元スパコンSEが効率的投資で夫婦そろってセミリタイアしたブログ

2025年に夫婦そろってセミリタイアしたスパコンSEが投資について語るブログ


(記事中にプロモーションを含む場合があります)

暗号資産と効率的市場仮説

妄想記事です。ただの妄想。(でも、こんな記事こそ読んで欲しい。読んでほしい!)

 

わたしは暗号資産を保有していません。

その理由を本ブログで

  • 暗号資産のことをよく理解できていないから
  • 暗号資産はお金を生み出す資産ではないから

と何度か説明してきました。

(ちなみに、昨今の大きな下落の前に書いてるからね!)

 

しかし、

「市場が効率的だと信じているんだったら、暗号資産にも投資しないとバランス取れないよね~」

と思うこともあります。

 

わたしは効率的市場仮説をある程度は信じているので、ざっくりと

  • リスクの大きい資産は、期待リターンも大きいのだ!
  • リスクが同じ資産であれば、リスク調整後のリターンも同じなのだ!

と極端に考えています。

 

よってゴールドのように、リスクはあれども、

  • 通貨崩壊に対する保険
  • 古くから信頼されてきた安心感

といった『安心』が含まれている(リスクが小さい)ものに手をだすことはしていません。

 

しかし、暗号資産に関しては、

  • 過去の推移を見ている限りリスクの大きい暗号資産は、期待リターンも大きくなりそう
  • よって、そのリスクが許容できる範囲内で暗号資産にも投資するべきである

と考えることがあります。

 

暗号資産にも市場が存在しており、投資家同士が頻繁に売買しているわけですから、仮に大きなリターンが期待できないのであれば、あれほど大きなリスクを取っていることを理解することは難しいです。

 

宝くじと効率的市場仮説

とはいえ、『市場が効率的である』ことと『投資(投機)対象のリターンはリスクに応じる』が必ずしも一致していないようにも思えます。

 

分かりやすい例は、宝くじや競馬などの公営ギャンブルです。

これなんかは、期待リターンは明らかにマイナスであるのにも関わらず、多くの人が投資(投機)している、謎な存在です。

競馬であれば娯楽要素が強いので理解できますが、宝くじのような『買って待つだけ』にも多くのお金が流れ込んでいるわけですから、「リスクが大きいモノの期待リターンは大きいのだ!」が、すべての投資に言えるわけではありません。

 

もちろん、公営ギャンブルは市場が存在していないので『株式のように価格の是正が行われる』という動きがないという大きな違いはありますが、期待リターンがマイナスながらも多くの人が熱狂しているのは、

  • 「当たれば莫大なリターンが期待できる」という夢を見ることができる

からなんだと想像します。

 

宝くじと暗号資産

さて、そのうえで暗号資産はどうなんだろうかと。

 

現在、世界中の人の約 6.8%が暗号資産を所有していると推定されています(Global Crypto Ownership Reaches 562 Million People in 2024: New Report)

 

また、コインベースによると保有しているグループの属性別割合は以下のようになっています。

グループ 推定保有割合(BTC供給量ベース)
個人投資家(Retail) 約 65.9%
投資ファンド・ETF 約 7.8%
企業(法人) 約 6.2%
政府(国・公的機関) 約 1.5%
その他(失われたコイン等) 約 18.6%(推定値)

 

なお、

  • 株式は、機関投資家における保有率が60~80%(OECD)

とされています。

 

正直、この二つを並べてみて

「やっぱり暗号資産は個人投資家が保有してんな。まだまだか」

と、

「思ったより暗号資産を保有しているファンドや企業、政府が多いな。そこまできたか」

の両方を思いました。

 

宝くじであれば、ファンドや企業、政府を買っている割合は限りなくゼロに近いでしょうから、

「暗号資産は宝くじと同じで夢を買っているだけなんじゃあああああ!!」

と言い切ることは難しいでしょうが、かといって

「株式のように認められている投資対象である!」

とハッキリを言うことも難しそうです。

 

ふむ。

 

ゴールドと暗号資産

さて、希少性が設計されている暗号資産(ビットコインなど)は『デジタルゴールド』と呼ばれることもあります。

また、通貨に対するに中央銀行のような中央管理者が存在していないのにも関わらず、価値が共有されている点においてもゴールドと近しい性質を持っていると考えられています。

 

ん~、そう考えると、先にゴールドの特徴として書いた

  • 通貨崩壊に対する保険
  • 古くから信頼されてきた安心感

が暗号資産にもある、と言うことができます。

 

