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トランプ関税のターゲット中国を含む新興国が強い

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「今年に入ってから、アメリカ市場はヨーロッパ市場に劣っている」

というのは色々なところで見聞きしますが、どうやら新興国市場も好調のようです。

 

これはCharles Schwabの記事から拝借した画像です。

 

2025年の実績は、第1クォータ(一番左)、第2クォータ(左から2番目)ともに、『新興国市場(EM)(水色棒)』が『アメリカ市場(US)(灰色棒)』にまさっています。

※アメリカ市場はS&P500、新興国市場はMSCIエマージング・マーケット・インデックスを採用

 

なお、新興国市場の長期推移がどうなってきたかと言いますと、以下グラフの通り

  • MSCIエマージング・マーケット・インデックスは、リーマンショックから素早く回復したものの、そこからはずっと低調なままとなっている

という状況にありました。

(MSCI エマージング・マーケット・インデックス)

 

それが、2025年に入ってから調子を取り戻したようです。

 

MSCI新興国市場指数の内訳は以下の通りで、トランプ関税最大のターゲットと言ってもいい中国がもっとも大きくなっていますし、

2番目に大きいのは(中国ほどではないにしても)他国よりも厳しい関税が提示されていた台湾となっています。

 

であるのにも関わらず、2025年に入ってから新興国市場はアメリカ市場よりも好調です。

 

というのも、

中国は、いまだコロナ禍から消費者信頼感が回復していないものの、『中国へのトランプ関税』がきっかけとなり、新たな景気刺激策が取られると期待されており、

台湾は、MSCI台湾指数の80%はテクノロジー関連銘柄(TSMCなど)となっており、これらはこの先も世界中からの高需要が予想されていますし、

次に大きな割合となっているインドは、国内消費が牽引している市場であるため世界経済の影響を受けづらいためです。

 

というわけで、新興国市場は好調に推移しており、反対に「世界中に喧嘩を売っている」と言えなくもないアメリカは比較的に不調となっています。

 

面白いもんですね~。

 

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というわけで、

  • これまで超絶好調だったアメリカ市場
  • アメリカ市場に置いて行かれていたヨーロッパ市場
  • リーマンショック後に急回復したものの、その後低調だった新興国市場

これらすべてを含んでいるオルカンは「やっぱり素晴らしい!」と言えそうですね。

 

この先どうなっていくかは不明ですが、

  • 一見不利な立場に置かれているように見える国への投資が大きなリターンをもたらす
  • 「この先も安泰である」と考えられていた国への投資では大きなリターンが手に入らない

なんてことはよくある事態ですので、世界の情勢を見ながら右往左往することなく、オルカンなどを活用して、世界に広く分散投資し続けることが、個人投資家にとって良い選択となることでしょう。

 

 本記事の内容が、本ブログの賢明なる読者達に届けば幸いです。

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