現在、基本的には18歳から自分の口座を保有することができます(18歳未満は未成年口座となり、親権者が管理する)
18歳から投資を始め、人間の寿命を控えめに100歳と仮定すると、82年間投資を継続することになります。
もし、投資そのものに魅力を感じておらず、
「完全にほったらかし投資がいいのよ」
と考えるのであれば、82年間賭け続けられる投信を見つけることがベストと言えます。
82年という期間はとても長いです。
このブログで度々登場している以下クレディスイスのチャートも、120年という比較的に長期の期間をカバーした実績ですが、
- 今後の82年間のリターンを、たった120年間のリターンから推測できるとは思えない
というのが正直なところです。

直近82年間には、
- 第2次世界大戦
- 金本位制の崩壊
- オイルショック
- 日本のバブル崩壊
- ブラックマンデー
- アジア通貨危機
- ソ連の崩壊
- ソビエト連邦の崩壊
- リーマンショック
- 新型コロナによるパンデミック
など、世界をゆるがす事件が多数発生してきました。
現時点では、これらを乗り越え「株式投資はリターンをもたらす!」を声を大にすることができていますが、何かが少しでも変わっていたらアメリカ株式が今のように強大となっていなかったかもしれませんし、もしかすると「日本株式一択!」という時代がきていたとしてもおかしくありません。
そう考えると『今後82年間安心してお金を預ける先』を見つけるのは非常に難しいです(記事の途中なのに「どうせオルカンを推すんだろ?」と考えているあなた、その通り!)
株式のリスクは大きいが…
さて、未来にどんな世界が待っているのかは分からないものの、その中でも『平時でさえも大きなリスクを負っている”株式投資”』は比較的にリスクが高い行為であると言えるでしょう。
だからと言って、
「先は不明だから、全部を無リスク資産にするんじゃああああ!」
と現金(日本円)だけを保有するのはとても不安です。
不安どころか、過去の戦争やハイパーインフレの歴史を見ていると『今後の82年間に少なくとも一度くらいは日本円にとっては厳しい時代がくる』と考える方がしっくりするくらいです。
かといって、どこかの国の現金だけを保有することも不安です。
これまで世界の覇権国は
- 7〜10世紀 :イスラム帝国(ウマイヤ・アッバース)
- 9〜12世紀:唐・宋
- 13世紀:モンゴル帝国
- 15世紀:明
- 16世紀:ポルトガル
- 16〜17世紀:スペイン帝国
- 17世紀:オランダ
- 18〜19世紀:イギリス
- 1918〜1945:アメリカ
- 1945〜1991:アメリカ vs ソ連(2極)
- 1991〜現在:アメリカ
のように、コロコロと入れ替わっています。
現在の覇権国アメリカが、短期間のうちに座を譲り渡す未来は想像しづらいですが、『この先82年間も覇権国が入れ替わらない』と考えるのも、それはそれで難しいです。
また、『投資先の国に陰りが見えてきたら、投資先を変更する』という選択ももちろんアリですが、
- 平凡な個人投資家が「陰りがある」と感じらるレベルに達している時には、すでににその覇権国(から落ちそうな国)からお金が逃げている可能性が高い
と考えた方がよいでしょう。
特にインデックス投資を選択して、日々投資以外の生活に時間を割いている投資家であれば、なおさら『適切な乗り換えたタイミング』に気づける可能性は低いです。
そのように考えると、はじめっから『乗り換える必要のない投資先』を選択しておくことは、とても重要であると言えます。
その投資先とはもちろん、
『自分自身』です。
絶対的な投資先
もしかすると、株式制度が崩壊するかもしれない。
もしかすると、現金の価値がゼロになるかもしれない。
もしかすると、戦争によって世界に199X年がやってくるかもしれない。
そう考えると、『何があっても生き延びれるだけの力』を身に着けておくことが最優先であると言えるでしょう。
仕事に活かせるスキルを手に入れ、健康を維持できるように体力をつけ、想定外の時代に立ち向かえるメンタルを整えておくために自己投資をし、釘バットを準備しておくこと。
これが、82年安心して預けられる投資先であると言えるでしょう。
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と、とりあえずなるわけですが、自分自身にも何があるか分からないのが未来です。
病気になって、鍛え上げた自分の脳力を発揮できなくなる可能性もありますし、手に入れたスキルがまったく役に立たない時代がくるかもしれない。
そう考えると、『自分自身に投資しておく』を細分化して
- どんな仕事もこなせるよう、知力・体力を身に着けておく
- ヒャッハーな時代に備えて体を鍛えておく
- 病気に備えて健康を維持する
- 便利なツールである『お金』を蓄えるべく投資しておく
と、『自己投資』の中に、『資産を増やすための投資』も加える必要があります。
そして『資産を増やす』に着眼した最適な投資先の一つがオルカンです。
有利な制度である株式に賭けつつ、広く浅く投資をすることで乗り換えの必要性がとても小さい(さすがに”ない”とは言えないけど…)商品です。
これも活用しつつ、自己投資もする。
このように分散投資することが、できるだけ心強い安心を手に入れるための手段なんじゃないかと私は思います。
『82年過去の世界』がいまと全く違った世界であったわけですから、『82年未来の世界』も想像することは難しいです。
分からない未来に向けて『キッチリとした計画』を立てることは不可能なので、様々なものに投資しておく必要がありそうです。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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