バンガードが今年も投信・ETFのコストを下げしていました。
Vanguard delivers landmark cost savings | Vanguard
引き下げの実施は2026年2月1日からで、対象は84ファンド存在しており、例えば
| 銘柄 | 引き下げ前 | 引き下げ後 |
|---|---|---|
| VYM | 0.06% | 0.04% |
| VIG | 0.05% | 0.04% |
| VWO | 0.07% | 0.06% |
といったファンドなどのコストが引き下げられました。
ありがたい!!
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以下のグラフは、資産加重経費率を
- 灰色線:バンガード以外の平均
- 青色線:バンガードの平均
として推移を示したもので、バンガードが業界を圧倒的にリードしてくれていることが分かります。

もちろん、コストよりも投資リターンの方が個人投資家の損益を大きく左右するため、コストが低ければ何でもいいわけではありません。
しかし、ファンドの将来の投資リターンを事前に知ることが難しい反面、『かかるコスト(率)』に関しては、明らかにされています。
そして、『これが低い商品を選ぶ≒コストが下がる≒リターンが向上する』ことになりますし、すでに投資している商品のコストが下げれば、それもリターン向上に直結します。
ありがたい!!
バンガードは『ファンドがバンガードの株主になっている(個人投資家は、ファンドを通じて間接的にバンガードの株主となっている)』という珍しい構造となっているため、『外部株主にバンガードの利益を抜かれることがない』という仕組みであることがコスト減を支えてくれているようです。
ですが、バンガードの超低コストファンドが存在しているおかげで、日本の投信も影響を受けているような気がしています。
オルカン(eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー))はその最たるもので、全世界への分散投資という手間をかけているのに、『ほとんどのインデックスファンドよりも信託報酬が低い』という心配になってしまうような信託報酬をしています。(もちろん、これによって大金を集めることに成功しているので、ただのサービスではないでしょうが)
近年バンガードでは、
- 2025年、「ファンドの重要なリスク項目の開示を怠ったために投資家に損失を負わせた」と米証券取引委員会かが判断(日本経済新聞)
- アクティブETFの拡大、スマートベータ戦略の導入
- 富裕層への個別アドバイス事業の急拡大
など、人によっては「バンガード、大丈夫か?」と思うような出来事や方針転換がいくつかありました。
しかし、少なくとも『コストを下げる方針』については変わりないようです。
この先、バンガードがどのようになっていくのかは分かりませんが、引き続き顧客利益を第一優先に考える企業であり続けてあった欲しいと思います。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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