FPのカン・チュンドさんのNote『相続した資産は”戸惑い”を連れてくる?』に、
「相続税100%の世界」を思い浮かべることがあります。
と言う言葉があり、考えさせられました。
私は相続に関して、
- 「子どもに大きな資産を残してあげたい」という思いはない
- かといって「生きている間に資産を使い切りたい」とも思っていない
- 偶然、資産が残っていれば相続するし、残っていなければ相続しない
と考えています。
というのも、
- 『大金を相続する=幸せ』とは思っていない
- そもそも自分から相続するタイミングには子どもが老人になっている可能性が高いため、相続の効用は小さい
と考えているからで、
「生前贈与ならまだしも、相続なんて重要じゃないよね~」
と思っています。
もちろん、いますぐに私が亡きものとされるのであれば相続は非常に重要ですが、年老いてからの死における相続に関して気にすることはありません。
よって、相続税100%に関しては、
- そうであろうとも、そうでなかろうとも、私の今後の行動に変化はない
と言えます。
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さて、話の方向は変わるのですが、相続税には思うところがあります。
まず、相続税以前の話として、
- 基本的には、自分で手に入れたお金であれば好きに使ってOK(配偶者が厳しい方は残念ながらこれに当てはまらないかもしれませんが…)
ということになるかと思います。
ここで言っている『お金を使う』とは、『モノを買う』や『お金を支払ってサービスを受ける』ようなことを指しているわけですけども、
- 『自分のお金を自分の子供に託す』というお金の使い方も、お金の所有者が自由にしたらいい
と考えています。
つまり『相続も消費のイチ形態である』と理解しているわけです。
よって、
- よって、相続に対して消費税を大きく超える税率を課すのは不公平である
と私は考えており、現実では
- 自分のお金でコーラを買う場合には税率が10%しかかからないのに、自分のお金で『子孫の安定した生活』を買うためには最大で55%もの税率がかかる
わけですが、これが不公平であるように感じるのです。
それでも相続に高い税率を課すのであれば、『相続』を『消費』のイチカテゴリーと定義したうえで『ぜいたく税』的なものを設定して、
- 同カテゴリー製品の中でも図抜けて値段の高い商品(サービス)にお金を支払う場合は、消費税に加えてぜいたく税を取る
- 相続に関しても同様で、一般的な相続額に対して大きな額を相続するケースにおいてのみぜいたく税を取る
といった形にするべきであると考えています。
そうすることで、『相続』と『その他消費活動』との不公平感がなくなり、相続税に対する抵抗感や反発も和らぎ、より健全な課税制度として社会に受け入れられるのだと想像していあmす。
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なお、
「金持ちから税金をもっと取れ!!!」
「相続税なんかやめろ!!」
の、どちらを言いたいわけでもなく、
「相続税だけ極端に税率が高いことに納得できない」
だけです。
とはいえ、仮に相続税が100%になったとて『税金が、確実に日本が良くなる方向に使われる』と保証されているのであればそれもでも構いませんが、現時点ではそうなっていないため、極端に高い相続税を受け入れることがわたしには難しいです。
また、『富裕層の最大の消費』とも言える『相続』が『老人から老人への相続となっている』点についても問題に感じており、これを少しでも解消る方向に進んでもらいたいと思っています。
そういう意味で『若い世代にお金を託す制度』であるジュニアNISAなんかは素晴らしい試みであったと思います。
これは残念ながら2023年には消滅してしまいましたが、例えばこれを復活させ
- 18歳未満の親族への贈与であれば、年間1000万円までは非課税
- 30歳未満への親族への贈与であれば、年間500万円までは非課税
みたいな形にバージョンアップしてくれれば、
「相続税対策として若い世代にお金を渡してやろうか!」
という人が増え『老人⇒老人⇒老人⇒…』という『世の中に還元されないお金の流れ』が少なくなるのではないかと期待しています。
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カンさんの「相続税100%の世界」という言葉がきっかけだったのにも関わらず、まったく違う方向に話を進めた気がしないでもありませんが…、ざっとまとめると
- 相続だって消費の一種なんだから極端に高い税率をかけないでくれ
- 高い税金を取るんだったら『ぜいたく税』を的なものを設定して早く回収してくれ
- また、若い世代への相続(贈与)の非課税枠を大きくすることでお金が循環するようにしてくれ
といった話でした。
年齢階級別でみると『80歳以上がもっとも多くの資産を持っている』わけですから、
- 『世代間のお金の流れ』で最も大きなものが、80代の人から60代の人への相続である
なんてことにならない世の中になって欲しいと願います。

本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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