GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が2024年度の運用状況を出しておりました。


2024年度単年では、プラス1.73兆円となり、
これまでのトータル成績(2001年~)は、
- 94.3兆円をツッコみ
- 155.5兆円も増やし
- 249.8兆円の運用をしている
となっております。
相変わらず素晴らしい…。
なお、2024年度は以下表の通り、

- 国内債券はマイナス2.8兆円
- 国内株式はマイナス0.8兆円
と、国内資産にとって厳しい1年でしたが、
- 外国債券はプラス1.1兆円
- 外国株式はプラス4.3兆円
と、外国資産がリードしてくれたおかげで通年でのプラスリターンを達成しています。
過去を振り返ると、『国内債券が67%』なんていう時代もあったわけで、このポートフォリオで2024年を迎えたら悲しい結果になっていたかと思いますが、多くの反対があったのにも関わらず現在のポートフォリオになっていたことに感謝です。

(マネクリ)
「日本は将来に希望が持てない国」なんて言われることも多く、であるにも関わらず直近の選挙では『いまの生活を助ける手段』にばかり注目があつまっているわけですが、少なくとも、年金に関しては未来に向けての準備を着々と進めることができており、安心します。
さて、GPIFが素晴らしいのは改めて言うまでもないのでこれで終わりにしますが、一点知らなかったことに気づきました。
それが『運用収益から年金特別会計への納付額』というやつ。

気にしたことがなかったので、詳細の報告資料を見たところ。
年金積立金管理運用独立行政法人法第25条及び年金積立金管理運用独立行政法人法施行令第18条により、年度末に利益剰余金がある時は、年金特別会計の執行状況を勘案して、年金特別会計へ納付することになっています。
との記載がありました。
ざっと説明すると、
- 『運用益の一部』や『年金特別会計が必要とする額』をGPIFから年金特別会計に返還している
- 『年金特別会計が必要とする額』とは『給付する年金や運用をするために不足している金額』を指している
とのこと。

「知らなかった…!」
『GPIFは将来のためだけのものであり、現時点で年金を受給している人への恩恵はゼロ』だと認識していましたが、少額とはいえ運用益を年金の支払い(など)にも使われていたんですね~。
2023年の年金給付の総額は50兆円ほどなので、単年で0.3兆円を返還したところで微々たるものではありますが、GPIFがこの先も巨大化していくことは間違いないため、この返還の影響力も大きくなっていくかもしれません(厚生労働省)
GPIFの資産の取り崩しはまだまだ先であると想定されており、
「私たちには関係ないかもしれないね~」
と想像していましたが、そうでもないかもしれませんね。

というわけで、
「相も変わらずGPIFは素晴らしい!」
というお話でした。
状況によっては、『GPIFの運用益』をわたしが受給することはないかもしれませんが、子どもたち・孫たち世代が安心して過ごせる未来がくるよう、しっかりと年金を支払っていきたいと思います。
本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。
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