
X上に
「インデックス投資が広がると市場が非効率になる」
という言葉と、それに反論する言葉が多く見られたので便乗します。
最初に結論を書いてしまうと、
- どれだけ市場が非効率になろうとも、私が市場より効率的になれる可能性は皆無だから気にしなくて良し
となります。
インデックス否定派は多い
インデックス投資の否定派といえば、
- マイケル・バーリ(パッシブ投資バブルの懸念)
- ハワード・マークス(パッシブ投資は「混沌としたシステム」)
- ロバート・シラー(インデックスは個別銘柄の評価を歪める可能性がある)
などなど、明らかに私よりも優秀な投資家・経済学者があげられるので、これらに対して
「インデックス肯定派のワイの方が正しいんじゃああああ!」
と声を大にすることはできません。
確かに、インデックス投資には、
- 市場の非効率化
- ガバナンス(株主の決議件など)への懸念
- アクティブ投資へのフリーライド
- リスクの過小評価
といった問題があると言われており、実際にそうであると私は思います。
とくに『市場の非効率化』に関しては、
「市場が非効率になったら、インデックス投資のリターンはどうなっちゃうの!?」
といった不安を感じている方もいるかもしれません。
インデックスが人気である一因
インデックス投資がこれほどまでに流行ってきた一因には『市場が効率的であり、これに勝つことが難しいから』という事実がありました。
よって
「効率的な市場で勝つことは難しいから、インデックスに賭けて平均点を狙っていこう」
と考える人が多いということです。
とはいえ、「市場は効率的」とはいうのも、度々バブル・暴落が発生していることからも分かる通り「市場は完璧に効率的である」と言うことはできず、「まぁまぁ効率的じゃん?」というレベルでしかありません。
投資家にとって、『まぁまぁ効率的な市場に低コストで容易に賭けられる』はとてつもないメリットです。
さらに、残念なことに、この『まぁまぁ効率的な市場』が少しばかり衰えていき、『ちょっとだけ効率的な市場』に落ちぶれたところで、『多くの個人投資家よりも、市場の方が効率的』という状況に変わりはないと私は考えます。
というのも、株式市場が大金を稼ぐことができるチャンスが転がっているために、
- インデックス投資家の増大により市場が非効率化
- 1.を見た投資家が「これはチャンスじゃああ!!」とアクティブ投資をする
- 2.の投資家の増大によって市場が効率化する
という流れが想像できるからです。
よって、残念ながら『市場が私よりも非効率である』という状況は到来しません。
残念ながら…。
残念…。
また、インデックス投資の大きなメリットの一つである『超低コスト』は市場の効率性とは関係なく、低コストでかつ時間をかけずに自分よりも賢い投資ができるのであれば、迷うことなくその投資法を選択する人は多いでしょう。
というわけで、
- インデックス投資の勃興によって市場が非効率になる可能性は否定できないが、それでも多くの投資家にとってインデックス投資は有利な投資法である
と言えるでしょう。
とはいえ、
「インデックス投資に弱点はないんじゃあああ!!」
と考えることはあまりにも脳死すぎますし、ままある予想外の事態に遭遇したときに「本当に大丈夫だっけ…?」と不安になってしまう可能性も考えられます。
よって、時にはこういった「市場が非効率になったらどうなるんじゃろうか?」を想像してみることも大切なのではないかと思います。
アクティブ投資家様様
最後に、
「インデックス投資は、アクティブ投資家の作り上げた市場にフリーライドしている!」
という批判については、反論のしようもありません。
いちおう、
「インデックス投資も流動性の向上に貢献している!」
「インデックス投資によってアクティブ投資のリターンの源泉を提供している!」
と言うこともできますけども、個人的にはアクティブ投資様様だと思ってインデックス投資をしております。
なので、アクティブ投資家への敬意を忘れないよう、常々感謝しながら生きていきたいと思います。(批判するよりも肯定したほうが穏やかな時間を過ごすことができますし)
なお、バンガードから「インデックス投資への批判に対する回答」的な記事も出ていますので、よろしければそちらもどうぞ。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
------
「いいね!」の代わりに下のバナークリックで応援していただけたら嬉しいです!
ツイッターでは記事の公開を通知したり、投資に関係するニュースを取り上げたりしています。よろしければフォローをお願いします!

