- イーロン・マスクは、もし自分の描く未来が正しければ、退職後のための蓄えは「無意味」になるだろうと語った。
- テスラとスペースXの最高経営責任者(CEO)であるマスクは、AIがすべての人に「豊富な資源」をもたらすと予測している。
- マスクの予想している未来では、人々は「欲しいものを何でも手に入れ」、優れた医療や教育を受けられるようになるという。
という、Business Insiderに面白い記事が掲載されていました(Elon Musk: Saving for Retirement 'Irrelevant' in Abundant Future)
なんて理想的な世界!
この
「AIの進化で人々は働かなくて良くなるぞ!」
という話は、様々なところで聞く定番文句で、最近だと
サム・アルトマン「人間は「働かなくても生きられる社会」を前提に再設計が必要」
マーク・アンドリーセン「技術進歩は人類を“労働から解放してきた”」
エリック・ブリニョルフソン「AIは「仕事を奪う」のではなく「仕事を不要にする」」
ユヴァル・ノア・ハラリ「AIにより「経済的に不要な階級」が生まれる」
レイ・カーツワイル「シンギュラリティ後、人間は労働から解放される」
といった著名人が近しいことを言っています。
これは本当のそんな時代が来る気がしますね。
それどころか、1930年にはすでにジョン・メイナード・ケインズが、
「100年後、人類は週15時間労働になる」
と発言していました。
教科書に出てくるような人物すらもが発言しているわけですから、いつか実現してしまいそうな気がしますね。
1930年の発言ということは、あと4年後にはそんな時代がくることを予言していたことになります。
現在週に40時間程度の労働が一般的であるかと思いますので、あと4年で週25時間の労働時間の削減。
さすがに到来する気がしない。
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とはいえ、ここ数十年にわたって労働時間は減少しつつあります。

もともと労働時間が短かった国では大きく労働時間が短縮されてはいませんが、日本はその傾向が顕著で、まだまだ削減できる余地があるように見えます。
その要因を『すべてテクノロジーのおかげ』ということはできませんが、AIはこれを加速させる可能性を秘めている可能性は高いと考えています。
もちろん、『効率的に仕事ができる』と『労働時間が短くなる』をイコールで結ぶことはできません。
より多くの富を求めるのであれば、『効率よく長時間働く』という選択をすることになるからです。
しかし、人によっては『効率よく短期間働き、少量の富を得る』という選択を望む人もいるかと思います。
AIがどれくらい人間の作業を効率化してくれるか、現時点では不明なところも多いですが、こういった選択が誰でもできる時代がくることに期待したいと思います。
期待しますが、「老後の貯蓄はいらない!」と振り切ってしまうわけではなく、投資のように『期待通りにいくとは限らないけれど、とりあえず期待だけはする』程度でいたいと思います。
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最後に、冒頭で紹介したイーロン・マスクの言葉は英文だと以下の通りで、
「Savings? Where we're going, we don't need savings.」
バックトゥザフューチャーのトム・ブラウン博士の
「Roads? Where we’re going, we don’t need roads.」
をもじったことが分かります。
AIがどれだけ進化しようとも、こういった言葉遊びでニヤニヤするためには人間の知識量が重要であることに変わりはないので、これからも色々と学んでいきたいと思います。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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