現在のポートフォリオは、おおよそ
- 株式投信を7000万円
- 4資産均等型を3000万円弱
という状況となっているわけですけれども、
「もし総資産が2億円あったら、どんなポートフォリオになっているんだろうか?」
を考えてみました。
きっかけは下の記事で『サラリーマンを辞めたら、投資ルールが変わってしまったこと』を書いたことで、
- 『資産が増えたら投資ルールが変わる』ということもありうるのだろうか?
と疑問に思ったからです。
現状整理
まずは現状を整理。
サラリーマンを辞めた我が家の支出(生活費-収入@ほぼ太陽光発電)は、400万円~500万円となっており、総資産1億円であることから
- 労働収入がゼロであっても、20年~25年はもつ資産がある
と、いわゆる『4%ルール』を元に考える『必要な額』に近しい資産があります。
(なお、今後は何かしらの収入源を得る予定ですが、この記事ではそれを加味しません)
が、私は4%ルールをそれほど信頼しておらず、なんとなく脳内にあるのは
「リタイアした直後に資産が半分になるほど暴落したらどうしよう?」
で、そこについては『リタイア後に無収入ケースの資産の推移 』にて
- リタイア直後に50%の下落
- その後、5年かけて元の株価にまで戻す
- そこからは年5%のリターン
の条件で検討したところ「まぁ、大丈夫か」との結論にはなったものの、この条件よりもよりも『厳しい世界』が待っている可能性も十分に考えられるます。
現在では、その『厳しい世界』に備えて、比較的にリスクの低い中期バケツとして4資産均等型を準備しているわけです。
つまり、
- 資産総額が少ないから、ハイリスク・ハイリターンな株式割合を多くしている
- だが、『厳しい世界』が怖いので4資産均等型を含めている
という状況にあります。
これは、反対に考えると、
- 総資産が多ければ、株式比率が小さくても十分なリターンが確保できる
- 総資産が多ければ、資産の100%を株式にするリスクに耐えられる
のどちらの選択も可能であると言えますので、今回はそこについて考えてみることにします。
ケース1.株式比率を小さくする
まずは『株式比率を小さくする』ですが、これは
- 現在では資産が1億円ほどしかないので株式の大きなリターンに期待しなければならないが、2億円あれば株式のようなハイリスク・ハイリターンな投資を少なくできるのではないか?
- これによって心の平和が手に入る
という考えです。
株式を減らす代わりに組み込む候補としては、
- 各種コモディティ
- 債券
- ゴールド
- REIT
- 暗号資産
などで、これらの資産を増やしていくことで『株式のリスク』を薄めることができます。
うーん、しかしこれ、あたり前ではあるのですが
- ポートフォリオのリスクを低減させることはできる
- が、期待リターンは下がる
ということでもありますので、言い変えると、
- 『リスク低減』を手に入れるために、資産が2億円あっても『資産1億円(株式多め)の時と同じ生活』をキープしなければならない
となってしまいます。
もちろん、期待リターンは『どんなポートフォリオにするのか?』に大きく左右されるわけですけども、
- 『リスク低下』を主目的としたポートフォリオによって、期待リターンが3%に下がった
と仮定すると、投資による年間の期待リターンは600万円となります。
うーん…。
2億円貯めたのに、年間600万円の生活費にするのかー?
強欲な私的にはピンときません。
ケース2.すべて株式にする
というわけで、私にとってピッタリな『すべて株式にする』について考えてみましょう。
これは、
- 資産が2億円あれば、暴落によって資産が半減しても『残った1億円』で生活を維持できるため、強気に株式で攻められる。
- これによって大きなリターンが期待できる
資産2億円をすべて株式にし、年間リターンを5%だと仮定すれば『毎年1000万円を使っても資産が減ることはない!』わけなので、非常に魅力的ですね。

「これかな?」
と、なりかねないほど魅力的ではありますが、ここで思い出さなければならないのは
- 2億円を『すべて株式にする』という大胆な戦略を取ると、暴落耐性がむちゃくちゃ弱くなる
という点です。
『暴落しても1億円残るから大丈夫』と言ってはいるものの、これは、現在1億円の資産を持っている状況で『暴落しても5000万円残るから大丈夫』と言っているのと変わりありません。
「資産が2億円あれば年間支出を1000万円にできるぜ!」とはしゃいではいますが、これは『資産1億円で年間支出が400-500万円』という現状とバランス的には変わりなく、結局のところ
- 『厳しい世界』に備えて、ある程度の低リスク資産を確保しておかねればならない
という結論になってしまいます。
結論
よって、
- 資産が2億円あっても、安心して大きな支出をするためには低リスク資産が必要
- すべてを株式にしたら、リスク耐性が弱くなるため支出を減らさなければならない
となり、
- 資産がいくらになろうとも、年間支出の20-25倍程度の資産を持ち、そのうちの一部を低リスク資産にしておく
という現在のルールが私にとっての最適解であるということになりました。
これをタイトルである『資産が2億円あったらどんなポートフォリオを組むのか?』に当てはめると、
- 1.4億円は株式投信に、0.6億円は4資産均等型に投資する
ということになります。
当然、この『納得いくポートフォリオ』には個人差があるわけですけども、私にとっては『株式85%・債券15%』くらいが性に合っているような気がしています。
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もちろん、現時点で2億円の資産を持っているわけではありませんので『ただの想像』でしかありませんし、これが10億円、20億円と桁が変わるほどに大きな資産額となったら考え方も変わるのではないかとも想像できます。
しかし、
- 現行のルールは、資産額が不十分であるからこそ採用している(低資産が原因で無理してハイリスクを負っている)ルールではないことが確認できた
という点において、良い考察であったかと思います。
みなさんも、『もし今の倍の資産を持っていたら、どんなポートフォリオを組み、どんな生活をしているのか?』を想像してみてはいかがでしょうか。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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