であれば、コロナ禍以降に大量の通貨が発行され、急激にインフレが進む昨今において暗号資産に多くのお金が集まってきたのにも納得できます。

 

とはいえ、そう考えると、

  • 暗号資産には『保険的な役割』も存在している
  • つまり、安心を買っている分だけリターンは小さくなりがち

ということも言えるのかもしれません。

 

過去の値動きを見ている限り、とてもリスク(ボラティリティ)の大きい暗号資産ですが、あたらめて考えてみると『通貨が没落した時の代替手段』というリスクに対する保険的役割があったわけか…。

 

意外とバランスが取れている…?

さて、ここまでをいったん整理すると、暗号資産は

  • 株式ほどは一般化していないが、宝くじのような夢を見るため”だけ”の存在ではない
  • 暗号資産は、ゴールドのような保険的役割を持っているが、過去を見る限りとてもリスクが大きい資産である

となり、私なりに言い変えると、

  • 仮想通貨には夢を見ることもできるし、いざと言う時の安心材料ともなりうる

となります。

 

これを、投資対象として考えると

  • 『夢を見るという効用』が存在しているため、期待リターンは小さくなりがち、なはず
  • 『保険的役割』が存在しているため、期待リターンは小さくなりがち、なはず

となるわけですが、実際のところものすごいリターンを上げてきています。

 

面白い。

 

そうすると、暗号資産のこれまでの高リターンはどこから生まれてきたのだろうか?

 

例えば、

  • 通貨不安に対する需要
  • 宝くじ的な夢の提供
  • テクノロジーの進化への期待

といったものがすべて成立しているからなのかもしれません。

 

これらにより、

  • ゴールドを買うように、安全のために暗号資産を買う人
  • 宝くじを買うように、夢を見て暗号資産を買う人
  • 株式を買うように、成長に期待して暗号資産を買う人

など、様々な思惑をもって暗号資産を買う人がでてきたことによって、大量の人が集まり、結果として大きなリターンを生み出したのではないかと想像します。

 

株式やゴールドのような既存投資先の中では、『個別株』であれば上記3要素を同時に成立できる可能性がありますので、NVIDIAのように『旬な銘柄』が大きなリターンをもたらしてきたのに近しいものを感じます。

 

暗号資産、買う?

さて、こんな記事を書いていると暗号資産がとても魅力的に感じてしまい

「私も買うか?」

と考えてしまいます。

 

が、買いません。

 

というのも、

おそらく、オルカンに暗号資産が含まれていたとしても、「暗号資産が入っているからダメだ!」とは言わずに、ボケーっとオルカンを買い続けていたとは思いますが、自発的に買うところにまで暗号資産を理解できていないからです。

 

結局のところ冒頭で書いた

  • 暗号資産のことをよく理解できていないから
  • 暗号資産はお金を生み出す資産ではないから

を解消することができていませんし、先に書いた

『ゴールドを買うように安全のために』という価値はいつまでも残るかもしれませんが、『宝くじを買うように、夢を見て』という価値は、暗号資産がさらに広がれば消滅するであろうと考えられます。

また、『株式を買うように、成長に期待』という価値も、暗号資産が一般化すれば消滅することが予想され、

  • いつかは大きなリターンが期待できなくなる

と想像するからです。

 

よって、

  • 現時点で暗号資産を保有することが正解であったとしても、良いタイミングで売り抜けなければならない

となるわけですが、

 

私にそんなことをするスキルはない!!

 

というわけで、残念ですが、私が暗号資産に(個別に)投資することはなさそうです。

 

かといって暗号資産を積極的に避けることもありません。

暗号資産の将来がどうなるのか、私には分かりません。

もしかすると、もっと素晴らしいリターンを提供する資産になっていくかもしれませんし、ナタデココのように一時的なブームとして消滅していくかもしれません。

 

どちらなのか分かりませんが、暗号資産が魅力的な時期にはオルカンにちょっとだけ暗号資産が組み込まれ、時がきたらオルカンから抜けていってほしい、というのが本音です。

 

とか言ってしまうと、誰かに怒られてしまいそうな気がしないでもないので、最後にネコちゃん画像を張って終わりにします。

 

ちなみに、オルカンに投資しておけば『暗号資産を生かしておくための機能』を提供する企業に投資することができますので、

 

「オルカンでいいじゃん」

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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