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「暴落しても売るな!」ってどういうこと?

「暴落しても売るな!」

という言葉をよく聞きますし、私もこのブログで何度も使っています。

しかし、これを知人に伝えたところ「詳しいことは分からないけど了解!」と返ってきて、「おや?」となりました。

 

そういえば『暴落した時に売ることは、なぜ危ないのか?』を具体的に書いたことがなかったような気もしたので、今回記事にすることとしました。

 

この「暴落しても売るな!」は実際のところ正しくなく、「激しく値動きしていても、売ったり買ったりすることはやめなさい」というのが正しい言葉であると認識しています。

売ったまま「もう2度と買わない!」というのであれば、それはそれで「これ以上損失を広げない(が、儲けることも諦める)」という一つの選択として正しいとも言えますが、

  • とりあえず売るのだけど、株式投資はしたいから、またいつか買う

と考えている場合、大きな痛手を負う可能性があります。

 

ここら辺、文字での説明が難しいので、時系列にチャートを並べていくと。

 

①ちょっとした下落が開始。焦って売る。

 

②すぐに反発して買い戻す

※この時点ですでに「売り」が失敗していますが、続けます。

 

③再度下落するも、①②の失敗の反省から売りを急がない



④それでも大き目の下落に耐えきれずに売り

 

⑤回復していくも、度重なる失敗からこれ以上の損失を恐れて買えない



⑥モンスターの誕生

と、

  • 売買を繰り返すことで、市場の下落幅よりも大きな損失を負う
  • 回復機に入っても『上昇していく株価』を「下落しろ…!」と祈りながら見ることしかできない

という最悪の結果となる可能性があります。


もちろん、これは最悪のケースであり、反対にすべての売買を成功させることで、大きなリターンを手に入れられる可能性もあります。実際に、これに成功している投資家も多くいることでしょう。

 

しかし、彼らは『それに備えていた』だけであり、これまで「タイミング投資?無理無理w」と言いながら積み立て投資をしていた人間が、暴落という絶体絶命のピンチがきっかけで『秘めたるタイミング投資で成功する能力』がマンガのように目覚めることはありません。

 

「未来がっ…!視えるっ…!」

 

よって『好不調に関わらずポートフォリオを維持する』のと同じように、

  • 平時にタイミング投資を諦めていたのであれば、有事になってもタイミング投資を諦めたままでいるべし

と言えるわけです。

 

 


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とはいえ、株価が下落していく中「売らずに耐える」という選択をするのは想像以上に難しいものです。耐えられない人が多いからこそ、株価が下落しているわけですから。

 

よって、「下落に耐えられない…!」と感じるのであれば、

「これまで自分の許容リスクを超えたポートフォリオを組んでいたのか」

「これを機にポートフォリオを見直そう」

「このまま株価が下落していっても耐えられる量を株式に残して、残りは現金化するぜ!」

と、株式から完全撤退するのではなく、ポートフォリオの見直しをしてください。

 

本来であれば、市場が好調なうちから『自分のリスク許容度にあったポートフォリオ』を組んでおくべきですが、経験していない暴落を想像しながらのそれは容易ではありません。

よって、もし暴落が発生したとしても、「これは良い機会だ」と思って再考してもらえればと思います。

 

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というわけで、「暴落しても売るな」と言う言葉をシミュレーションしていたら、SNS上にはびこるモンスターが誕生した話でした。

「ここまで悲惨な思いをしたのなら、投資以外で儲けようというモチベーションが生まれるのも致し方なし…」

と考えれば、数多いるモンスターにも優しい目を向けられることでしょう。

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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