つまり、
- 「投資したい」が目的ではなく、「リスクパフォーマンスの高い方法でお金を増やしたい」が真の目的である
ということです。
あたり前すぎた。
お金を増やしたいわけでもない
これ、もう一歩進むと
「お金を増やしたいわけでもない」
となります。
ちゃんと書くと、
- 「お金を増やしたい」も目的ではなく、「お金を使って○○したい」が真の目的である
ということですね。
これもあたり前すぎる話。
あたり前すぎる話なんですけども、ここにまで考えが至るのはとても遠いです。
おそらく、
- 年利5%の定期預金
- インフレ+3%の利回りが保証されている個人向け国債
といったものが存在していれば、多くの人がオルカンからこれらに乗り換えるのではないかと想像できます。
「投資したいわけではなく、お金を増やしたいだけ」ということは、多くの人が理解しているからです。
しかし、お金を増やした先にある「○○がしたい」が目の前に転がってきたときに、『お金を増やす手段 = 労働や投資』を放棄してまで○○を取るかどうか、想像することは難しいです。
お金は多くのモノ・コトを手に入れる手段になりうるから、「○○さえ手に入ればお金はなくてもOK!」と言うことが難しいからです。
とはいえ、究極的には○○は『幸せ』や『豊かさ』というものになるわけですから、ここまでは理解し、たまには
「なんのために投資しているんだっけ?」
と、考えてみてもいいかもしれませんね。
冒頭で紹介した
「オルカンやS&P500は投資とは呼べない」
という言葉は攻撃的に聞こえてしまいますが、
「オルカンやS&P500を投資と考えるのでなく、良い人生を手に入れるためのイチ手段として考えるべし」
という主張だと受け取れば、本質をついた良い記事であるとも考えられそうです。
おまけ
ですが、冒頭で紹介した記事には、元衆議院議員の方による
インデックスファンドへの積立は、新手の貯蓄スタイルにすぎない
これまでは定期預金ぐらいしか資産形成の手段は見当たらなかったが、新NISAでようやくS&P500やオルカンにも手を広げられるようになったというだけの話。
インデックスファンド程度でリスクを気にするようなら、最初からやらないほうがいい。
長期で定期的に資金を投じ続けたら、結局のところ、その取得値はほぼ平均化されるじゃないですか。そうなると、それは投資ではなくて、新手の貯蓄スタイルですよ。果たして、本当に「長期・分散・積立」は有効なのでしょうか?
などなど、面白い言葉が数多く登場しています。
ここまでくると、

「なにっ?」
とは思わず、怒りを通り越して、あきれるも通り越して、楽しくなってしまいました。
ただ、こういった言葉を発する方でさえ投資本を出せる時代なわけですから、「どうやって情報を集めるか?」が非常に重要であると、改めて感じさせられました。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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